過去半年ほどの為替市場を眺めていて、円は本当にマイナーな通貨になってしまったと感じる。
ドル円がどう動こうが世界経済の基本部分には影響を及ぼさなくなってきた、、、そういう事だと思う。

先進国経済の動きはドル・ユーロ
に反映している。ドル高とかドル安とは、ユーロとの関係で記述すべきだろう。円安、円高と、ドル高、ドル安は厳に区別して考える時代になっているのだ。

円は2000年以降、世界に投機資金を提供する役割を果たしてきた。溜め込んだ貿易黒字、国内から消えた設備投資資金需要、資産運用の対象となる魅力的なアセット、企業の減少。。。それらが自然の流れ(=お金は高きに向かって流れる)に素直に反応して、お金が日本を脱出し始めたのが21世紀の日本の象徴だと思う。

もし、円高トレンドがサポートされ続けるとすれば・・・・
下図左側の青丸にむかうだろう。しかし現在の日本の状況はその実力を失いつつあるように思う。白の水平線のサポートが効くように思う。
今後の日本の貿易黒字、経常収支、基礎収支、財政状況、労働市場、、、それらの総合力がジンワリと「あれっ、、日本のファンダメンタルって、こんなに悪化していたの!」という事実を外人が再認識するのが、民主党政権誕生後だと感じている。

ドル円とユーロドル_20090709