今日は今年初めてガソリンを給油しました。
近所の出光ですが、ハイオクで、113円(ガソリン、53.8円+ガソリン税、53.8円+消費税、5.4円)でした。

給油を待つ短い時間にTVを見ていたら、「構造改革は悪だ。ソレが証拠に、不況になったじゃないか、世界的な不況が構造改革の間違いを証明している」と某党の議員さんがわめいていた。

大衆迎合政治家という言葉がありますが、迎合主義が流布するご時世では、正論は引っ込むしかないかなぁ、、、と日本の近未来の暗さを感じてしまいました。

さて、このまま改革からバラ撒きに戻ると、、、、、
小泉元首相が始めた構造改革は55年体制(古き良き自民党&社会党&官僚の馴れ合い政治)をぶち壊してしまいました。

55年体制の受益者は小泉憎し、古き良き時代よもう一度!という大合唱です。
おりしも不況になって、「不況は小泉の構造改革が弱者を切り捨てた結果だ」と主張すれば有権者に受けること99%間違いありません。

で、そういう主張をした議員さんが多数を取った後の日本は????
マズは公約どおりにバラ撒きです。
福祉の充実です。
でも、予算が大幅に不足しています。

すると、利害関係者間の調整をすることになりますが、これこそ古き良き自民党の得意分野です。理論優先の野党の不得意分野です。
結果的に、バラ撒き復活は古い体質の自民党の躍進につながるのだろうと思います。

そんな状態の日本経済を想像すれば・・・・頑張って儲けて税金を払ってくれる企業は衰退してしまい、法人税は枯渇してしまいます。
しかも、株価は低迷状態なので、将来の厚生年金は約束した金額を払えないことがマスマス明らかになってしまいもうどうやっても隠せません。

仕方が無いので、
(1)1000万円以上の所得者の税率を50%にしよう。
(2)株の配当や売却益は、50%課税にしよう。
(3)相続税財産が1億円以上ある場合は、税率を80%にしよう
などと画策することになりますが、、、、
どう計算してもおカネは不足です。

===続く===