2010年02月

読書メモ : ルネサンスとは何であったのか : 塩野七生

気に入った文章の書きうつし
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ルネサンスとは何だったのか(塩野七生)
表現とは自己満足ではない。他者に伝えたいという強烈な思いが内包されているからこそ力強い作品に結晶できるのです

ルネサンスの遺産:(1)芸術作品(2)精神の独立に対する強烈な執着、自分の眼で見、自分の頭で考え、自分の言葉や手で表現することによって他者に伝える生き方(3)悪もまた我にあり→ 自己コントロールの必要、ルネサンスとは精神のエリートたちによる運動だった

ヴェネツィア元首(ドージェ):共和国の顔であるがゆえに権威は他の誰よりも高くても、権力となると元老院の二百票のうちの1票、十人委員会では17票のうちの1票でしかなかった。権威と権限が1人に集中しないような徹底したシステムにしておかないと少数指導制は機能できない

中世の修道院は農業経営者でもあった。ローマによる平和が失われて以後、襲ってくる盗賊怖さに農民は逃げ去り荒地と化した農耕地に再び犂を入れ始めたのは修道士たちだった。
イタリアのブドウ畑の所有者台帳をたどっていくとほとんどといってよいくらい修道院にたどりつく。修道士たちが始めたにせよ耕作が可能になれば農民も戻ってきて、農作物も増える。作物が増えれば農民が生んだ子を育てていけるようになる
修道院の多くが城塞でもあるかのように堅固な造りになっていたのも盗賊が襲ってきたときに農民が逃げ込めるためでもあったのた

あくな探究心こそがルネサンスの精神の基本、ローマ法王庁や封建諸侯のような異分子導入によるカルチャーショックを嫌ってきた純粋培養組織が危機に陥ったのが中世で、この危機がルネサンス運動を生む端緒になった。
ルネサンスの時代は、それ以前&以後の時代と比べても「量よりも質の時代」であった。

13世紀のイタリアの人口増加の要因は「食べていけるようになったから」に尽きる。十字軍特需による経済力の向上は海運、交易、金融や手工業に限らず、その他の業種にも及んだ。
十字軍特需の恩恵は「頭脳集団である都市国家に住む市民たち」には大きかった。彼らの生産性は、封建領主や修道院で働く人の40倍とも言われるほど高かったのだから

商人の子であったが故のフランチェスコの現実感覚の鋭さと、それに基盤を置いた天才的なオーガナイザーとしての組織力
フランチェスコがルネサンス人である理由は「選択の自由」を認めて実践したことになる

衆に優れた人物は衆に優れた他者を見出す眼識の持ち主でもある(マキャベリ)ローマ教会という「太陽であらねばならない巨大な組織」に新しき血を導入することが組織の活性化に利すると判断しフランチェスコ修道会をイノセント三世は認めた

生命力は自然が与えたもの、ヴィルトゥス(徳、調書、能力、器量)は人間の意志力の成果。マキャベリはヴィルトゥスは民族間を移動するという。ギリシアからローマへ、ルネッサンス期にはフィレンツェからローマへ。移動の要因は経済力と、知りたい見たいという欲望、見たいと欲すれば見えてくる

学芸の興隆は経済の興隆があってこそ

覇気とか活気とかは善悪に関係なく発揮される性格を持つ。野の百合とソロモンの栄華がともに存在するのが人間世界の現実でもある

ルネッサンスの光をローマで咲かせるのは膨大な資力を必要とする。メディチ銀行が倒産しメディチ財閥も解体した状態ではレオーネ10世(メディチ出身の法王)が私財を使おうにも無い。そこで免罪符を思いついた。最初の動機は悪ではなかった。
免罪符にドイツの素朴な善男善女は騙された。天国の予約代金はローマに送られミケランジェロ設計の聖ピエトロ大寺院やラファエロ描く傑作やレオーネ10世の華麗な生活に化けた

法王や枢機卿たちの華麗な僧服の一方には黒や茶や白の粗末な僧服や修道衣の一群がいる。この両輪で成っているのがキリスト教会の組織の強みだ。華麗と清貧の双方とも満足させることこそ、双方を求める人間の本性であるから

キリスト教ぐらい時代の流れに柔軟に対応してきた組織もない

ルネッサンス:聖書を通して見、考え、行動していた中世を脱し、人間の目で見、人間の心を考え、人間の判断で行動することを打ち上げた精神運動

勢力均衡策とは現状維持政策だ。現状維持では不満などこかの国が現状維持主義国の全人口に匹敵する大軍を率いて攻め込んできたらどうなるか、15世紀末にフランス王の軍に攻め込まれたイタリアの分立した諸国の状況がそれだ

メディチは専制君主だった。しかし好ましい専制君主だった。英明な人にリードされると、何故か自由と秩序という二律背反も手を結び合えるものだ

才能があると自負している人材は「創作意欲に燃えている人なら優れた他者からの刺激を受け彼らと競い合うことが何にもまして自分の創作行為に益する」ことを知っている

政治とは行き過ぎを是正することと経済の繁栄を長続きさせる人智である

宗教とは信じること、哲学とは疑うこと

高価で数の少ない筆写本の時代が終わり印刷本の時代なったということは知識が聖職者の独占であった時代の終焉を意味した。判断を下すに必要不可欠な諸々の知識は教会や修道会の手から離れ市中に普及していった

人間なら誰にでも現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は見たいと欲する現実しか見ていない(カエサル)

通商は異分子との交流なしには成立しない。交流すれば純粋培養時にはなかった刺激を受ける。この種の刺激を受けたのが生産性で群を抜いていたベネチアの頭脳集団なのだから彼らが経済上の成功者にならないほうがおかしい

真の国家とは政治や軍事のみでは成り立たない。経済や学問も文化も重視されてこそ文明国であると言える

創造する行為が理解の一本道。考えるだけでは不十分で口、ペン、絵筆、ノミなどで表現してはじめて「知識、理解」になる。表現という経路を経ることによってより明快になる

ルネサンスとは何であったのか

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かなり以前に読んだときに当時の手帳にメモっていたもの
今回デジタル化(=単なる手帳メモの整理ですが・・・)しようと考えて、まずは細切れの時間を利用してtwitter書いた。
それをもうもうさんに教えていただいた無料ソフト(紙Copi Lite:下がソレです)にコピペして、このブログに再コピペした。

紙copi lite_2

紙Copi Liteは、サクサク動くし、一覧性もあるので便利みたいです。
これがpomera DM-20に入って入れば便利だろうな!

週末の定点観測 : 全体感

世界的に財政赤字の維持可能性が議論されている。
日本だけは感受性ゼロという雰囲気だ。

楽観的に考えれば、景気さえ良くなれば、税収が回復するので心配は杞憂だ。それに個人金融資産という大きなバッファーはまだ数年間は大丈夫だ。。。。となる。

悲観的に考えれば、誰かが国債を売れば価格が下がり評価減を恐れる機関投資家は我もと続く。個人金融資産は買い支えをしてくれるわけではない。世界は既に投資家に対するBeautiful Contestを始めているのだ。。。。となる。

まずは為替が動くだろう。そして債券価格だろう。


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今週はアメリカの弱さが気になった。
出遅れのキャッチアップ時代が終わるのかもしれない。

飲茶_20100228

世界全体は静かでした。日本はオリンピック放映中は見事に膠着状態。

世界飲茶_20100228

べトナム、韓国が若干弱かった

アジア_20100228

ドルは止まった

DXY_20100227

ユーロが下げ止まったからだろう

ユーロ_20100227

2月はリスク・マインドが底打ちを見せたようだ

CRB_20100227

長いチャートで見れば急騰の自然な反落に見える。
悲観的に考えれば、二酸化炭素と同様に欧州発の財政赤字縮小ブーム(=景気低迷時代)の始まりだということだろうが、そんな壮大なテーマは今は判定が困難だ。

MSCI月次_20100228

下は長期チャート

長期飲茶_20100228

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記憶のアドレス : BDソフトを求めてきたようなものかな

メモ帳、ワープロ、カード型データベース・ソフト、ブログ、、、
「これは覚えておきたい」と思うものを整理整頓して保存するために多種多様なモノを試してきた。

昨年までの6年間はブログが非常にパワフルな整理整頓の道具だった。

今年からtwitterを"お試し"している。携帯用の手帳とブログの中間地帯にすっぽりと収まった感じがする。

パっと思いついたことを小さなメモ帳に書いておく。
昨年までは紙きれを透明のホルダーに収納して点と点が結合したらブログに書いていた。
今は紙きれのメモをtwitterにホイホイ書き込んでいる。少し時間が経過したら、twitterからブログへと取捨選択&編集しながら書き込んでいる。

毎度のように苦労しているのは、何をどこに収納したかを認識する方法だ。
何がどこにあるかがわからなければ、無いのと同じだ。
結局これまでは、ファイル(=記憶)の存在場所をコントロールするデータベース・ソフトのような機能を求めてきたようなものだ。
検索エンジンがその役割を代替してくれているのだが、それでも定期的に全体像を把握するための努力が必要になる。
全体像把握の何か良いモノがないだろうか?

週末の定点観測 : アメリカ

Googleは中国で社員募集を再開し、営業も力を入れ始めたという記事を見た。
アメリカは実利を取りに行く作戦に切り替えたと思う。
ダライ・ラマ問題も、会うにはあったが表敬訪問で終わらせたようで、ダライ・ラマ側の不満は大きいようだ。
アメリカにとっては人権擁護派の手前「とりあえず会ったという事実を作る」ことに焦点を絞り、会談の内容を無くすることで中国に配慮したのだ。

さて今週のアメリカ株はダレ気味だった。
経済の足元がふらついていることを否めなくなったからだと思う。

US株_20100227

IT関連はそれでも健闘していると思う。世界の需要、特にアジアの需要がお客様だから。

0_20100227

金融はこんな感じ

US株_Fins_20100227

ABCP、、、ジンワリと減少、、、嫌な感じだ

ABCP_20100227

新規失業者、、、悪い

新規失業者_20100227

中古住宅販売、、、ダメですね

中古住宅販売_20100227

新築住宅(下チャートの上段)はNew Lowへ落ち込んだ。
価格(下段)も良くない・・・

US住宅_20100226

住宅購入のためにローンを申し込む人もNew Low

住宅購入_20100225

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以下は、3か月ごとのデータです。今回は12月末状態

支払い遅延は小康状態に入った

支払い遅延&担保処分_20100227

サブプライムの遅延が止まった

遅延内訳_20100227

固定金利のローン(黒、茶)は遅延悪化が続いている

遅延内訳_2_20100227

サブプライム物件の競売はじり高

SubPrime担保処分_2_20100227

全米住宅価格は低位横ばい

ケース・シラー_2_20100227

2月は公定歩合が上昇しました。
FFレートの方が重要ですが、これは変化なしです。

FF_公定歩合_20100222

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週末の定点観測 : 中国

春節の一週間休みが明けて、どんな反応になるのか興味津々でしたが、やや上がったという感じです。
欧米ではワイワイと騒がしいですが、中国は「私は自分のことで忙しくて手一杯です。今は自分のこちをシッカリやるときなのです」という雰囲気だと思います。
3月の全人代が終わるまでは波風立たずでしょう。

A_H_Red_20100226

内需関連もまあまあの反応

中国内需_20100226

A株は実質横ばい

上海A株PER_20100226

下は月足チャート

上海A株PER(月次)_20100226

中国のバブルはドバイより劣悪だ、、、と誰かが叫んだそうですが。
両国を比較した資料を頂戴しました。きっと欧米では心配が膨らんでいるのでしょう。

そういえば昨晩NHKラジオでロンドン在住の大和証券の方(児玉氏、所長?)が「ロンドンから見たBRICsは、アジアから見たBRICsよりも不安に見える」と話しておられました。足元の欧州のPIIGS問題とか、最悪期は去ったとは言え不安定なロシアが近くにあるので、アジアの好調を素直に見れない、、、そんな欧州の状況を示唆してました。

さて、下は中国(緑)とドバイ(黒)の不動産価格です。
左:ドバイの上昇率は猛烈だったのですね・・・
右:所得対比のグラフですが、中国(緑)は所得の上昇にそって(正確には所得の上昇率よりやや少なく)不動産価格が上昇したことが分かります。ドバイも商業ビルが問題をおこしており、地面の値段は問題では無いと感じます。

ちなみに、もし所得上昇率<不動産価格上昇率なら、焦って買うか不満が増加します。日本の不動産バブルのときがそうだったと思います。

China VS Dubai_1

下は不動産ローンの状況です。ドバイのデータが無いのでUAEになっています。
UAEでこんなに不動産に貸し込んでいるのですから、ドバイはもっとスゴイ状態だったと想像できます。

China VS Dubai_2

下は日経新聞の経済教室ですが、赤枠でかこんだ部分に日本と中国の所得分布が出ています。
今後長期間にわたって、この差が縮小するのでしょう

日中ミドルクラス_20100222

PIIGSですが、アイスランドが堅調です。 理由は不明です。 4500億円をUKとオランダに返済するかしないか、、、払わずにEUに加盟することは不可能ですから、条件交渉して国民を説得するしかないですね。もとはと言えば自分でまいた種から発生した問題なのですから・・・

他のPIIGSは株価が下落しています。問題が静かに悪化していると思います。

PIIGS_20100227

こちらは東欧です。冴えないです。欧州全体が、どうしようもない困った状態になっているのだと思います。
アメリカとアジアがバブルになって欧州の製品を大量に購入してほしいと心から願っていると思います。

東欧_20100227

リスク・マインドの回復は継続しています

商品_20100227

ゴールドもしかり

通貨別ゴールド_20100227

船賃です

BDIY_20100227

新興国通貨、、、まちまちです

新興国通貨_20100227

こっちは月次チャートです。

新興国通貨(月次)_20100227

人民元は、我関せず状態のまま・・・

人民元(長期)_20100227

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今年の春は、一週間遅れています

最初は暖冬と言われておりましたが、冬本番のころからはそれなりに寒かったのが今年の冬だったと思います。

水仙は昨年より一週間早く咲きました。。。。暖冬で始まった
でも、クリスマス・ローズは昨年より一週間遅れています。

クリスマス・ローズは昨年はじめて咲きました。
今年は、昨年よりもつぼみの数が増えています。
開花が楽しみです。

クリスマスローズ_1_20100227

先週は花芽なのかが不明でしたが、今日はハッキリと花芽だとわかるまで膨らんできました。
次の週末は咲いているかな???

クリスマスローズ_2_20100227

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週末の定点観測 : 日本

大山鳴動、、、、終わってみれば、やれやれ一息ついた、、、そんな今週でした。
ヒドイ状態の日本ですが、アメリカも欧州も結構な悪さだな、、、そう再確認したのが素直な感想です。

日本株_20100226

何か特筆するべきことがあったのか? 見当たらなくて困っています。

日本株セクター_20100226

リートは持ち直し、、来週から3月ですが、悪いことは既に見えてしまった。
足元の高利回りも今後のことを考えれば買いあがるほどの魅力でもない。。。。これだって遠の昔に織り込み済み。
思えばサプライズが無くなってきたのがここ2週間です、、、こういうときは普通は売ってははいけない。

Jリート_20100226

小売は総じて堅調

日本株_小売_20100226

カードは総じてダレダレ

日本株_カード_20100226

サラ金もダレダレ

日本株_サラ金_20100226

L&Sも冴えません。。。。両社の株価が膠着しています。

日本株_L&S_20100226

為替は円高、、、、日本の国債の格下げ方向が木曜に出ていましたが、ドコ吹く風。 足元は3月の決算に向けてのレパトリが勝っているのでしょう。

対円4通貨_20100227

2月は騒いだ割には動かなかったですね。

ニトリ_イニクロ_任天堂_20100227

毛沢東 と ガンジー

アジアの戦後史を調べていて、毛沢東ガンジーには共通点があると思った。

どちらも国の独立に向けた強烈な意志を持っていた。彼らがいなかったらインドも中国も独立はもっと遅れていたかもしれない。

毛沢東とガンジーをサポートした要人の経済政策は両氏の方針に反対だった。
ガンジーにはネルーがいた。毛沢東には陳雲がいた。
極端に言えば、毛沢東もガンジーも農業を中心とした自給自足経済を志向した。商工業は農民が必要とするものを作ったり農民に奉仕する範囲で存在が許されるとみなされた。

独立に際して敵対したのは欧米先進国(部分的には日本も)だったが、彼ら欧米先進国が採用していたのが資本主義であり、「欧米列強&資本主義」に反対する思想になったのだろう。

しかし、ネルーも陳雲(後には、�眷小平)も、経済の活性化のためには近代化が必要だと訴えた。豊かで強い国を建設してこそ国民が豊かになると考えていたのだ。

ネルーの場合はガンジーが独立の翌年に暗殺されたために、ネルーの経済政策(工業化、近代化)が実行された。

陳雲の場合は毛沢東が長寿で長期間権力を保持していたので、文化大革命中に失脚している。
�眷小平は陳雲よりさらにインセンティブを重視した経済政策を志向していたので、陳雲同様に毛沢東によって失脚させられている。

毛沢東の文化大革命は「全員農民になれ」という貧乏平等に帰着し数千万人が餓死したと伝えられる。
毛沢東の失敗後に、陳雲と�眷小平が復権して、1979年以降の改革開放路線へとつながっていくのだが、その過程では陳雲は保守派のリーダーとなっていく。
陳雲は社会主義80%、市場主義20%という市場主義(=鳥)は、社会主義の籠の中に限定されるべきだと主張し、死ぬまで経済特区を訪問しなかった。

何故、ガンジーも毛沢東も古代社会のような商工業が小さな役割であるべきだと考えたのだろうか?
反欧米列強(=資本主義)という政治的な部分や、権力闘争のためにする部分を別にすれば、古代社会的な良き時代のバランスを崩したのが欧米列強なので、彼らを追い出して古き良き時代に戻ろうと単純に考えたのかもしれない。

そこには政治的な独立には能力を発揮できても、社会、コミュニティを豊かに発展させていくための手法(=経済政策)を理解できなかったという共通点があったように思う。

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以下は本文とは無関係だが・・・・

国民党(蒋介石)と中国共産党が内戦をしていた時、いったんは国民党がかなりの優勢になっている。毛沢東軍は九万人が5千人に減少する敗走(=共産党は長征と言う)を経験している。

その後に日本が中国への侵略を深めたために共同して日本に対抗する第二次国共合作に至ったと言われる。
もし日本の中国大陸深くへの侵略がなかったならば、現代中国の姿は全然違ったものになっていたように思う・・・

二つの中国_20100226

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アクティブ・ファンドを名乗るなら 30銘柄

ETFやPassive Fundがもてはやされている。
現状では正しいと思う。

何故か?
アクティブと称しながら、パッシブに毛が生えた程度のリスク・テイクしかしていないからだ。
年間1%の運用Feeを20年間払うと、資産の20%を召し上げられる
年間2%の運用Feeを20年間払うと、資産の40%を召し上げられる

まじめにアクティブする意思があれば、投資信託でも、30銘柄で良い。
下図になるような分布が適当だ。
残高が多いと・・・・、、、ならば限界を超えた部分にだけ、ETFや自社のパッシブ・ファンドを無手数料で保有すればよい。

Active Fund

株式投資は、昆虫採集や、コレクションとは全然違う。
資産を増やすために、株式を一定期間、利用させていただくというものだ。
株式と心中するものではない。

自信のないFMほど、あれもこれもと多くを保有し、しかもバタバタと売買するものだ

1970年代の失敗を忘れて、また失敗を繰り返す「民主党の傲慢」

今日の経済教室を読んだ感想だ。

経済が現在より単純だった時代のようには政府が経済を管路し、経済に介入することが困難になっている。政府の主たる役割は、国際化した経済活動の調整(=国家間の交渉)に重心が移っていると思う。

複雑化した現代経済においてシッカリした経済政策を企画立案するには、経済政策に関する
確かな見識
すぐれた構想力
強力な組織統率力

が必要だ。

今の民主党政権を観察すれば、会社でいえば、業績不振が数年間続き混迷の度を深めた時に、どこか部門の声の大きい部長が突然社長になってしまった構図に近い。
会社を経営するための正しく企画立案する構想力持てる力を効率よく活用する組織結集力の両方のサポート部隊が欠如した人間が社長になってしまった会社だろう。
日本という会社を経営するに必要な構想力は非常に幅広い知識と経験が必要だ。政治家にそれが備わっていることは非常に稀だ。現在の民主党政権には(時間が解決してくれるという希望はあるが)欠如している。
組織結集力・・・・複雑な経済問題では全員一致などありえず、圧倒的多数の賛成すら可能性が低く、通常は51 VS 49という状況になる。そうであっても全員のベクトルをそろえる無言の強制力がリーダー(=首相)には必要だ。各議員も自分の意見が通らないなら即そっぽを向く野党の性癖を維持したままでは良くない。

経済教室_石弘光_20100225

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