八重山うた大哲会 岡山支部 【八重山民謡 三線】

大工哲弘先生(沖縄県無形文化財(八重山古典民謡)保持者)を会主とする「八重山うた大哲会」の岡山支部として、沖縄西南端の八重山地方に伝わる民謡を学んでいます。 琉球民謡音楽協会主催の民謡コンクールにチャレンジしているメンバーもいます。 三線を触ったことのない方も、お気軽に見学にお越しください。

20241026 繋〜大工哲弘の世界〜in井山寳福寺コンサート

2024/10/26、岡山県総社市の井山宝福寺にて「繋〜大工哲弘の世界〜In井山寳福寺」ライブを岡山支部主催で開催させて頂きました。
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全国からのお花のお祝いありがとうございました。
CD販売ブースも設置しました。


開演前に出演者で記念撮影。大城さん、何処へ?
暫く稽古に参加されていないメンバーも運営スタッフとして駆けつけてくれました。ありがとう!
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オープニングアクトは岡山支部にて務めさせていただきました。
極度の緊張症の支部長ですが、座禅の場でのライブだからか無駄な雑念は消え、どんどん落ち着いていきました。今回、笛に大阪支部の石川さん、太鼓には同じく大阪支部の田付さんがサポートに入って下さって、お客様の手拍子も大きく、岡山支部の仲間との演奏がとても楽しく感じました。前日に2時間みっちり大工先生にご指導を頂いたことが非常に大きかったと感じています。実力はともかく、岡山支部としての自己ベストの演奏ができたように思います。
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オープニングアクトの後はいよいよ大工先生のご登場。
最初に宝福寺の小鍛治一圭住職とのコラボ、お経と八重山民謡のコラボです。
事前にお経の音源を先生にお渡ししてはいましたが、ご住職と先生のご対面が当日午後でリハーサルは一回のみ。どうしてこんなに合わせることができるのか?最高に厳かな雰囲気のコラボで岡山支部の会員の一人は勝手に涙が出てきたとの事。凄いの一言です。もっと沢山の人に聴いて欲しい!
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そして、大工先生、苗子先生、笛の石川さん、太鼓の大城さんのメンバーで第一部がスタート。お経コラボの厳かな雰囲気から徐々に八重山ワールドに。今回、苗子先生が演奏された箏は池田陽生君のお母さんが子供の頃に使われていた箏。箏が喜んでいます。
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休憩を挟んで第二部。
新進気鋭、大哲会期待の若手、岡山支部の池田陽生君。
大工先生とのとぅばらーま、猫ゆんた、コイナーゆんた。
まるで祖父孫共演。素晴らしいシーンでした。(写真がありません。。)
そして、苗子先生の踊りでボルテージがどんどん上がっていきます。
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そして、ラストは唐船どーいでカチャーシー。
会場総立ち、物凄い状態でエンディングを迎えました。
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今回は、大阪、宝塚、広島の近隣大哲会支部の皆様の他、岐阜支部から宮川さんが一人旅で総社までお越しくださいました。
大哲会関係者で打ち上げ。総社市内の「一花(ひとはな)」、いいお店です!
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今回のライブ。約一年前から構想が始まりました。支部長はじめ岡山メンバーはいずれもライブの企画など携わったことのない素人です。
しかし、沢山のご縁のおかげでご助言やご支援を頂き、何とか念願であった大工先生の岡山ライブを160席満席のお客様をお迎えして行うことができました。
当初、本ライブのタイトル「繋」について、深く考えていなかったかもしれません。
ライブのMCでもお話ししましたが、古くから伝わる八重山民謡を先輩達から大工先生が受け継ぎ、現代の世に広めていく伝統芸能の継承も「繋」。岡山支部メンバーが宝福寺座禅道場に通っていて、一圭ご住職がライブ会場として方丈の使用をご承諾下さったご縁も「繋」、本ライブに誘い合って来て下さった友人関係、家族関係も「繋」、ポスターやWEB情報でライブを見つけて下さったことも「繋」。大哲会各支部のご助言、出演サポート、岡山支部メンバーの協力の輪も「繋」。そういった大小様々な「繋」が繋ぎ合わさって実現したのが「繋〜大工哲弘の世界in井山寳福寺」でした。繋は「ご縁」とも言えそうです。

この度は、ご出演及びご指導頂きました大工先生ご夫妻。サポート出演して下さった大城さん、石川さん、田付さん。会場ご提供並びにコラボご出演の一圭ご住職、文化財保護の仕事に携わる内池さん。音響、照明の皆様。ポスター、パンフレットでお世話になった岐阜支部の増井さん。ご助言、ご来場、お花などご支援並びにお祝いくださった大哲会各支部の皆様。総社市文化振興財団。協賛頂きました各企業やお店の皆様。そして何より本ライブの開催情報を見つけて下さってご来場いただきました沢山のお客様に深く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


【余談の笑い話】
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私支部長、今回のライブに向け気合を入れるべく頭を丸めて参りました。
上の写真は、新ライト兄弟として、左から一圭ご住職、大工先生、私の3名が並んで撮影しているものです。
ライブ当日の朝、先生とお寺の境内に散策に出かけました。前から僧衣を纏った他所のお寺のお坊さんとお連れの観光客の方が向かってきた際、「どうもお邪魔しております」と手を合わされました。やや戸惑いながら先生と私も合掌してすれ違いました。明らかに私達の職業を勘違いされているようでした。そんなに徳を積んでいるように見えるのであれば喜ばしい事です。
続いて、リハーサルの時、後方から苗子先生に「父ちゃん」と呼ばれました。
師匠に間違えられるくらい似ていることは喜ばしい事です。いつの日か歌声で師匠に間違えられるくらいになれるといいのですが。。

20241019 東山公民館文化祭

2024/10/19、日頃稽古会場として利用させて頂いている岡山市立東山公民館の文化祭に参加しました。
毎年着物を着て参加していますが、今年は気分転換リラックスモードで各自思い思いのかりゆしウェアで参加してみました。
ゆんた、節唄、早調子、それに高校生の陽生君の独唱で計30分。
観客席には、OBの大先輩Tさんが弥勒さんのような穏やかなお顔で聴いて下さっていてとても嬉しかったです。
いよいよ週末(10/26)は待ちに待った大工先生のご来岡、総社市の寳福寺さんでのライブ。
扉開放で中庭を眺めながらのライブになります。当日夜の気候に合わせた服装でお越し下さい。
また、特にお帰りの際は大変暗いですのでお気をつけ下さい。
ご来場お待ちしております。
注)おかげ様で満席となりました。当日券はございませんのでご了承下さい。

↓公民館文化祭の様子
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20240628〜0701 第23回琉球民謡音楽協会コンクールの旅

2024/6/29、30と2日間の日程で琉球民謡音楽協会コンクールが開催されました。
今回は、新人賞、優秀賞、最高賞にそれぞれ一人ずつ受検、私を含め付き添い2名、岡山支部から計5名が沖縄入りしました。
新人賞受検の陽生(ひなせ)君のお母さん。少し前まで受検は厳しいかなと思っていましたが、ここ2ヵ月程の頑張りが功を奏して何とか合格を頂くことができました。スーパー高校生の陽生君のお母さんとして少なからず重圧もあったかもしれませんがよく頑張られました。
優秀賞受検の閑井さん。昨年、構えた三線がずり落ちてしまいまさかの失格。この一年、ブザーのトラウマと闘いながら、本番では唄も三線もより丁寧にを心掛けて安定感抜群だったかと思います。大工先生からは今後さらに迫力のある唄になるようにと次なる課題を頂きながら無事リベンジ成功しました。
そして最高賞の陽生君。小学5年から八重山民謡をはじめ、高校3年での最高賞。実は本番1時間前から物凄い急に咳き込みだして(確かに会場でも夕方あたりから咳き込む人が増えた印象です)、本番で咳き込んで唄が止まってしまわないかと不安と喉の違和感と闘いながら、時に凄い形相になって唄い切りました。会場では物音ひとつせず完全に場を掴んだ素晴らしい唄だったと思います。

今シーズンは昨年の三線ずり落ちもあったことから、唄は勿論三線が上手になれるよう皆で話し合い努力をしてきたつもりでした。
また、舞台袖への付き添いは、本人または付き添いがきちんと調弦できることを大前提に受検者が気を遣わない人でやってみました。陽生君のお母さんの時は陽生君が、陽生君の時はお母さんが、閑井さんの受検には仲良しの板野さんが舞台袖に入りました。
結果的に少なからずリラックスできてとても良かったと思っています。
(支部長が気難しいということではありませんよ。  ね?)

5月に開催された大阪での大工先生の稽古会。岡山の受検者皆、陽生君でさえ歌詞が飛んだりしたことで、かえって油断禁物だと残りの1ヶ月を無駄にしなかったことは、合格できたことは勿論、個々人が真剣に唄に向き合うことができた貴重な時間になったと考えております。
5月の稽古だけでなく日頃から一人一人を気にかけて下さっています大工先生ご夫妻、大阪稽古の仲間に加えて頂きました小西支部長はじめ大阪支部の皆様、直前稽古で本番への勢いをつけて下さいました大哲会教師の皆様、そして色々と声を掛けて下さいました大哲会会員の皆様。素晴らしいコンクールを運営頂きました協会の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
合格を頂いたことを大いに喜び、その力でさらに唄への好奇心を持って精進していきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。

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高松空港から出発。その前に讃岐うどんで腹ごしらえ。

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全国の支部からお菓子のお土産。コンクールの楽しみの一つでもあります。

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新人賞、陽生君母の直前稽古の様子。

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コンクール会場のてだこホール。
きれいな晴天です。

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新人賞受検前。徐々に緊張が高まってきます
(舞台の写真は、昼休み中のリハーサル)

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唄い切りました。苗子先生の労いのお言葉に涙が出ないはずがありません。


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会場から戻り、夕方からすぐに優秀賞、最高賞の直前稽古


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会場が開く前から現地入りして集中力を高めていきました


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無事唄い切ってほっとする瞬間。
最高の笑顔です。

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いよいよ合格発表の瞬間。
ホワイトボードの裏に運命の結果が。


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待ちに待った打ち上げ。特にリベンジを果たした閑井さんには長かった。

20名限定の二次会。津嘉山の綾姫。
特に陽生君がずっと行きたかった地元の民謡スナックです。
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岡山支部出身、現那覇本部所属の赤松さんと久々のデュエット。
赤松さん声が大きいので完全にステージジャックされました(笑)。
各支部長の唄、陽生君の唄、お店にお兄さんの沖縄民謡と
皆さんとの会話を楽しみながら夜が更けていきました。


【番外編】必ずそば食べます。
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新人賞受検後、コンクール会場近くのてだこそば

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帰り際、定宿近くの我部祖河そば


【番外編その2】Tシャツのおかげで
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徳島の剣山山頂で販売しているTシャツ。
これを着ていたおかげで、同じ山登りを趣味にされている方が
声をかけて下さり、お話しが大変盛り上がりました。
翌日、山アピールをするのも何なので、少しは違う恰好をしようと
思っても持参した服全てが登山系のものでした。
少し恥ずかしかった(笑)
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