こっちの水は、甘〜いぞ!
経済援助競争が始まる。

ドッチの陣営についた方が生活が改善するのか?
1945年以降の冷戦期間、東西陣営が繰り広げた「水面下の戦い」だった。

東西どちらの陣営に加担するか、迷っている国に対しては、多額の「経済援助競争」が供与された。
 
自国民に対しては、「福祉の充実」が加速的に進んだ。

それらは、「こっちの水は、甘〜いぞ!」という政治的なショーだった。
相手陣営よりも自陣営の方が「豊かで明るい生活」ができるという甘美な夢を大衆に見せることが必要だった。

冷戦の終結(1989年)で、この「経済援助競争」&「福祉競争」の”政治的な必要性”は、一旦は終わった。

しかし、ウクライナ問題で「ウクライナ東部地域」が焦点になってきた。

ウクライナ東西問題

ウクライナ東部地域は、東西どちらの陣営に加担するか、迷っている国に該当する。
ロシア語を母国語とする住民が多く、ロシアに編入されればロシアから多額の援助が来ると期待が高まっているからだ。

3月18日にロシアに編入されたクリミアも焦点だ。
ロシアに入れば、こんなに生活が改善する。そのショーケースがクリミアになる。

ウクライナに留まれば、汚職と暴力にまみれた政治、IMFの厳しい融資条件で低迷する経済、困窮する生活が長期間続く、、、、そうロシアは宣伝するだろう。

東西冷戦期間にわたって続いた「こっちの水は、甘〜いぞ!」が、再び始まる。

facebookコメントヘ