ヤモリといっしょ

つい保護してしまったニホンヤモリとお世話係のブログです。 日本とニューカレドニアのヤモリたちが鋭意家守中。

(おきがあの世に行ってしまって書けないので、代わりにオットくんが
書いています。)

あさいちに続いて、ゆうじ。
一番おっちょこちょいで、落ち着きなく動き回り、愛嬌があるやつです。

013-先行するあさいちとこれからのゆうじ
先行するあさいちとこれからのゆうじ(奥の壁に小さく
見えているのがあさいち、容器の中にいるのがゆうじ)

014-あっちの暗い世界を目指すんだ!ゆうじ
あっちの暗い世界を目指すんだ!とがんばるゆうじ

015-初めて外に出たゆうじ
初めて外に出たゆうじ

容器を出ると、あさいち兄さんを追いかけるかのように同じ方向に
進んで行きました。ぴゅー!ではなく、のたのたのた…です。
でも途中で向きを変え、あさいちとは違う方に進んでいきました。

ここで、既に進んでいたあさいちも、ちょうど壁がコーナーでオーバー
ハングしているところにひっかかって右往左往していました。

かつてのカミカミ事件の影響で右後ろ脚の指が今も欠損しているあさいちは、
見ていると、ほぼ不自由なく歩けるのですが、指が足りない分だけ
右後ろ脚だけ吸着力が足りずたまにやや足を滑らせることがあるようです。
しかし、そんなハンディをものともせず、あさいちはついに
オーバーハング部を乗り越えて反対側へ。しかし、そこからなぜか向きを
変え、結局、あさいちとゆうじは互いに距離をあけつつも、
壁のあっち側とこっち側とで平行に同じ方向に進んでいきました。
兄弟だから根本的なところは似てるのかな?
その先のどこかで兄弟再会するのかも?

016-たくましくなったあさいち
たくましくなったあさいち

017-かっこよく決めたゆうじ
最後はかっこよく決めたゆうじ

あさいち~! ゆうじ~!
元気でね~!
しっかりエサを捕まえて食べるんだよ~!!
あさいちもゆうじも屋外で良いお嫁さんに出会いますように!
我が家のヤモリ(家守)として、これからも家を守ってね~!!

夜8時半頃、無事4匹とも放し終わりました。
みな元気に自然界に帰っていきました。

ムラサキ! イブ! あさいち! ゆうじ! みんな元気でな~!!
今まで長い間楽しませてくれてありがとう~!

去っていき方には、4匹ともそれぞれの個性がとても出ていて
いかにもでした。

おきもどこかで見てくれていたかなあ?

ちなみに、このときは、まだ5月なのに、夜の時点でも気温は
約29℃でした。この日は暑かったです!

ニホンヤモリーズの彼らは、暑さにも寒さにも負けずたくましく
生きていってほしいです。
またどこかで会えるといいな!!

(おわり)

(おきがあの世に行ってしまって書けないので、代わりにオットくんが
書いています。)
(5月に行なわれた放ヤモ式の話の続きです。)

放ヤモ式のラストを締めるのは、あさいち&ゆうじの兄弟!
おきがヤモリを飼い始めるきっかけとなった「とけこ」が飼育下で
同時に産み落とした2個の卵から孵化して成長した兄弟です。

まず、あさいち。
容器の中でも敷かれたキッチンペーパーの下でずっと引きこもって
いたぐらいで、どこまでも慎重な性格です。
そういえば普段からそうでした。
蓋を全開してペーパーをどけていてもなかなか容器から出ようと
しません。

006-出ていいんだよ!あさいち
出ていいんだよ? あさいち!

007-出ていいの?と尋ねるあさいち
えっ?! 出ていいの? でもこわいよ~!

008-戸惑うあさいちと容器内のゆうじ
放置されて戸惑うあさいち(右)と容器内のゆうじ(左)

009-あっちに行ってみようかな?(あさいち)
あっちに行ってみようかな?と、しばし考えるあさいち

しかし、ついに出て、のたのたのた…と近くの物陰に走り込んで
いきました。よし、そこで待っとき! ゆうじも今送り出すからね!

010-よいしょっと!(あさいち)
よいしょっ!と、乗り越えるあさいち

011-初めて外に出たあさいち
初めて外の世界を知ったあさいち

012-こうやって影に隠れればいいのか(あさいち)
こうやって影に隠れればいいのか!と悟ったあさいち

(つづく)



(おきがあの世に行ってしまって書けないので、代わりにオットくんが
書いています。)

放ヤモ式、どんどんいきます。
ムラサキの次は、イブ。我が家のニホンヤモリーズで唯一のメスです。

005a-唯一の女子イブ
唯一の女子イブ

自宅のバルコニーにあるトランクルーム内の荷物の隙間で冬眠中のところを
捕まえたものなので、そのトランクルームからほど近いバルコニーの床で
逃がすことにします。(もうトランクルームに入っちゃダメだよ!)

005b-イブの容器を開けた
イブの容器を開けてみたところ

透明容器の蓋をあけてしばらくすると、ぴゅー!っとすごい速さで
ダッシュ!近くに寝かせてあった大きなゴミバケツの下へ一瞬で
かけ込んでいきました。でもそのゴミバケツはグラグラするから
そんなところに隠れていたら危ないよ! ブチュッと挟まれるかも?
…と思ってゴミバケツを持ち上げると、もういません。あれ?
周辺を探してもどこにもいません。あれ?

早い! さすが4匹の中で一番最近まで野生だったイブです。
野生の勘を忘れていなかったようです。
隠れるのがうまいようです。

おかげで、イブに関しては、去っていく途中の写真は全く撮れません
でした。

(つづく)

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