大川村の下剋上! ~日本一小さな村からの挑戦状~

離島を除いて日本一人口の少ない自治体・大川村で暮らす住民のブログです。大川村を盛り上げるための「下克上」を目指しています!日々の暮らし・農業・地域おこしのための活動などを取り上げます。

 こんばんは。高知県大川村の和田将之です。10月も半ばに入り、週末はイベントが目白押しになっています。1012日の金曜日には、今年度になってから2回目の大川バルが行われました。


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 居酒屋のない大川村で、世代や立場を超えた地域間の交流を生むために始まったのが大川バルです。今回は、初の試みとなる「今夜はしゃべらナイト」の後半戦としての開催でした。「しゃべらナイト」は村の現状の課題や今後の方向性について、住民同士の率直な意見交換を行うためのイベントです。大川村役場と社会福祉協議会、集落活動センターといった地域に関わる3つの団体が主催しました。高齢者の移動手段の問題や、地域支援事業の担い手の確保などが話題となりました。


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私たち支援員や地域おこし協力隊員はバルのスタッフとして、午前中から食事の準備や会場設営などを実施。今回のメニューははちきん地鶏や手作りこんにゃく、豆腐など地元食材を使ったビビンバや唐揚げ、おでん、サラダパスタなど8種類でした。


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しゃべらナイトとバルの参加者は全体で70名を超え、これまで実施した5回のうちで過去最多の集客となりました!様々な立場の人が集い意見を交わせる場が、地域から求められているのだと強く感じます。私も料理を作り終えた後はバルに参加し、多くの住民の方と交流することができました。これからも住民が集まれる場所作りを行っていきます!


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14日には、以前ブログでも紹介した展覧会を作るためのワークショップを行いました。(下記URL参照)

http://blog.livedoor.jp/okawa_kanai/archives/28704078.html

「芸術を暮らしのそばに」をモットーに、文化や芸術に触れる機会を増やすことを目指して立ち上がった「おおかわ芸術楽耕」。村民が「楽」しみながら、芸術の心を「耕」すという意味が込められています。芸術楽耕の取り組みを村内外の人たちに広く知ってもらい、活動の幅を広げるために今回のイベントを企画しました。


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8月半ばから週に1度くらいのペースでWeb会議や打ち合わせを行い、イベント内容の検討やチラシ作り、広報を続けてきました。しかし、芸術楽耕に携わるメンバーは若者が中心で、イベント運営の知識や経験があまりありません。人が集まるのだろうか、どんなワークショップになるのかと不安でいっぱいでした。


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迎えた当日、お声掛けしていた村民の方をはじめとして県外からも参加者の方が来てくださいました。ワークショップの中では芸術による地域おこしの事例紹介や、多様な立場からの方からのアイディアが出されて勉強になることばかりでした。最終的に大川村で行う芸術イベントについての3つの案がまとまり、それを基に1027日土曜日にプチ展覧会を実施することに決まりました。


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自分たちだけで考えていたら出てこない意見、全く違った視点からの見方はとても貴重です。今回のイベントは私たち芸術楽耕メンバーにとって、とても有意義にものになりました。次回は皆さんからいただいたアイディアを活かしながら、私たちの村民展覧会を作るステップに移ります。


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芸術や文化は形がなく、難しいものと思われるかもしれません。それが地域おこしに結び付くか疑問の声もあるでしょう。しかし、文化や芸術が生む共感の輪や感動は、地域や世界を超える力があると思います。特産品開発やハコモノ作りのように派手さはない取り組みですが、私たちおおかわ芸術楽耕は文化や芸術の力で少しずつ地域をより良くしていきます!


最後に、12日のバルと14日のワークショップにお越し下さった皆さん、ご協力いただいたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!これからも楽しい地域づくりを目指して、協力してくれる仲間たちと頑張っていきます。1027日のイベントもぜひお越しください!(^^)/


イベントの詳細は下記URLからご覧ください!
http://tosayamaacademy.org/miraikaigi-kochi/


 こんばんは。高知県大川村の和田将之です。先週末も台風25号が日本列島に接近。幸いにも大川村には大きな被害がありませんでしたが、今年は台風がとても多い年でした。これから山々が色づいて行楽シーズンになりますが、大川村では台風が多い年は紅葉が綺麗という言い伝えがあります。好天が続き、たくさんの方に足を運んでいただけると良いですね。


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 10月に入り、日中も過ごしやすい気候になってきました。秋は農作業がはかどる時期です。冬に収穫する野菜を育てるため、まずは植える場所を作ります。夏場に広がってしまった雑草を刈り、耕運機で土地を耕し、肥料をまいて土作り。真夏は草を刈るだけで大汗をかきますが、風が涼しい今の時期はそれほど苦にもなりません。


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 土作りをした畑には大根やニンジンの種を蒔いたり、ブロッコリーを植えたりしています。白菜、キャベツ、プチベールやニンニクなども植えました。夏場は雑草ばかりで悲惨な有様でしたが、今はたくさんの野菜で畑らしくなりました。


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 冬野菜の準備をしていますが、実は夏野菜のトマトやキュウリがまだ採れます。今夏は雨続きで不作でしたが、今になって野菜が元気を取り戻しました。周囲の農家さんはすでにトマトもキュウリも旬を過ぎてしまったようで、村の直売所にもほとんど並んでいません。悪天候が思わぬ良い作用をもたらすこともあるようです。


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 また、昨冬から建設を進めていた物置小屋もようやく完成しました。農機具や耕運機を収納でき、大雨が降っても安心です。


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 夕方、農作業を終えた後は子犬たちの散歩に行きます。8月半ばにわが家にもらわれてきた「紅(こう)」と「白(はく)」は生まれてから約3ヶ月。来た当初から比べると、身体の大きさも体重も格段に成長しました。遊び盛りの2匹は人懐こく、愛嬌たっぷりです。朝晩与える食事もあっという間に食べます。


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 あと1ヶ月ほどで狩猟シーズンに入ります。まだ幼い紅と白には、今季の出猟は難しいかもしれません。まずは日々の運動を欠かさず、体力をつけさせて今後に備えます。農業の秋、運動の秋!日々大忙しです(^_^;)

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 こんばんは。高知県大川村の和田将之です。昨日から今日にかけて日本列島に最接近した台風24号は、大川村にも暴風雨をもたらしました。幸いなことに村内では大きな災害は発生しなかったものの、私の身の回りにも影響がいくつかあったのでご紹介します。

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 まずは生活への影響です。以前にもご紹介しましたが、大川村の山間部の住宅は生活用水を山の谷から引いています。大雨が降ると土砂が交じるようになり、とても飲料水に使える状態ではありません。お風呂は茶色く濁り、砂の混じった湯船に浸かります。おばあちゃんは「土が入った風呂も美容効果があるろう」と笑っていました。


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 食事などに使う飲み水は、雨が降る前にペットボトルに保存します。今回はお義父さんが飲む焼酎の4ボトルを数本使いました。これくらい保存すれば、家族5人でも十分な量です。台風の最中でしたが、いつもと変わらずに食事できました。


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その他、生活面で影響があったことといえば家の土間が水浸しになったことくらいです。和田家は山の中腹にあり、家の裏に急な斜面があります。大雨が降ると裏から染み出た水が、土間を濡らします。雨漏りもしていないのに、床が濡れている不思議な状態です。これも雨が上がれば自然と乾くので、特に不都合はありませんでした。


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台風の影響で困ったのは、田んぼに設置したイノシシ対策用のトタン板が風で吹き飛ばされたことです。前日に針金などで補強をしたのですが、暴風の勢いで飛ばされていました。倒れたトタンは収穫を控えた黄金色の稲穂をなぎ倒し、田んぼはところどころ凹んだ状態に…。急いで修復しましたが、収穫時に悪影響が出ないかとても心配です。


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そんな台風の前日、大川村では「村勢フォーラム」が開かれました。村勢フォーラムは毎年開催されますが、テーマは年ごとに変わります。地域住民の活動発表や協力隊の報告会が行われたこともありました。今年は昨年から話題の「村民総会」や、参議院選挙で高知県と徳島県が1つの選挙区となった「合区」の問題がテーマでした。


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昨年5月、村議会のなり手不足の懸念から村民総会の導入を検討すると大川村長が表明したことが全国的に注目されました。それから1年余り―。議会や村幹部内での様々な議論や国や県との協議を経て、「村議会は存続可能」「総会の検討は保留」というのが大川村の現時点でのスタンスです。講師の山梨学院大学の江藤教授、高野光二郎参議院議員からの多角的な視点からのお話は、一村民としてとても勉強になりました。


政治の話となると難しいことのように思われますが、「どんな地域に自分が住みたいか」「その実現のために自分に何ができるのか」を問われているのだと思います。そして大川村は今後の地域づくりを通じて、自分たちの答えを出して行かねばなりません。その主役は村長や議員さんのみではなく、私を含めた村民一人一人です。行先には、大きな嵐が待っているかもしれません。しかし、みんなで力を合わせて嵐の先の青空へ歩みを進めていきます。

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