岡山健二のBlog

岡山健二のブログ

2017年06月

今日は久々に絵を描いた。

気晴らしに、空き時間に、
いつもノートの端に描いてた落書き。

時が経って、そんなものがTシャツやジャケットになったりした。
不思議だなと思う。



長い一日が終わって、自分に語りかける感じで、このブログを書いてる。
 
夜はいいなと思う。

工事の音も聞こえない、誰かから連絡が来ることもあまりない。



静かな夜が好きだ。

最近じゃ、あまりない。

別に、どんなものを創作してもいいじゃないかという気がしてくる。

昼間でもそうかもしれないけど、

いろんなこと気にしてしまう、

そういうのって持って生まれたものだし、治ることはないと思う。

でも、いいや。

そういうのを吹き飛ばす方法も、いくつか知ってるし、

ドラム、レコード、本、漫画。

いろいろ、



後は、ロックを最近、改めて好きになってきた気もしてる。

みんな、ああだこうだ言ってるけど、
単純にカッコいいとか、そんな程度で良いと思ってる。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの海賊版、音は汚いけど、
良い音だなと思う。

そんな感じなのかな。








中原中也という詩人が、確かこんなことを言ってた気がする。

詩とは自己との対話なのだと。

間違ってるかもしれないけど、俺はそんな風に記憶してる。

だから、詩の中に出てくる僕も君も、けっこう同一人物だったりするのかなと。



classicusの曲は、ラブソングがないねとたまに言われる。

歌詞を読み返してみると、確かに世間一般のラブソングは無いよな。

自問自答の20代。

曲にするとなると、そればっかり。



最近は昔に比べたらよく人と話すし、明るくなったなんて言われたりする。

なるべく背筋も伸ばすようにしてるけど、やっぱり人は変わらないよなとか思ったりしてる。

友達に勧められたマンガを読んでたら、「お前の頭は本で覚えたことばかりだろ」

という台詞があって笑ってしまった。





よく即興で詩みたいなものを書いた。

これは、4月17日の。



「知らない誰かも」


遠くを見つめていても
近くを見すぎていても
本当のことはわからない
自分が今どこにいるか

歩く人には花束を
口ごもる人には1杯のコーヒーを
だけど 僕には何もない
ねえ きっと何かが多過ぎたんだ

知らない誰かも眠りについた頃
 




明日から、また東京での日々。

曲は、またギターとピアノで作り出した。

自分にしかできないことを、ちゃんとできたらなと思う。

でも、ふざけることが大事だな。

このブログ、文字だけ見てるとすごく深刻っぽいけど、

俺は別にそんな奴でもない。



 
名古屋で買ったSADEのレコードでも聴いて寝ます。

それか、無音。





 




昔、地元でライブしてた頃(僕は高校生だった。)
40〜50才くらいの金髪のおじさんのシンガーがいた。
ライブと言っても、ライブハウスなんてない街だから、楽器屋の二階や、
小ホール、倉庫みたいな所ばかり。
そういった場所に、若者たちが集い、それぞれ好きなロックを演奏したり、たまに会社員や、おばさんたちが昔のフォークを歌ったり、ダンスグループがカラオケに合わせ踊ったり、
そんな中、その金髪のおじさんは際立っていた。
その髪の色に、パーマ、全身黒ずくめで、(下は半ズボン)、
シルバーのアクセサリーもしていたか。
とてもじゃないが話しかけられる雰囲気じゃなかった。
だから、そのおじさんはいつも孤立していたように思う。
それには、彼がやっていた音楽にも理由があったと思う。
言葉にすると難しいが、あえて言うなら、リズムの不規則な、
アコギ1本の、メロディーのない、朗読調の、それでいて半分絶叫の音楽、表現か。
歌詞と歌詞の間の妙な間合いも独特すぎた。
その頃の僕は、多分おじさんのことを白い目で見てたと思う。
井の中の蛙だとか、自己中な人だとか。(今思えば自分の理解を越えたことをやっていたから、受け入れることができなかったんだと思う。)
だから、結局、そのおじさんと話したことは一度もない。
そこから、月日は流れ、僕は東京で暮らすようになり自分の音楽をやるようになった。
地元に約20年、東京に約10年暮らした。
地元の音楽のことを思い出そうとすると大体いつもあのおじさんのことを思い出す。
何でなんだろう、もう15年も前のことなのに。
自分の頭の中で、あのおじさんは今でも歌を歌ってる。
よくわからないけど、多分、それは僕が初めて触れたオリジナリティーというもの
だったからなのかなと、今、思い当たった。
人が何と言おうと、自分の歌を歌っていたあのおじさん。
誰かに標準を合わせるでもなく、(そういったことも考えていたかもしれないけど)
淡々と、でも、限りなく自分の表現というものをやっていたあのおじさんのことを、今では、すごくかっこいいなと思う。










 

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