SNSは、リアルの世界をミラーリングしつつある。
それゆえ、複数のSNSが必要になり、
One Winner Takes All が起こらないし、
寡占の度合いも、Yahoo!のポータル時代、Googleの検索エンジン時代のようなレベルには、到底達しない。

リアルの私たちは、下図のように交際を使い分けている。
会社の人とは行かない趣味の付き合い、
家族(=親戚も含めたファミリーの意味)との、屈託のない、またはドロドロした付き合い、
その他いろいろ、一人の私は複数の私を持っている。

SNSが、私をミラーリングするためには、異なったグループごとにそれぞれに適したSNSでなければならない。

SNS

しかし、SNSを提供する企業はボランティアではく営利を追求しているので、各SNS提供企業は一個の特色をもったSNSしか提供していない
A社のSNSと、B社のSNSは、システムの仕様、デザイン、雰囲気、質素、派手、子供っぽい、厳粛、男性的、オタク的、など、特徴を持ってしまう。
特徴=偏向=好き嫌い・・・絶対に全員がOKしない。

つまり、1社のSNSで、複数の私(=複数のレイヤー、複数の人間グループ)をカバーできないのだ。

あるSNSが、わーっと流行しても一定レベルで「私の趣味じゃない」と感じた人々は出て行く。
そういうものだ。

SNSは、まさにLong Tailなのだ。

先頭集団は5億人超という大規模SNS、2番手グループは各国のローカルSNSが千万〜百万単位、
その下に十万程度の無数のSNSグループ、
最下層tailには同好会、オタク会的な千単位の・・・ 

SNS提供企業は戦略を考えるだろう。
万人受けする大衆路線を採用するか
アカデミックな真面目路線を採用するか
お遊び向けのチャラチャラ系を採用するか
その他沢山出てくるだろう。

ビジネス利益を追求する企業は、大衆+チャラチャラを選択するだろう
そして、これらは決して合併せずに、永遠に併存し続けるのだ

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