私がたしなんでいる 海での水泳。
オープンウォータースイミングという競技は、プールの水泳大会に比べとてもマイナーではありましたが、私自身もう10年以上も取り組んでいます。
もう北京オリンピックから正式種目となり、先のロンドンオリンピックでも日本から代表選手を輩出しております。
次のリオでは日本人選手は大活躍してくれるでしょう。
オリンピックもそうですが、来年のいわて国体から 国体種目として正式にレースが行われることになりました。
そんな背景から、かつて行われてきた千葉の館山で行われているオープンウォータースイミングの日本選手権、すなわちジャパンオープンへの門戸も開かれており、今年は全国各地で行われる公式大会の選考レースと位置付け、総合三位までに入ると、この次日本選手権出場がえられます。
もともとこの日本選手権は、1500mを16分30秒以下で泳ぐことを必須とされておりましたが、そもそも5kmや10kmのオープンウォーターで、1500mのタイムを参考にするのはあまりにも目安程度にしかならないと言われてきました。
オープンウォータースイミングは、海で泳ぐという自然相手の競技ゆえプールの大会とは全く別物で、潮の流れ、波、漂流物との接触やコース取り、他の選手との接触、駆け引き、などなど、数えればきりがないほど経験というのがものすごくモノをいう競技です。
実際、100mや200mやでプールで泳ぐタイムでは全く歯が立たないのに、このオープンウォータースイムレースで頻繁に行われる3kmや、5kmの距離となると私は、それらプールでは歯が立たない選手らに大きく差をつけてゴールすることができます。
まさに持久力、経験というのが大きく左右する競技です。
私は先述したように10年以上も取り組んできた関係上、過去120を超えるレースをこなしてきており相当なベテランの域に入っています。
そこで、このオープンウォータースイミングの日本選手権 ”ジャパンオープン”とといえば、まさにオープンウォータースイマーあこがれの聖地。
一度はこのスタート台に立ってみたいと思うのは当たり前のことです。
私は、その参加標準タイム16分30秒では泳げませんので、この全国で行われる日本選手権 選考 公式大会のレースで総合三位に入ることを目標に今年一年取り組んでいました。
がしかし、結果は、新潟では8位。
姫路では5位と、私の夢は、まさにうみのもくずと消え去りました。
実際、総合三位まで入った選手は、新潟でも姫路でも10代、20代前半の高校生や大学生ばかり。
当たり前ですが、練習にかける時間も違えば、練習量もくらべものになりません。
来年頑張ってよ!という声もいただきましたが、実際44歳になる私の年齢を考えるととても厳しいと思います。
がしかし、自分で壁を作ってその壁を登れないと弱音を吐くことはしたくないのが信条。
心折れることなく、あきらめることなく、来年もできうる限り努力して このオープンウォータースイミングに取り組んでいきたいと思っています。(^^)
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