2007年08月

フォローアップ : 康師傅(TINGYI ) 好決算でした

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今日の相場は、ブッシュの住宅ローン困窮者への救済策発表期待で猛烈な上昇をしてくれました。

月末にこんなに急騰したのは久しぶりだと思います。
これで9月18日のFOMC前までは堅調な相場が期待できそうです
とは言っても、10営業日しか無いですから、日経平均だと、7日上昇、3日下落で、都合500円ほど上がれば、9月14日は、17000円超ですね!
それでも、7月末にやっとこさ、、、、ですか・・・
もう少し、、+1000円ほど上がって欲しいのですけどね・・・



8月の世界のヒーローは、中国HK株でした。
右は、赤:上海/シンセン CSI300指数、黄:Redチップ、 緑:H株、です
いずれも、7月末より上昇しています。
2月末からの半年で、それぞれ、
CSI300:+110%
Redチップ:+40%
H株:+50%

ですから、驚異的です。


先日好決算を出した康師傅(TINGYI )ですが、決算後の上昇率はスゴイです。
これまで半年以上も、横ばいで、HK$9.5が壁でしたから、そこをブチ抜くや急騰となりました。

食品の中では少し出遅れていたこと、
PERも、少し低かったこと、
原材料価格高騰や、競争激化の懸念が投資家に浸透していたこと、
これらを今週は払拭した観があります。


過去1年間のパフォーマンスを、比べて見ました。
H株:+112%
Redチップ:+94%
康師傅(TINGYI ):+140%

康師傅(TINGYI )は、こういう短期的な急騰があって、その後は株価が休憩してしまうことが多そうです。そして、休憩が長い分だけ、短期的な急騰はハンパじゃ無い上がり方をしています。
その辺の株価のクセを知っておくことは重要ですね。


最後のチャートは、4番目のチャートに、CSI300指数(赤色)を足したものです。
CSI300指数は、1年間で+300%、4倍になっています。
化け物です!


アメリカ版の平成の鬼平、日銀のバブルつぶしと同じになりませんように!

[関連したBlog]で書いたのですが、

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アメリカでは、(1)住宅価格に関して、
(1)中間選挙で共和党が負けたのは、住宅価格の高騰のせいで、庶民の『住宅が買えない』という不満が高まっていたせいだ、
(2)住宅バブルをつぶさねばならない、
(2)また、PEファンドのファウンダーなどのIPO利益の課税逃れなどに対する批判も強い、、、、、という雰囲気があるので、
Fedとしても、金利を下げることで、特定のファンドを救済したり、証券会社を助けることに後ろ向きにならざるを得ない、、、
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というトーンのsell-sideレポートがありました。
数社に確信したのですが、少数派の見解のようですが、、、

でも、これが本当だとすれば、日本の平成の鬼へイ、日銀のバブルつぶしと同じ風潮ですから、要注意だと思いました。

そしたら、昨日Financial Timesに右のコピペのような記事が掲載されてました。

Central banks should not rescue fools from their folly
あんな馬鹿どもを、中央銀行が救済などしてはダメだ!

馬鹿ども=サブプライム業者、仕組債券組成業者、ヘッジファンドなどを指していると思います。

(注)風刺画のLEMONSですが、レモンには『醜いばか者ども』という意味があります


実際の記事の内容が、それほど過激で無いとしても、内容を読まずにヘッド・ラインだけが一人歩きして過激な流れを作り出す事はママあると思うのです。

90年当時、銀行の息のかかった住専に対して、多くの日本人が
Central banks should not rescue fools from their folly
と叫んでいたと思います。

同じような愚をアメリカは繰り返さない、日本を学んだ、というのが証券業界のコンセンサスです。
一般社会のコンセンサスなのでしょうか、確認する必要があります


康師傅(TINGYI ) 好決算でした

[関連したBlog]など、シリーズもので、『淘汰の時代の受益者』と書きました。

食品製造企業は
(1)原材料価格の高騰や、
(2)政府の食品価格の大幅上昇に対する庶民感情への配慮政策、
といったアゲインストの環境にあります。

そんな中でも、康師傅(TINGYI )は立派な決算を出してきました。

1月−6月の1Hの決算です。
売り上げ:+35.2%

利益:+44.1%(税金の還付が、$5mあり、嵩上げされてます)
麺が、+38.9%、飲料が、36.4%の増収でした。

麺のシェアは上昇しました。
飲料も、ライバルのワハハが提携先(ダノン)とトラブっている間に若干のシェア・アップが出来たようです。

相変わらず、固い会社です。





中国HK株のバブル相場を堪能しよう! :バブル・トリオの決定

[関連したBlog]で、『中国HK株のバブル相場を堪能しよう!』と叫んでいる私ですが、本日バブルの成熟と崩壊までを見届けるために観察する銘柄を決めました。

バブル・トリオの決定です。
(1)中國人壽 (China Life : 2628 HK)
(2)中國海外發展 (China Overseas Land & Investment : 688 HK)
(3)中國蒙牛 (China Mengniu Dairy : 2319 HK )

これらの3銘柄は説明不要のブルーチップです。
金融、不動産、食品、、いわゆる内需銘柄です。
人民元高/ドル安で、メリットを受けます。

ファンダメンタルは、そろって良好
業績は絶好調で、
PERは、割高


(1)中國人壽(China Life : 2628 HK)

予想PER=38.5倍



(2)中國海外發展(China Overseas Land & Investment : 688 HK)

予想PER=31.5倍



(3)蒙牛(China Mengniu Dairy : 2319 HK )

予想PER=42.5倍



ちょっと真面目に、為替を考えてみる (4)シリーズ最終回

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為替市場を動かしている最後としての、1つの小さなファクターです。
短期的なモメンタムの暴走による上げ過ぎ・下げ過ぎ、に関してです。

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これは、通常は基本トレンドを変えるものではありません
今年であれば、2月末の調整、そして今回の7月〜8月にかけての調整を引き起こすようなファクターです。

単なる行き過ぎ、浮かれすぎ、やりすぎ、、、、
適正値からの乖離が大きすぎて、、、、
その価格が維持できなくて、、、、
小さな不安・恐怖によって自然に調整が起こるだけです。
ファンダメンタルからの乖離が大きすぎるから発生する自律調整なのです。

ひとつ大切な事があります。
恐怖の背景・理由は間違っていないのです
小さな乖離は、短期的に修復できます。ファンダメンタルが、OKであれば、、です。

しかし、ファンダメンタルが、OKで無くなった状態にもかかわらず、乖離が大きくなったら、単なる調整では終わりません。。。。
崩壊です、、、

ファンダメンタルが、OKか、否か、、、
この見極めが非常に難しいです。

正しい決断であった時』、、、、あとから決断の時を振り返れば『常に自分は少数派』でした。

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さて、最後の最後です。
右のチャートは、前回ブログに掲載したチャートの下半分の図に人民元(黄色線)を書き加えたものです。

2005年の7月(紫の縦線)以降年率+4%強で、上昇しています。
これは、3つの大きなファクターの、『(1)中国の人民元の世界三大通貨入り計画』というファクターで動いている部分です。

すーっと伸びた黄色の線が、小さな芽が膨らんで、大きくなって行くように見えませんか!!


ちょっと真面目に、為替を考えてみる (3)

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3つの大きなファクターの内、
(1)中国の人民元の世界三大通貨入り計画、
(2)日本人の国際分散投資による海外投資の拡大、
は、一方通行的に、人民元が上昇するとか、日本円が安くなるとかいうファクターです。
しかも、1年〜2年というよりも長期的に影響があるファクターです。

それに比べて、今回の、
(3)各地域の経済トレンドと金融政策は、相対的なファクターです。

つまり、相手との関係で決まるファクターです。自分が勝たなくても相手が勝手に負けたり、自分がいくら頑張っても、相手の方がもっと良かったりするのです。
また、経済トレンドや金融政策は3年〜4年程度で、春夏秋冬のようなサイクルを示してします。
従って、為替に影響を与える相対的なパワーが1年〜2年で、コロコロと変化をするという性格を持っています。

経済トレンドと金融政策に関して為替に影響を与えるのは、『将来の金利の方向性』です。
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では、将来金利の方向性に関して、この数年の日本・米国・欧州の相対関係をおさらいします。
グラフ上半分をご覧ください。
(黒:アメリカ金利、緑:ユーロ金利、薄い茶:日本金利)

(1)2004年の春に最初にアメリカが金利を上げはじめました

(2)その後、約1年と半年遅れてユーロが利上げを始めました

(3)2006年の夏にアメリカの金利は横バイになりましたが、ユーロは利上げが継続しています。その頃に、日本は非常にゆっくりとした利上げを始めましたが、内外金利差という点では焼け石に水状態です。

(4)2007年8月に、サブプライム問題で引き起こされた流動性の混乱に対応するために、アメリカの公定歩合が▼0.5%引き下げられました。

グラフの下半分が、為替の動きです。
ドルに対する相対的な動きで表示されています。
(緑横線:ドル、黒:円、細茶:ユーロ)

(1)の期間は、アメリカの利上げが継続的に実施され、ドルの金利が相対的に高まったので、ドル>ユーロ>円、という傾向が続きました。

(2)の期間は、ドル金利に頭打ち観がでたましたが、ユーロ金利はまだまだ上昇が予想されており、次は円の金利の番だと言われ始めていましたので、ユーロ>円>ドル、という傾向になりました。

(3)の期間は、ドル金利は横バイ、欧州金利は上昇継続でありましたが、日本の利上げが欧米とは異なり非常にゆっくりしか上がらないという認識(=一種の引き締め期待裏切り)が広がり、ユーロ>ドル>円というパフォーマンスでした。

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このような変動があったものの、ユーロ発足後から現在までの長期間のドル、ユーロ、円の変化を見れば、この10年弱は大してドラマチックな大変動は起こっていないのです。

日本、欧州、アメリカは先進国であり、景気の変動の差があっても大した差があるわけでは無く、インフレ格差も同様に大きなものではありません。それゆえ為替レートの三者間の変動幅も、ソコソコの範囲に収まっているのです

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さて、重要なのは現在どのような『将来の金利の方向性』織り込まれつつあるか?です。

8月に爆発したアメリカのサブプライム・住宅ローン問題は、従前の"簡単に収まるコントロール可能なもの"を超えて、『そこそこの手術を施さないと直らない症状』だと判明してきました。

少ない手金に借金を足して、ビジネスを拡大したり、消費をしたりという"アメリカお得意のレバレッジ経済"を少々反省しなければならない状態になっているのです。

そこそこの手術とは、『量的な金融緩和+派手なことを慎む』という組み合わせですから、経済活動のモメンタムは低下し、金利も低下するかもしれません。Fedは、量的な緩和のために、公定歩合を▼0.5%引き下げました。

つまり、7月〜8月に起こったことは、日米金利差の縮小が発生するという金利の方向観が発生したのです。そして、この状態は2007年いっぱいはグズグズと継続しそうな雲行きです。

それゆえ、124円から112円まで急落後、117円までのりバウンドがあったものの、その後は以前のようにドルを買い進めない状態になっているのです。私は、ドルを買い進めない状態は年末まで続くと思っています


ちょっと真面目に、為替を考えてみる (2)

[前回Blog]の続きです。
3つの大きなファクターの二つ目である、(2)日本人の国際分散投資による海外投資の拡大を考えてみます。

日本人の海外債券&外国株式投資の盛り上がりは、多くの人の予想を上回って継続しています。
私も過去の日本人は、"ホーム・バイアス"が強すぎて、日本株と円債に固執しすぎていたと思います。ですから、まだまだ海外投資は先が長いと思います。

ホーム・バイアスの大きな理由は、かつては"円高の恐怖"だったと言われています。
しかし、1990年以降の為替相場は、基本的に大きなボックス(100円〜150円)であった(右上のチャート参照)ことを考えれば、この数年の驚異的な個人金融資産の海外流出の本当の理由は"日本の超低金利"という要因だと思います。

そして、今後も日本の低金利が継続すれば、海外への流出は継続すると思います。そうは言っても、『まだ個人金融資産の3%に過ぎない』とか言って囃している議論は、短絡的です。

個人金融資産には、公的年金の積み立て金、企業年金の積立金、個人保険・個人年金の積立金なども含まれており、これらのアセットのかなりの部分(約30%)は既に海外に投資されているわけで、残りの純粋に個人が自由に動かせる資金だけが、『個人の資産運用におけるアロケーション変更の対象』なのです。

そう考えると、1500兆円の内、自由に動かせるのは、金融資産の最大項目を占める現預金(約50%:800兆円)に限定されます。そして800兆円の内、リスクをとってアロケーションの変更の対象になるのは、約半分の最大で400兆円程度だろうと思います。そして、その30%が海外に振り向けられるとすれば、120兆円です。足元の毎年8兆〜10兆円規模の流出で計算すれば、10年〜15年分に該当します。

じゃあ、このまま10年〜15年も円安が継続するかと言うと、そんな事は困難だと思います。だいたい、マーケットは全体の1/3の期間で、全体変化の2/3を織り込んでしまうものだと、私は理解しています。

そう考えると、過去3年間の円安の幅は、既に60%以上程度は終わっているのかも知れないのです。
つまり、これから円の最安値がまだあるとしても、過去の変化幅よりも小さいのかもしれないのです。
であれば、所詮1990年以降の大きなボックス(100円〜150円)に留まることになる、つまり『大きな波としては、円安トレンドでは無い』ことになります。

100円〜150円、、、、中心が125円、、、今は真ん中のゾーン(115円〜135円)で、ちょうど居心地が良いのかもしれません。
100円〜115円:円高
115円〜135円:まあまあ
135円〜150円:円安




ちょっと真面目に、為替を考えてみる (1)

[前回Blog]で、あまりにも一方通行的な円安を信じてはいけませんという趣旨のことを書きました。
これまで順調に円安をエンジョイしてきたのですが、その背景をおさらいしておきましょう。

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現在、為替市場がおかれている需要は、3つの大きなファクターと、1つの小さなファクターが入り混じって複雑化しています。

3つの大きなファクターとは
(1)中国の人民元の世界三大通貨入り計画、
(2)日本人の国際分散投資による海外投資の拡大、
(3)各地域の経済トレンドと金融政策
、です。
1つの小さなファクターとは、短期的なモメンタムの暴走による上げ過ぎ・下げ過ぎという部分です。

この中で一番重要なファクターは、『(1)中国の人民元の世界三大通貨入り計画』です。中国は、2020年までに人民元を世界三大通貨の仲間入りができるようにしようと計画しています。そして、上海万博の年である2010年には、人民元の完全な交換性を実現する計画です。


下のチャートにあるように、人民元のレートは過去130年の日本円の歴史と似たような推移をしています。絶対的な時間の長さは異なりますが、パターンの背景となる本質的なファクターは共通していると思います。

第一フェイズは、高いインフレと低い生産性という状態を反映してジリジリと為替が下落します。
日本の場合は、江戸時代末期から、昭和24年4月の長期円安時代:
1円=>360円


第二フェイズは、固定レートの時代です。
日本の場合は、昭和24年(1949年)から、1971年の、360円時代

第三フェイズが、生産性の向上など改善した経済を反映する為替価値上昇の時代です。
日本の場合は、1971年から1995年まで:360円=>80円

各フェイズは、それぞれかなりの長期間に及びます。
そして現在の人民元は、『生産性の向上など改善した経済を反映する為替価値上昇の時代』にあり、たった2年が経過したばかりです。

日本の場合は、1971年から1995年までの24年間の長きにわたりました。最後の5年間を行き過ぎとしても、20年近く『円の再評価』が継続したことになります。

同様に考えると、人民元の再評価も20年近く継続する可能性がありますが、2007年+20年で2027年ですが、昔より格差是正がスピード・アップしているので、13年間で2020年がゴールという可能性は高いです。そして当然、日本円のように行き過ぎの数年間を経て落ち着くのだと思います。



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過去に為替に関して書いたエントリーで、参考になりそうなものをピックアップしてみました。

2007年7月12日:アメリカの消費が不振だとドル安がやってくる、、、、かな??
2007年6月26日:静かに、マーケットを観察中、、、今日、へーっと思ったニュース、言葉
2006年12月27日:2007年を見据えて: 流動性を考える: 弾けているバブル、進んでいる処理 (4)
2006年10月5日:21年ぶりの円安、、、本当?

(資料) ドル/円長期チャート、 1971年以降

特集 : 為替

ちょっと真面目に、為替を考えてみるシリーズ
(1) 、 (2)、 (3)、 (4)


為替を考える上で参考になりそうな過去エントリーを整理してみた。
(07年8月25日以前)

(1) 2007年6月17日〜19日
"行ける所まで行ってみよう相場"なんだけど、為替って、この5年で変わったの?
第一回、 第二回、 第三回、 第四回、 第五回、 第六回、 第七回、

(2) 2005年1月21日
温故知新 : ドルと円の歴史

(3) 2007年1月7日〜2月3日
The Commanding Heightの攻防戦
1.2007年のキーストーン: 中央銀行 vs 市場、流動性の支配権を握るのは? (1)
2.2007年のキーストーン: 中央銀行 vs 市場、流動性の支配権を握るのは? (2)
3.2007年のキーストーン: 中央銀行 vs 市場、流動性の支配権を握るのは? (3)
4.2007年のキーストーン: 中央銀行 vs 市場、流動性の支配権を握るのは? (4)

(4)資料
資料:人民元の長期チャート
(資料) ドル/円長期チャート、 1971年以降

(5)2005年7月21〜9月14日
人民元、ついに切り上げ!!
(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)


自信を持つべきだが、勘違いしてはいけない

[前回Blog]で、『短期間のパフォーマンス評価を無視できる個人投資家の有利さが見事に出た8月』と書きました。

確かに、
(1)変にホーム・バイアスがかかった分散投資配分(注1)の既成概念にとらわれずに、海外資産に思い切りシフトし、
(2)チョットやそっとじゃ、オタオタせず、調整のたびに逆張りで追加投資を継続してきた、
という戦略は大正解で勝利の方程式でした。
まだ、しばらくは自信を持って継続してOKだと思います。

(注1)ホーム・バイアスの代表的な見識
(1)日本人が、日本から投資するするのだから、円債券>日本株>外国債券>外国株であるべきだ。
(2)外国株は、MSCIの分散ウェイトにしたがって、アメリカと欧州の合計で95%程度を標準とすべきで、エマージング株式は、せいぜい2〜3%にとどめるべきだ。


右は、2006年初〜8月24日までの、世界の株式の円建てのパフォーマンスです。
赤:エマージング、+45%
白:アメリカ、+17%
緑:日本、+0%

外国株重視、中でもエマージング株式重視は大成功の戦略です。


2番目のチャートは、同じ期間の為替レートの推移です。
赤:US$は、対円で、▼1%ほど目減りしています。
ユーロ(白)、オーストラリア(黄)、中国(緑)は、7月以降の円高でも、まだプラスが残っています。

過去にも何回も書いていますが、為替は株と違って、"EPSに比例してドンドン行く"という性格の投資対象ではありません。

今回の円高が我々に告げた事は、
株価も、グイグイ、
為替も、ドンドン、
こんな超美味しいカップリングは、いつまでも継続するわけじゃ無いですよ!
という警告
だと思います。
年末までの為替は、良くて横ばい、、、それ以上は為替に期待しない、、、そういう慎重な姿勢の方が良いと思います。
株が行くんだから、為替も行きます、、、というのは、勘違いだと思います。


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