岡山健二のBlog

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2016年03月

昨日の夜はブライアン・イーノという人のアルバムを聴いてた

ずっと前に先輩がくれたanother day on the earthというCD

1曲目は聴きやすかったから、その曲は何度か聴いてたけど、その他の10曲は全然知らなかった

普通に聴けるようになるまで多分5、6年はかかった

というか、それくらいの時間がないと自分と関係のあるものにはならないんじゃないかと、
そのCDを聴きながらぼんやり考えていた



その前の日は、三鷹のおんがくのじかんというお店で歌わさせてもらった

自分的には新しい挑戦的なセットリストでやってみた

アップライトピアノがあるので、半分以上、ピアノで歌ってみた

久々に新曲もやってみた 「あじさい」という曲

曲作りは進化し続けていきたいけど、進化は、曲が複雑になっていく、突飛なメロディーを作れるようになる、とかもあるだろうけど、俺は逆に減らしていきたい、シンプルにしたい

シンプルだけど、複雑だったり
その逆でもいいけど、そういうのを作りたいなと思う


クラシクスは今は、サポートギターに弟の岡山靖史を迎えて、ライブをやってます

明日も、下北沢デイジーバーでやります

俺はドラムボーカル

自分が気持ちよくなれるビートを生み出したいなと思う

多分、今はそれが大事な気がする



最近は、久々に中原中也詩集を読んでみてる
俺が最初に出会った詩人

昔は気付かなかったことばかり
ずっとは読んでられないけど、「憔悴」って詩は昔は何の興味もなかったけど、今だと何だか知らないけど、楽しめた



あじさい


買ったばかりのスニーカーで街に出かけた
君に会えるかな 君に会えるかな

あじさいが揺れていた 僕らは光の中

街の中ではスピーカーのような宣伝カーが
通り抜けていく ビュンと通り抜けていく

明日が風まかせなら 心は何想う


四万十川友美のことを書こうと思う


先日、彼が新宿JAMで歌った時、客席がうるさくて起こってしまった一件のことなんだけど


弾き語りは、とても微妙な音楽だと思う


過激なパフォーマンスを出来る人は多分、うるさい会場でも問題なく出来るだろう
人気のある人は、みんな静かに聴いてくれると思うし、
騒いでたりすると、他のみんなが注意してくれたり

でも、そうじゃない人は
単に実力不足というだけで片付けられていいものかと思ったりする

弾き語りは、あるフォーマットに則っていないと知らない人は聴いてくれない気もする

わかりやすく名曲か、すごく過激なパフォーマンスか、話し上手か、他にもいろいろあると思うけど

いわゆる飛び道具みたいなものがなかったりすると、本当はすごく良い音楽をやっているのに、音楽以外の所が原因でその音楽を聴いてくれなかったりする

でも、それは仕方ないことかもしれない



四万十川君のブログを読んだ人の中で、観客を黙らせられないのは甘えだと言う意見もあったみたいで

確かにな、とも思う

でも、四万十川君の作品を聴いたら、わかると思うけど、彼は音楽に関して、ものすごく厳しい

一人っきりで、長期間に渡り集中力を持続することが出来る人だ

作品が証明してる

今回のことは
そんな人が怒ってしまうくらいのこと


俺も弾き語りはよくする
自分がステージで同じ状況に置かれたら、一体何が出来るだろうと思う


俺はその日、丁度、四万十川君の新宿JAMでのライブを観ていたんだけど、
何かが起こってしまうんだろうなと思いながら、ライブを観ていた

じゃあ、やっぱり何かが起こってしまった


俺は派閥とか、権力争いとか、疲れるから、そういったものから遠ざかり続けて、自分に出来る範囲で自分の音楽をやってるつもりで

それでも、いろんな人に音楽を届けたいという気持ちは忘れたことはない

だから、本当はこういった物議をかもすようなことはそんなに好きではない

でも、今回は書こうと思う



四万十川君の音楽、俺はすごく良いなと思う

「変な人」や「DI DAN DON」なんて本当に丁寧に作ってあって、俺も、もっとしっかり曲作らないとなと考えさせたられた

話したら、それらの曲は何ヶ月もかかって作ったと言ってた

東京で出会うミュージシャンの中で、トーキングヘッズの話を出来る人が何人いるか?

四万十川君の解説付きで観たトーキングヘッズの映画「ストップメイキングセンス」は本当に面白かった



今回のことは、どうこうしたら解決とかはないと思う

ライブハウスでの弾き語りはどうしても人には届きにくいし、パーティーの余興のようなライブになってしまうことは全然、普通のことだと思う

でも、バンドをやろうと思い、メンバーがまだいない人は一人で歌うしかない

弾き語りはバンドの核なんだから、そのブッキングをないがしろにしたら、後々、痛い目にあうんじゃないかなと思ったりする


四万十川友美 「変な人」

https://www.youtube.com/embed/EQc9Jrp003Y



ちなみに冒頭の弾き語りは微妙な音楽〜

の微妙は普段会話で使う意味合いではないです
辞書を調べたらわかると思います

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