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 この作品を読んで、現在入院している友人のお見舞いに行かなければならない気がしてきた・・・。
 近々ホントにお見舞いに行きます。(マジでw)

<作者>

 著者:江戸屋ぽち
 原作:片岡とも

<内容>

 病院の7階「ただ、生命が尽きるのを待つ場所」に住む少女「セツミ」は、長期の入院により疲れ果てほぼ無気力な人間となっていた。そんなある日、この7階に新しい住人「阿東」が入る。そして2人でこの病院を抜け出すのだが・・。

<感想(全体的)>

 絶対的な死を前にして、未練や後悔を消費してゆく展開が悲しくてつらい!!

 治る事のない病に体を蝕まれ、ただ死を待つだけの人生を捨て、残りの人生を自分の好きに生きる為に病院から抜け出し、行く当ての無い逃避行を続ける2人の運命が悲しくて読んでてつらくなります。
 特に、2人の先に待っているのは”生”ではなく”死”という現実が一番つらいです。

 それと、
 残された人たちの反応が皆違っていて、読みながら不思議な感じがわいてきました。

 病院を抜け出した2人に対して、怒りをあらわにする者や、予想外の事態にどうしたらよいか戸惑う者、逆に自らの意思で行動した事実に安堵感を浮かべる者など、それら反応が様々で、なんだか不思議な気分になってしまいました。

<感想(部分的)>

 「セツミ」の水着姿が見たいです!!w

 本編の重苦しい空気から察すると、ちょっと空気の読んでいない発言(要望)なのかもしれませんが、「セツミ」が元気になって海で水着姿ではしゃぐ姿が見たいと本心で思いました。w
 それに「セツミ」可愛いし・・・。ww

 それと、
 2人の逃避行がこれからどこへ向かい、そしてどうなるのかが気になります。

<まとめ>

 逃れられない絶対的な”死”を前にして行動する2人の逃亡者の重い心境が読んでてつらくなる作品です。
(こういう作品は読みなれてないせいか、かなり心苦しい気持ちになりました。)

<関連リンク>

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