岡山健二のBlog

岡山健二のブログ

2018年10月

少し前から気付いてたけど、
自分がレコード屋で「良いな」と思ったレコードやCDは、たいてい何日か後に行っても、売れ残っている。

最初のうちは「ラッキーだな」とか思ってたけど、だんだんと「そうか、こんなもの誰も聴かないんだな」という確信に変わっていった。

今日は、エリック・クラプトンの「ピルグリム」のアナログを買った。
もちろん、これも1週間くらいお店の棚に並んでた。

このアルバムのCDは、自分が中学1.2の時に、母親が近所の人に借りたとかで(おぼろげな記憶)そこから、しばらく家にあった。

1曲目の「マイ・ファーザーズ・アイ」は、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」に、そっくりだな(何故かマーヴィン・ゲイのその曲だけ知ってた)とか、思ったり、えらく内省的な音楽だな、とか、2〜3曲目まではがんばって聴けるけど、その後は、タイクツで、タイクツで、、
ついぞ最後まで聴くことがなかった。

でも、まあ、自分もその頃よりかは、歳を重ねて、音楽も、いろいろ聴くようになった。(仙人のような人たちには、かなわないけど)

それで、ちょっと前にハマってたラヴァーズ・ロック系の人たちの雰囲気が、「マイ・ファーザーズ・アイ」と似てるな、とか、
自分が作ってる曲のことなんかを考える時、よくこのアルバムのことを思い浮かべるようになった。

何故かというと、おそらく、自分が音楽に興味を持った最初期に出会った数少ないR&B?16ビートの音楽だからなんだろう。

今、これを書きながら聴いてるけど、カッコイイと思う。あんまりブルースっぽくないし、ビートもシンプルで、前半なんか特に曲が良い。

このアルバムの中のどれかをコピーして次作る曲の足がかりにするか、いや、そんなことは茶番か、とか考えたり、
でも、とにかく、ようやく通して聴けて良かったな、とか思ってる。

でも、やっぱり、レコード屋の中の、たくさんある音楽の中で、この時代に、このアルバムをピンポイントで選ぶ人は、ほとんどいないだろう。そこまで古いわけでもないし、(98年作)ちなみに音飛びが三ヶ所あった。

レコード・マニアの知人に教わった、つまようじを使った修復方法もあるが、今はそれをやる意欲は特にない。



そういえば、前回作詞が進まないと嘆いていた自分がいたけど、やるしかないと思い、がんばってみたところ、だいぶ進んだ。たぶん完成。




「エピローグ」


瞼に浮かぶ いつかの幸せ
どんなに遠く離れていても
思い出す
とりとめなく 囁いてよ
夢の中でも 胸の中でも
ダイヤモンドが鈍く光れば
もう何もかも
捨てて 眠ろう

眠れない夜に 聞こえる音
風が揺らす 街路樹のカスタネット
遠く聞こえる
星くずのオーケストラ

誰かに尋ねてみたくもあるし
でも やめさ 今更のこと
零れ出す
淡い月日と ため息の雨
瞳 閉じれば 幕を下ろせば
昔 あの娘がよく言ってたね
いい夢見てね
そんなエピローグを

眠れない夜に 聞こえる音
風が揺らす 街路樹のカスタネット
遠く聞こえる
星くずのオーケストラ

眠れない夜に 君のことを想うよ













瞼に浮かぶ いつかの幸せ
どんなに遠く離れていても
思い出す
とりとめなく 囁いてよ
夢の中でも 胸の中でも
ダイヤモンドが鈍く光れば
もう何もかも
捨てて 眠ろう



最近は、使わなくなった楽器をよく売る。
この一週間だけでも、シンバル、タブラ、ドラムケース、アンプ 、、
まだまだたくさん眠ってる楽器があるから、 それらを整理したら、一体、どんな気持ちになるんだろう。スッキリするだろうけど、きっと、そのうち後悔とかするんだろうな。
それで、また曲が書けたらいいけど、そんなことを繰り返してたら、そのうち全てを失ってしまうから、軽い整理整頓くらいに留めておかないとな。

俺の好きな『Y氏の隣人』(漫画) には、こういった類のブラックユーモアが満載で。
自分の思考は、ほっておくと、そういうところに、よく落ち着いている。(最近、コンビニで売ってるのを見かけて、嬉しかった。) 

物を減らしたりすることは、自分みたいな人には、けっこう賭けで。
ずっと使わずに置いてあった物とかから、曲のヒントを得ていたわけで。

自分の実家は、物で溢れてるし、そういった環境は普通の人よりは、慣れてると思う。
何にも使われなくなった物たちには、一種独特なあわれさや、滑稽さがあって、
そういうものは、創作に繋がりやすいと思う。これは自分の場合だが。

でも、そういう部分はもういいかな。
そんな気分に浸りたければ、つげ義春の漫画を読めばいいや。
とか、そんな風に最近は、思うようになってきた。

でも、本当にどこまで減らせるんだろうか。
ここに書いたら、ひとまず満足してしまう可能性もあるしな。


ここからは、さらに雑文。
せっかく書いたので載せます。


この二、三週間、作詞が進まない。
日々の生活に夢を見ることが少なくなってきたからかもしれない。

だから、最近は、無理やり夢見てた頃の気分を取り戻そうと、甘酸っぱい音楽を聴くようにしてる。

今日なんてTeenage Fanclubのレコードを買ってしまった。95年の名作『GRAND PRIX』
再販されてたんだな。レコード屋さんの片隅で寂しそうにしてた。アナログで聴くの楽しみだ。


ここ数年は、自分としても、音楽を掘り下げ続けたな、という実感があって、
DAN PENNや、Milton Nascimento辺りまでが、自分の音楽地図に、しっかりと根を下ろし始めて、こりゃ、すごいや、このまま知識の丘を登りつめよう、と、いい気になっていたが、
その辺りで、そういえば自分はロックが好きだったと。
バンドサウンドを忘れかけてる自分に気付き、昔を懐かしむように、
単純に、気持ちのいい音が鳴ってて、気分の上がるロックをまた聴くようにしてる。








 

↑このページのトップヘ