超能力ってほどではないけど、不意にスカートを捲り上げるだけの能力が欲しいです。w
<作者>
いみぎむる
<内容>
スプーンを曲げる超能力を持つ男子高校生「斉藤宗一郎」は、自己紹介でその特技を披露するのだが、思わずしらけて高校デビューに失敗。
それからというもの、「スプーン」とあだ名で呼ばれるようになってしまう。
だが、スプーンはこの能力を活かす為に超能力研究部へ入る事を決めるのだが・・・。
はたして、そこで待ち受けている人たちは・・・。
<感想>
初めは、主人公の超能力(スプーン曲げ)が思わず凄いと思っていたけれど、後にそれ以上の能力を普通に持った人たちが現れ、だんだんと主人公の立場が薄くなって行く展開が面白かった!!
特に、超能力研究部に所属している面々の能力が、主人公の能力(スプーン曲げ)よりも実用的で、不死身の能力や、対象を吹っ飛ばす能力、さらに相手の心を読む能力など、主人公の能力がちっぽけに思えてしまうぐらい素晴らしい能力を持つ超能力者たちの登場に、だんだんと立場を奪われてゆく展開が面白かった。w
この作品、連載が続けば続くほど主人公の存在が希薄になって行くのでは?w
ついでに、
最後の方に描かれている【おまけ】はエロくてご馳走様でした!!w
主人公と不死身能力者の女子高生が、一緒に屋上から飛び降りた時のアクシデントを描いたおまけなのですが、その不意ないやらしさがちょっと羨ましかった。w
<まとめ>
スプーンを曲げる超能力を持つ主人公が、それ以上の超能力者たちの前に、だんだんと存在感薄くなって行く展開が面白かった作品です。w
<関連リンク>
サイトーくんは超能力者らしい 1巻 (ガムコミックスプラス)
著者:いみぎむる
ワニブックス(2011-08-25)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る