ガイドブックの知らないヘルシンキ

旅2日目、ヘルシンキ散策の日です。
実際は、散策というほどの優雅な状況ではなく、競歩なみの早さでの行動でした。
まずは、朝ごはんをホテルでいただき(この豪勢なビュッフェのレポートは次回)、夜ごはん分まで食べ尽くした勢い。
ホテル吹き抜け天井
ここは、ホテルのロビーにある、吹き抜け天井を下から撮ったものです。時間はまだ7時台なので暗いけど、晴れた日中なんかは真っ青な青空が映えてとてもきれいで開放的な空間です。

7Fフロア
ここはわれわれの部屋のある、最上階のエレベーターホール。
セレブの避暑地の秘密のリゾートマンションの様な、独り占めな空間。

吹き抜けロビー
これは、さっきの吹き抜けロビーを上から見た図。かなり高い。

さて出発。今日はあいにくの曇り、午前中は霧雨も降り、昨日に比べてかなり冷え込んでいた。
ホテルは8時前に出て、まずは、ハカニエミという所にある、屋内のマーケットホールへ向かった。

地下鉄エスカレータ
これは、初めてこっちで乗った地下鉄の、エスカレーター。まるでスペースマウンテンのよう。スピードもかなりの速さでびっくり。日本のおじいおばあなら転んじゃうかもね。

ハカニエミマーケット
ハカニエミまではすぐに到着。地上に出たら、すぐに発見この建物。
ハカニエミ看板
この看板が目印です。
ここは、8時から開店するものの、たいていの店は9時から本格的にオープンするようで、まだ閉まってる店もけっこうあった。時間には余裕があったので、全部開店するまで、先に開いてる店をゆるゆると巡りつつ過ごしていった。

お菓子のお店
ここは、目が疲れちゃうほどのたくさんのお菓子を売ってるマダムのお菓子屋さん。
お魚チョコ
お魚チョコ。リアル。お魚好きなんだね〜。JJはお魚好きなので買ってた。衝動買いしないのに、珍しい。よほど琴線に触れたのね。
とりちゃんチョコ
とりちゃんの容器に入ったチョコ、隣はカエル!これもリアルでウケた。
このお店は、とりわけチョコをたくさん扱ってた。フィンランド人は、チョコ大好きなのね。
お菓子店のマダム
このお店のマダム。とってもキュートでかわいかった!親切だったし、温かみを感じた。今までの寒さが一気に解れた。

コーヒー店店主
さて、次は、お菓子屋さんの並びにある、コーヒー豆のお店へ。彼が店主。
ここはコーヒーの他にも紅茶とか、香辛料とか食料品も売っていた。写真の左側手前に写っている
コーヒーのパッケージの女性は、ここのお店をこのマーケット内に出したときの創業者でおばあちゃんだそうで、そんなたいそうなものならば買わなきゃならんと購入。日本に帰ってきてから早速いただいてみたら、それはそれは美味しいらしく(JJ証言)、買ってきて良かった。しかしコーヒーの飲めない私は残念だわーそんな美味しい嗜好品をたしなむことが出来ずに。
ここは、9時になる前に何回も通ってたら、店主がいろんなもの食べさせてくれた。
フィンランド人が愛して止まない「サルミアッキ」や、われわれが日本人とのことで、「わさび」味のお豆。前途のサルミアッキ、もうダメ。見た目はプラスティックのてかてかした消しゴムみたい、味は甘いようなしょっぱいような、もう未知の味、食感はタイヤみたいで噛んでも噛んでも口の中から消え去ってくれない、そんなんだからもう顔もこわばっちゃって、見兼ねた店主は水を。
水で流し込んでもへんちくりんな後味が残って...いやあ、もういいです。
お土産に、買ってきたけど、食べたい人がいたらあげますので、おっしゃってください。

ポットのマダム
マーケットの2Fへ行ってみました。2Fには、マリメッコがあるというので勇み足で向かったものの、ここもまだ開店しておらず、仕方なく他のお店を見て回っていた時に、あるお店の中に、アンティ ヌルメスニエミのポットを使ってお湯沸かしてたマダムを発見。すかさず声をかけてみる。私はこのポットに非常に興味を持っていていたので、話しかけずにはいられなかった。
マダムは、こちらの拙いフィンランドドにも、嫌な顔せず耳を傾けてきてくれて、なんとか会話が成立。
いつ頃手に入れたのとか、日本だとこのくらいの値段なのよ〜とか、そこから話は様々な方向にも飛んだりして。フィンランド語を使う、いい機会でもあって、とても充実したひとときを過ごした。

2Fカフェのサンドイッチ
2Fには喫茶出来るところがあって、そこのサンドイッチが超でかかった!
朝ごはんはたっぷりといただいてきたので、残念ながら買わなかったけど、次回は現地の味ももっと堪能していこう。
マネキン
こわいマネキン。
非常口
こっちの非常口マークにはなんだか愛着を感じてしまいます。

ビッグソーセージ
さて、なんだか1Fが賑やかになってきました。開店準備が整ってきたようです。
1Fは主に肉屋さん魚屋さん、野菜を売る店がメイン。肉屋さんで扱うソーセージはみんな異様なほどでかくてぷっくりしていました。
じゃがいも天国
じゃがいも天国。しかしフィンランド滞在中、全くじゃがいも食べなかったんだけど。
フィンランド人ハーフ
お魚屋さんに、かっこいい人見つけましたよ。フィンランド人と日本人とハーフ、22歳の彼。
日本語は全く話せないということでこれまた拙いフィンランド語を精一杯駆使して会話に挑みました。
本当に感じが良くて。彼だけでなく、こちらのフィンランドの人たちは、初対面でも自然に笑顔を見せてくれるし、一生懸命話そうとする姿勢を応援してくれるのよね。この余裕のある国民性には本当に惹かれますが、税金の高い暮らしについていけない人たちが走る自殺は世界1位という背景もあるということは忘れてはならないです。
彼の名前を聞くのうっかり忘れてしまったけど、次来るときは、フィンランド語でもっとコミュニケーション取ってたくさん会話してこよう。
ここで、フィンランドの夏の風物詩ザリガニを買ってみた。夜ごはんにいただいたけども、食感はしっかりとした身でしこしこしてるのね、風味は「磯」でなくて「川」って違いがはっきり判った。私としては、えびぷりの方がいいです。でも彼のお店で買えたことに価値があるのよ♪
マリメッコハカニエミ店
そうこうしてたら、マリメッコ開店しました。
ヘルシンキの目抜き通りエスプラナーディ通りに位置する2軒もマリメッコ店と比べると、庶民的な感じ。
品数は、狭い空間をうまく使って、所狭しと並んでる、アウトレット的な品があるわけではなく、値段も安くなってるわけではなく、昔の商品が豊富にあるというわけでもなく、普通のマリメッコと見受けられたけど、マリメッコに来られただけでも幸せな気分に浸るみなぷりなのであった。

凍った海
マーケットを出てからは、トラムで移動して、港の辺りへやってきました。
寒いとは思っていたけど、海は凍っていたのね。辺りには雪も残り寒々しい光景だけど、夏になったら太陽の似合う開放的な市場になる所です。今年の夏は勉強があるので無理だけど来年の夏は行くぞ!
フルーツ店
果物店も、寂しそうな雰囲気になっちゃって..雨や雪の日っていうのは素敵な街をもしんみりさせてしまいます。
オールドマーケット
港の隣にある、オールドマーケットという屋内マーケットです。ここも食料品など豊富に扱っている所。
マーケット中
ハカニエミのマーケットよりは規模は小さいので、人もそう多くはなかった。
きのこ
かわいいきのこを発見。
マリメッコエプロン
お揃いのマリメッコのエプロンをしてたパン屋の店員さん。かわいい!
奥には、ムーミンのマグカップもあるし、こっちの人もしっかり使ってるのね!
大盛りサラダ
大盛りサラダ。日本はこんなにえびぷり盛ってくれませんよ。

ムーミンショップ
街の中心部へ戻り、カンプギャレリア内の、昨日閉まってたムーミンショップへ。
ムーミンショップお姉さん
店員さんは、日本人のお姉さんでした!フィンランドが好きで、急に思い立ちこっちの大学へ留学しに来て、気づいたらフィンランド人の人と結婚して今に至るそうです。
とても感じの良く、明朗で優しいお姉さんでした。次行った時、また話をしにいこう。

選挙猫
また発見しました!選挙猫の、単発ポスターバージョン。茶トラ猫カワイイ。

マリメッコアウトレット
地下鉄に乗り、ヘルシンキ郊外のマリメッコのアウトレットにも、足を運んでみました。
寒い中ずいぶんと歩いたので指先冷え冷え。3月上旬の気候はまだまだ侮れません。
本当に着くのかな?と心配してたけど、道中、一人マダムがマリメッコで買い物した袋を持って、店のある方向から歩いてきたのでホッとした。
店内は、アウトレットとはいえ、最近出たての洋梨柄のグッズももりだくさん、品揃え豊富でした。
値段は、定価で売られてるものの方が多かったけど、値引きものもがっつりとワゴンに盛られていました。

ヒエタラハデン
再びヘルシンキ中心部へ戻り、トラムに乗って、ヒエタラハデンカウッパハリという、アンティークの屋内マーケットに行きました。
ひっそりと佇む建物とは裏腹に、中は北欧食器マニアが泣いて喜ぶアンティークがわんさかと!非常に見応えのある屋内です。
マネキン2
またこわいマネキン。でも後ろに見えるアンティーク品たちはどれもかわいい。
アラビアプレートのムッシュ
このムッシュの営むお店で、私がこのマーケットに来たかった目的のモノを発見しました!!
アラビアお魚
アラビアの、1945年代に製造された、お魚のカッティングボードです。かなりのレアものです。
これを雑誌で見かけて、一目惚れ。このマーケット内のお店で扱っていたものの、数ヶ月経ってるし、もう売れてるかな..と諦めの気持ちもあったものの、見つけた時には目が覚めました。
ムッシュは、こっちが値引き交渉していないのに、私のあまりの嬉しがりぶりに、51euro→45euroにしてくれました!キートスキートス!!!最高に嬉しいです。今回の旅で買ってきた数々の土産物の中で1,
2位を争う代物です。出会って良かった...フィンランドありがとう!!

トラム
熱も覚めやらぬまま、トラムに乗り込み、今度はアラビア工場へ。
ヘルシンキに観光に来る日本人女性はほとんど足を運ぶ場所でしょう。
マンション
道中、こんなガラス張りのオシャレ〜なマンションを発見。こちらは地震がないので、どんなデザイナーマンションでもおかまいなしです。
アラビア工場
着きました、アラビア工場の外観です。
工場内
今さっき買ったお魚のメーカーの、アウトレットショップというか、センターです。北欧を代表する各食器メーカーのアウトレット商品がどーんとあります。
アウトレットといったって、破損箇所はないし、目立った欠陥箇所も見当たらない、普通に売れそうなものが、涙ものの価格でたくさんあります。ムーミン食器ももちろんたくさんです。
おからのごはん用とかにも、買いました。
アラビア博物館チケット
この建物の上階に、アラビアの博物館があります。行ってみました。
博物館内
これは、さっき買ったお魚ボードの色違いです。こんな所に飾られちゃってるものの色違いを購入出来たなんて、嬉しい限りです。
カラフルな建物
上階部へ移動中のエレベータ−の中から、カラフルな建物が見えました。

岩山
また、トラムで街の中心部へ戻ります。書いていても思う、本当にめまぐるしくあちこち移動してたなあと。
そしてその移動中に思ったのが、街の中でよくこういう岩というか岩石、こんなのを見かけました。
一体なんでこんなにあるのかしら?

街に戻り、友達のお土産もまた買おうと、エスプラナーディ通りのマリメッコへ。
そこで、併せて、自分用のマリメッコの長靴を買おうと思っていました。
アウトレットで安く売っていたものの、サイズが少し大きくて、そんなの買うんなら街の店で買おう、と思っていたのです。
しかし、通りの2軒には、私のサイズは在庫がなく、朝に行った、ハカニエミの店ならあるという。
しかし、土曜日の今日、ハカニエミ店の閉店時間は16時。その時15時半..
お疲れのJJにはホテルに一旦戻ってもらい、急いで一人で向かった。
なんとか着いたものの、閉店時間前なのに、もう閉め出してて焦ったけど、お願いしたら売ってくれた。
ずいぶんと迷惑をかけてしまったけど、間に合って良かった。
土曜日といっても閉店時間の早いお店が多いヘルシンキ、これは気をつけないとですな。

ヘスバーガー
JJと合流し、再び街に出た。お腹が空いたので、フィンランドのマクドナルド(マクドナルドはありますが)的な存在の、ヘスバーガーというファーストフード店で、クリスピーチキンみたいのと、ハンバーガーを購入。
メニューが読めても意味は全く判らず、適当に頼んでみたけど、意外に?美味しかった!!

アイス
それから、フィンランド人はアイスが大好きのようで、中でもペンギンマークでおなじみの、ヴァリオというメーカーのアイスは評判いいみたいで、そのお店を見つけたので、さっそくアイスを食べてみました。
シングルサイズなのに、日本のダブルくらい乗っけてくれました。甘さ控えめ、美味しかった!

Kマーケット
この日最後の移動、やや街の外れに位置する、K-citymarketへ。
郊外だけに、スーパーの規模もでかい。スーパー好きには街中のよりここがいいと思う!
マリメッコナプキンいっぱい
ナプキンコーナーにはマリメッコがいっぱい。値段も安い!
マンモスマスコット
ここのスーパーのマスコットのマンモスが気に入りました。
お菓子いっぱい
お菓子いっぱ〜〜〜い!でもこういった光景は、ヘルシンキだけでなく、ストックホルムでも普通に見かけました、お菓子の価値観がどうやら違うようです。
ストックホルムを案内してもらった、お友達のまりこちゃん曰く、スウェーデンでは、子どもはお菓子を食べられるのが週に一回で、その日には好きなお菓子を好きなだけ(←だっけ?)買ってもいいとのことで、子どもだけでなく、そんな子ども時代を送った大人でさえも、このコーナーにかける意気込みはすごいそうです(まりこちゃん嘘言ってたらごめんね!)
フィンランドでも同じ習慣があるのかは判らないけど、とにかくお菓子は生活に欠かせない大事なものなのね。
黒パンたくさん
黒パン。北欧の定番パン。味は、想像出来るアノ味です。

この後、ホテルに戻ってから、疲れた体を癒す如く、ホテル内に併設されてるサウナに入りました。
最近作ったのか、すっごくきれいな施設で、誰もおらずに貸し切り状態で使用。
きちんと桶やひしゃくも用意されてて、フィンランド人のサウナ好きを実感。
しかし本当にこのラディソンは至れり尽くせりなお宿でした。
このホテルに泊まってて、朝ごはん時に見かけた日本人の60代のご夫婦と、今日港で偶然会ったので、少しお話したのだけど、彼らはフィンランドが大好きで、もうかれこれ20回は来てるとのことで、いつも滞在先はラディソンにしているそうです。
他のホテルも泊まってきたけれど、やはりラディソンが一番いいと、だから初めて来たのにラディソンに泊まったのはラッキー、みたいなことをおっしゃってました。
ちなみに、この日彼らは一度チェックアウトし、これからオーロラを見に北のロヴァニエミへ行き、しばらくしたら、またヘルシンキに戻ってきて、まらラディソンに一泊するとのことでした。
そんなに信頼のおけるホテルだったのね、でもその言葉に納得出来ますね、本当にいいですよ、ヘルシンキを訪れる機会のある方は、泊まるなら是非、ラディソンSASプラザですよ!

夜ごはん
夜ごはん。ヘルシンキに滞在した2日間は、ホテルでごはんを食べました。
行こうと思っていた所はあったものの、あまりにも移動し過ぎて疲れたので、素直に部屋に戻ることに。
これは、日中買ったザリガニと、スーパーで買ったサーモンとピクルス。
サーモンは、肉厚ですごくのり過ぎな程脂がのってた。しょうゆがほしかった!

そんな2日目でした。読まれた方かなり疲れたのではないでしょうか、長くなってしまってすみません。
でも、リアルなヘルシンキを知って頂きたかったのでした。
寒くても、晴れてなくても、それはそれは素敵な街でした。小さいながら見所満載、買い物ばかりした一日でしたが、何もしないでもゆったり、まったりと過ごせる、本当に魅力的な街でした。
カフェも多く、夏場は特に気持ちのよい時間を過ごせること間違いありません。
次は是非とも夏に!でも夏は大変日本人が多いとのことです。
次回は、3日目、フィンランド→スウェーデンのストックホルムのレポートです。