アメリカで住宅価格が下がっている。これは、消費者の心理に悪影響を与える。でも、アメリカの株は順調に上がっているから、悪影響を相殺できる。

なるほど、、、でも、家は70%ほどの世帯が保有しているが、株は金持ちに偏っているという意見もある。

1番目は、中古住宅価格だが、たしかにこの数ヶ月に変調ぶりは目が点になる。
こんな下げは、アメリカにとっては数十年に一回の出来事だ。
日本もかつては住宅神話があった。決して下がらないと、、、、
その点ではアメリカも同じだ。
これまでは、一年ほど下がることはあっても、すぐ上昇に転じてきたからだ。

ただ、住宅価格だろうが、株だろうが、下がった時は貧乏人ほど悪影響が大きい。
金持ちは、家と株が少々下がろうとも、普段の生活には、影響が無いからだ。
でも、貧乏人は違う。
あっという間に、生活レベルを下げる羽目に陥るのだ。

アメリカでは、ディスカウントショップ(ウォルマート、WMT)や、安いファミレス(アップルビー、APPB)の営業が苦しいようだ。株価も軟調になっている。




2番目は、売り出し中の中古住宅だ。

売りたし!、、、は、急増中で、
買いたし!、、、は、やや引き気味だ。

その結果、現在の売りたし!を消化するのに、8ヶ月もかかる状況だ。
こりゃ大変だ!
中流の一部が貧乏人に落ちちゃうだろう。

日本でも住宅価格が下落した時、大変な状況になった。
確か、92年〜94年だったと思うが、安いスーツが急速に流行した。
デパートでも、9800円のスーツを売るような状況にまで、消費が急速に縮小した。
また、自動車の買い替えサイクルが長期化した。

アメリカは、消費の国なので、そんなことにはならないと思う。
思い出すに、90年代前半のアメリカは、軽い不動産不振が数年継続していた状況だったが、当時も中流の一部脱落が叫ばれていた。今回も同じだろうな。いや、90年代より、ちょっと悪いかも