投資の大先輩から教え込まれたことは・・
歴史を学ばないものは投資で生き残れない
という言葉だった。
最初にこの言葉を聞いて以来、自分で七転八倒しながら、厳然たる真実として受け止めるまで10年を要したが、今では誰に何を言われようと、体で理解するまでに、、、やっとなった。
しかし、多くの人は過去を知ろうとしない、、、今日の銘柄(=答え)だけを知ろうとする。過去を知らねば、大事な買い時、売り時が判断できないのに・・・と思う。まあ、学ばない人が多いほど学んだ者が勝てるチャンス、優位性が維持できるのだから、ワーワーと叫ぶ必要もあるまい。
++++++++++++++++
ということで、最近調べなおした中国株式にまつわる20年の歴史です。
上図は、1990年から約20年間の世界の株式市場の推移です。
2003年以降のBRICs、新興国ブームの中心だった中国ですが、1997年後半〜2006年前半の10年間は長期ボックスだったのです。
それでも、過去20年間の円ベースのパフォーマンスは、
ハンセン指数(中国株) > 新興国指数 > MSCIコクサイ指数 > 日経平均
です。
世界の株式市場の過去20年間の出来事は、以下のような感じでした。
(1)1990年、アメリカの「1980年代後半の不動産バブル崩壊」の最終処理と地価の低迷を背景に米国消費景気が低迷しました。1992年の湾岸戦争前後の不安心理も悪影響となりました。
参考Wikipedia記事
貯蓄貸付組合 、 整理信託公社 、 長短金利の逆転 、 連邦預金保険公社
(2)1995年に出たWindows95の発売をキッカケにIT投資が牽引する経済成長が始まりました。
参考Wikipedia記事
ウィンドウズ95
(3)1998年には、ロシア危機、LTCM崩壊、アジア危機が発生し、相場は急落しました。
参考Wikipedia記事
ロシア危機 、 巨大ヘッジ・ファンドLTCMの崩壊 、アジア通貨危機
(4)FRBの金融緩和をキッカケに、株式市場はITバブル相場に突入しました。
参考Wikipedia記事
ドット・コム・バブル
(5)2000年夏以降、過剰拡大PERが修正させる形で反落が始まり、過剰設備投資への受注も期待ハズレが判明し、バブル崩壊が始まりました。
(6)2001年9月11日の「アメリカ同時多発テロ」の発生と、バブル崩壊で露呈したエンロン、ワールドコムなどの「アメリカ企業会計疑惑」が景気低迷に拍車をかけました。
参考Wikipedia記事
エンロン 、 ワールドコム 、 アメリカ同時多発テロ
(7)景気低迷から脱出を目指して、猛烈な金融緩和が実施されました。
(8)自動車ゼロ金利や、アグレッシブな変形住宅ローンの流行により「消費バブル&住宅金融バブル」が発生しました。
(9)ITバブルの崩壊で過剰設備に懲りた欧米企業は新興国へのアウトソース&工場移転を加速させ、BRICsブーム、新興国ブームが発生しました。
(10)極端に高騰した住宅価格が自然に反落することでバブル崩壊が始まりました。過剰に拡大した金融機関のレバレッジされたファイナンスの困窮と証券化商品の価格下落で、巨大金融機関が破綻し、ベーアースターンズ、リーマン・ブラザーズは破綻後救済合併や消滅、メリル・リンチは救済合併されシティ・グループは公的資金で生き延びています。東欧は危機状態でIMFの資金で生き延びています。
(11)アメリカFRBは超金融緩和&ドル札無制限発行、中国は巨額内需拡大策を実施し、世界の崩壊は止まりました。
**** その2へ、続く ******
歴史を学ばないものは投資で生き残れない
という言葉だった。
最初にこの言葉を聞いて以来、自分で七転八倒しながら、厳然たる真実として受け止めるまで10年を要したが、今では誰に何を言われようと、体で理解するまでに、、、やっとなった。
しかし、多くの人は過去を知ろうとしない、、、今日の銘柄(=答え)だけを知ろうとする。過去を知らねば、大事な買い時、売り時が判断できないのに・・・と思う。まあ、学ばない人が多いほど学んだ者が勝てるチャンス、優位性が維持できるのだから、ワーワーと叫ぶ必要もあるまい。
++++++++++++++++
ということで、最近調べなおした中国株式にまつわる20年の歴史です。
上図は、1990年から約20年間の世界の株式市場の推移です。
2003年以降のBRICs、新興国ブームの中心だった中国ですが、1997年後半〜2006年前半の10年間は長期ボックスだったのです。
それでも、過去20年間の円ベースのパフォーマンスは、
ハンセン指数(中国株) > 新興国指数 > MSCIコクサイ指数 > 日経平均
です。
世界の株式市場の過去20年間の出来事は、以下のような感じでした。
(1)1990年、アメリカの「1980年代後半の不動産バブル崩壊」の最終処理と地価の低迷を背景に米国消費景気が低迷しました。1992年の湾岸戦争前後の不安心理も悪影響となりました。
参考Wikipedia記事
貯蓄貸付組合 、 整理信託公社 、 長短金利の逆転 、 連邦預金保険公社
(2)1995年に出たWindows95の発売をキッカケにIT投資が牽引する経済成長が始まりました。
参考Wikipedia記事
ウィンドウズ95
(3)1998年には、ロシア危機、LTCM崩壊、アジア危機が発生し、相場は急落しました。
参考Wikipedia記事
ロシア危機 、 巨大ヘッジ・ファンドLTCMの崩壊 、アジア通貨危機
(4)FRBの金融緩和をキッカケに、株式市場はITバブル相場に突入しました。
参考Wikipedia記事
ドット・コム・バブル
(5)2000年夏以降、過剰拡大PERが修正させる形で反落が始まり、過剰設備投資への受注も期待ハズレが判明し、バブル崩壊が始まりました。
(6)2001年9月11日の「アメリカ同時多発テロ」の発生と、バブル崩壊で露呈したエンロン、ワールドコムなどの「アメリカ企業会計疑惑」が景気低迷に拍車をかけました。
参考Wikipedia記事
エンロン 、 ワールドコム 、 アメリカ同時多発テロ
(7)景気低迷から脱出を目指して、猛烈な金融緩和が実施されました。
(8)自動車ゼロ金利や、アグレッシブな変形住宅ローンの流行により「消費バブル&住宅金融バブル」が発生しました。
(9)ITバブルの崩壊で過剰設備に懲りた欧米企業は新興国へのアウトソース&工場移転を加速させ、BRICsブーム、新興国ブームが発生しました。
(10)極端に高騰した住宅価格が自然に反落することでバブル崩壊が始まりました。過剰に拡大した金融機関のレバレッジされたファイナンスの困窮と証券化商品の価格下落で、巨大金融機関が破綻し、ベーアースターンズ、リーマン・ブラザーズは破綻後救済合併や消滅、メリル・リンチは救済合併されシティ・グループは公的資金で生き延びています。東欧は危機状態でIMFの資金で生き延びています。
(11)アメリカFRBは超金融緩和&ドル札無制限発行、中国は巨額内需拡大策を実施し、世界の崩壊は止まりました。
**** その2へ、続く ******
日々の株価を追っかけていましたので
多少、面食らいましたが・・・!
参考記事は全てWikipediaで統一されており、読みやすくて、ありがたいです
その2へ、続く・・・そうですから
楽しみです