1月22日の虎ノ門ニュースのBTOのコーナーが久々にあったから、その部分を書き出してみた。

 富川悠太アナ:アメリカ軍によって殺害されました革命防衛隊の司令官の葬儀が行われまして、これほど多くの人達が 悼(いた)んでいるという状況です。
 ナレーション:東京・板橋区で飲食店を営むマンスールさんは怒りと不安を抱えた年始を過ごしました。母親と妹は今もイランにいます。

 記者:司令官と言うのはイランの中ではどういった人物なんですか?
 マンスール:彼は国民的英雄でとても優しい人で、腰が低い人で人気がたくさんありました。

 ナレーション:そのイランの首都テヘランでは・・・。中略。殺害されたソレイマニ司令官の葬儀が続いています。
 イラン民衆:アメリカに死を!アメリカに死を!

 ナレーション:(トランプ大統領は)支持者の集会でこう強調しました。
 トランプ大統領:私の指示でアメリカ軍は正確な攻撃を行い、テロ首謀者を殺害した。皆さんは知らないだろうが、大規模な攻撃を企てていた奴を仕留めた。

 ナレーション:株式市場も波乱も幕開けとなりました。日経平均は一時500円以上値下がりし終値は去年末と比べ451円安い2万3204円でした。
 安倍総理:事態の更なるエスカレーションは避けるべきであり、緊張緩和のための外交努力を尽くすことを求めます。
 ナレーション:海上自衛隊の中東派遣については計画通り進めていく考えを示しました。イランに母や妹がいるマンスールさん・・・
 マンスールの妹の夫:ソレイマニ氏はイラン・イラク戦争で私が所属していた部隊の司令官でした。
 マンスール:戦争になるのではと心配していますよ。


 被害者側のイランと攻撃した側のアメリカという典型的な作り方をされていることが十二分に想像できる内容であり、一方の方からしか視点を向けていない内容になっているのがわかるのではないだろうか。ソレイマニが今までやってきたことは他国の船を攻撃したり大使館を襲ったりとやっていることは戦争そのものであり、そのソレイマニを倒した側がまるで悪であるかのような報道内容になっていそうだ。
 イラン人だっていろんな意見があるはずで、なぜソレイマニを擁護する意見だけを使っているのか。その逆もあってしかるべきだし、恐らくソレイマニ批判もあるだろう。反日放送局にとって都合のいいコメントだけを抜き出して、不都合なコメントは使わない姿勢がよくわかる内容ではないだろうか。
 ソレイマニが今までどんな悪逆非道な行為をやってきたのかを一切報道せずに、腰が低くて優しい人だったみたいな印象操作は放送法4条違反に値する。
 虎ノ門ニュースで上念も言っていたことだが、そもそもマンスールの家族がイランにいるのだからヘタなことは話せないのは明らかだろう。家族が人質としてイランにいるのだから、日本で自分がイラン政府やソレイマニ批判をやったら家族に危害が及ぶのは目に見えている。独裁政治とはそういう世界なのは誰でも知っているはずなのに、人質がイランにいる人を選んでインタビューするのは最低な行為だ。
 海上自衛隊の中東派遣が計画通り進んでいるとナレーションを入れてからのマンスール一家の話を入れるのも意味がわからないし、明らかに自衛隊がやろうとしていることを何気なく批判したいがために入れてしまった印象操作だろう。ここで自衛隊の中東派遣云々をナレーションで加える必要は全くない。

 ついでに書くと、安倍総理のエスカレーションは滑舌が悪いから虎ノ門ニュース側がそう聞こえてしまったのかもしれないが、エスカレートのことだろう。意味がわからなかったので思わずエスカレーションを検索してしまった。