社長☆blog「社長のつぶやき」桶市ハウジング : 漆喰塗り替えリフォーム

佐原の街中で和室の左官壁の塗り替え工事です。昨年中にLDKや水回りの1期工事を終えて、今度は和室続き間の壁を漆喰に塗り替えるというリフォームです。一昨年は長雨で壁にカビが発生したという家が結構ありました。

今回のリフォームの趣旨の一つでもあるカビが出ないようにということになると壁の素材は漆喰一択になります。当社の新築の家にも使われている塗り壁の漆喰という材料、実は漆喰はカビの発生の心配が殆どない、その上調湿作用にも優れているという良い素材なんです。

漆喰は強アルカリ性という性質をもっています。強アルカリは殺菌剤としても使われているほど強い成分なので、漆喰壁は細菌やカビが発生しにくいのです。また、「強アルカリだけど、人間に害はないの？」と心配になる方もいるかもしれませんが、しっかり乾燥させ、硬化した漆喰壁は触っても全く問題ないので安心なんですね。

現在当社の家の殆どに採用されている漆喰という素材。喘息やアレルギー、化学物質過敏症で悩んでいる方でも「安心、安全に」暮らして欲しいという願いから標準仕様として採用しています。

最近の住宅の性能スペックを示す数値とは関係のないことですが、基本的に、かつ根本的に人が家の中で安全に、かつ安心して暮らすためには温熱環境もさることながら、空気環境もとても大事な要素です。