夏のような暑さが何日か続いた。
僕は最近はドラムばかり叩いてる。
遠くの街のあの人は元気にやってるのだろうか。
東京の夜は静か。
窓を開ければ風が忍び込んできて、
日々のいろんな物事をリセットしてくれるかのよう。
今までたくさんの人が目の前を通り過ぎていった。
また会いたいと思う人もいるし、そうでもない人も。
夏が好きだという人が多い気がする。
どの季節が好きだとか、あまり考えたことがない。
どれにも良い所と悪い所がある。
ここは天国じゃないんだ かといって地獄でもない
良い奴ばかりじゃないけど悪い奴ばかりでもない
と歌う良い歌があるんです。
昔、バイト先の店長にそんなことを話したら、
そんなの当たり前じゃないか、と言われたな。
マスターはお店を畳んだ後、
ゴルフ場で働くんだと張り切ってたな。
暑さは落ち着くらしい。
そのうち梅雨がやってきて夏になって、
今の気候のことなんて忘れてしまう。
なぜ歌を作るのかなと最近よく考える。
俺は歌を上手に歌いたいなんて思ったことはあまりない。
ドラムも昔はすごいドラマーになりたいと思ってた時があったかもしれないけど、
今じゃ、その瞬間・空間を良くしたいとか、そういうののほうが勝ってるかも。
そりゃ良いドラムは叩きたいけど。
やっぱり楽しくなれるような曲が作れたら一番いいかなと思う。
俺は過去に生きてると、この前飲みの場でそんな話題になり確かにそうだなと思った。
過去の出来事を参考にいろんなことに取り組んでるのも確かだ。
道のりは別でも辿り着く場所が同じだとしたら、
きっと俺に合ったやり方はそういうことなんだろう。
気付けば風は止んでしまっていた。
またすぐに朝が来て都会の営みが繰り返される。
僕は明日もカウントし続ける。
宮沢賢治の「告別」という詩を教えてくれた先輩と今日メールしてた。
最近の僕はあの詩のことをよく考える。