201005301117000朝、町内の山車の漆塗り準備作業に顔を出して、11時に香取神宮へ。香取神宮へ額を奉納させていただき、その除幕式へ招かれました。どんな人たちが来ているんだろうと、予備知識なしに行ってみると、祭り、祭礼、下座関係の方々や、市内の事業主の皆さん、各団体でよくお見かけさせていただく人がたくさん来ていました。久々に本殿の中に入り、セレモニーに参加。太鼓のまん前に座ったので、ドドンッと腹に響いてくる音に一寸びっくり。こんな近くで太鼓の音聞くのは久しぶり。

セレモニーが無事終わり、本殿前の回廊に三つの白い幕がかかった奉納額が飾られています。前に集まり、鳶の頭衆が「木遣り」をやってくれました。仕事柄、「木遣り」はたびたび聞いて良いはずなんですが、上棟式なども、最近は簡単に、省略されてゆく風潮で、久しぶりに聞いた「木遣り」に感動をしてしまいました。頭が歌いだし、若衆がそれに続く・・・。私が前回聞いた「木遣り」は、私の家の上棟式の時でした。頭の声高らかに響く木遣りに背筋がピンと伸びて、凛とした雰囲気に感動を覚えたのを忘れられません。「木遣り」、最近は上棟式で頼まれることも少なくなり、貴重な機会でした。

201005301132001奉納額の中に納められた木札には、社名の「桶市ハウジング」という文字の上に、屋号のマークを入れました。実は、桶市ハウジングという会社に社用のマークというものは作っていません。今回掲げた印しは、丸に市。昔、桶市材木店として初代が創業したときに使っていた焼印の印です。山で原木を買い、丸太に自分の記しをつけるときに使っていたという印、これを100余年ぶりに復活させました。丸は桶の意味。市は初代の小長谷市太郎の頭文字の市。初代は桶職人だったことから当社の桶市という屋号ができています。
今まで、神社やお寺など、名を残すところには、すべて現在の当主、三代目の父の名が記されていた。今回、一生残すという香取神宮の奉納額に残す名として、今までなら「桶市」もしくは、「小長谷材木店」、「桶市材木店」というように残したであろう。しかし、今回は自分の起こした会社の名を残させていただいた。自分の足跡、そんなもの、残したくなってきたのかもしれません。