おかんとおとんの原発いらん宣言2011(おかとん) 解散のおしらせ。 2021・4・26
【拡散希望・お近くのかたにお知らせいただければありがたいです】
http://okaton.blog.fc2.com/blog-entry-1.html?sp
2013年8月からはパート2に入りました。
2013年08月 : おかとんのブログ (livedoor.jp)
いのちより経済が優先される社会、
未来を決める大きな決定がうちらを無視して決められていく社会、
にNOと言い、変えてもいきたいのです。
個々のいのちが大事にされる社会、“民主的である”ということが根を張る社会、
自立したコミュニティーをこそ目指して行きたい!
いま、たとえ、私たちのような、小さな小さなグループであっても、来たるべき
世界を内包し、育んでいくことなしには、いかなる行動も、
希望を持ち得ないと考えます。」
2013年にそんなふうにはじまったパート2
2016年に、軸とする二つの活動(?)が終了しました。
甲状腺エコー検査無料お宅訪問kikiの会終了。
http://blog.livedoor.jp/okantooton/archives/47494848.html
(今、2021年4月現在、検査データの法的な保存義務期間は満たしたものと
考えています)
おかとん移住支援プロジェクト終了。
http://blog.livedoor.jp/okantooton/archives/47997653.html
以降は、運営メンバーそれぞれがそれぞれの道で、思うところを生きています。
家族関係、仕事、職場、学校、セクハラ・女性差別・・・・歴史認識、戦争・
植民地支配責任、レイシズム・・・・死刑制度・・ブラックライヴズマター運動、
国際人権、と直面する(あるいは直面できない)中で、
「原発いらん!」の思いも深化し、その表現方法もそれぞれに変化してきたと思います。
そして今、私たちは、もう、「おかんとおとんと子ども」の枠を
超えていきたいと思っています。
福島原発事故から10年を経て、さまざまな思いが蘇りますが、
福島事故は先が見えないまま、今現在もつづいています。
今年、1月22日には「核兵器禁止条約」が発効しました。
各地では「原爆症」認定訴訟から福島原発事故に関わる裁判闘争まで、いたる所で粘り強く闘われています。
関西電力・老朽原発の再稼働を阻む運動は、正念場。
核燃サイクルや核廃棄物処分地を巡る議論も緊迫しています。
一方で、日本政府は福島原発放射能汚染水の海洋放出を
漁民との約束を反故にして閣議決定し
、地球温暖化ガス排出抑制に絡んで、原発依存政策を推進する策動を強めています。
自然界に生きるコロナウィルスの根絶を願うのは傲慢な発想と思いますが、
自然界を逸脱破壊する核発電・核兵器の災厄は
、作り出した私たちの手で止めなければと思います。
おかとんを名乗ることがなくなってもそれぞれに、
原発のない社会、誰もが蔑まれることがない社会を求めたいです。
自治と自由と国際人権に憧れます。
自分自身の内なる枠を問いながら、「国」の枠をも超えていきたいです。
いろいろな場面で行動を共にしてくださったみなさん、見守ってくださったみなさんありがとうございました。
そしてどうぞ、これからもよろしくお願いします。
最後に会計報告を掲載します
繰越金は「おかとん」の意味と、カンパしてくださったみなさんの思いに応えるものとして、
「『子ども脱被ばく裁判』を支える会・西日本」にカンパさせていただきました。
(ご存知とは思いますが、「子ども脱被ばく裁判」は、福島の子どもたち、ひいては
全ての子どもたちを想い、被ばくから守るために裁判闘争(2014年8月29日第一次提訴)
を闘う中、内部被ばく、低線量被ばく等、放射線被ばくの知識、被害を広く世に
知らせてきました。
その内容は「黒い雨訴訟」とも繋がるものと思います。わたしたちも多くのことを
学ばせていただきました。
今年、3月1日の福島地裁不当判決を受けこれを覆すべく、只今、仙台高裁での
控訴審へ向けて原告団・弁護団・支援者のみなさん一丸となって、
準備されているところです。)
【会計報告 (移住支援プロジェクト終了後の会計報告より引きつづき)】
2016年7月~2021年4月
繰越金 1,062,682
受取利息 50
支出 雑費 △3,000
雑費 △16,200
カンパ 「子ども脱被ばく裁判」を支える会・西日本へ
△1,043,532
残金 0
(2021年4月23日におかとん口座は閉鎖しました。)
カンパを寄せてくださったみなさんありがとうございました。
そして、私たちの長年の仲間であり最後までおかとんの会計を守ってくださった、
亮子さんへの尽きせぬ感謝の想いを胸にしながら・・・・・
解散の報告とさせていただきます。
またどこかでお会いしたいです。
2021年4月26日
(文責 松尾)