ヤモリといっしょ

つい保護してしまったニホンヤモリとお世話係のブログです。ニホンヤモリとガーゴイルゲッコー、ルーズゲッコ―、ネフーババイヤモリ、マモノミカドヤモリが家守中。

先日、ケージの中からいきなり現れたガーゴのベビー2匹ですが、元気に練り餌を食べています。
そして、同時に見つけた卵は二つとも2日ほどでカビがまわってしまい廃棄しました。

まだ孵化していない卵もあるので、今シーズンの振り返りには早いのですが、いろいろ足りていなかった部分の考察と来シーズンへの備えも兼ねて、このあたりで振り返っておこうと思います。


まず、いきなり出てきたガーゴのベビー2匹。
今までわかっている産卵記録を見てみると、

☆ガゴたんの産卵記録(日付は回収日)☆
○シーズン1
2015年12月4日 スラッグ卵1こ
12月25日 無精卵1こ(1クラッチ目)
2016年2月11日 無精卵2個(49日間隔、2クラッチ目)
3月29日 無精卵2個(48日間隔、3クラッチ目)
5月19日 無精卵2個(51日間隔、4クラッチ目)
6月27日 無精卵2個(41日間隔、5クラッチ目)
7月30日 無精卵2個(34日間隔、6クラッチ目)

○シーズン2
2017年1月7日 無精卵2個
2月28日 有精卵 2個 (52日間隔、2クラッチ目) →1号&2号
4月16日 有精卵 2個(47日間隔、3クラッチ目) →3号&4号
5月29日 有精卵 2個(44日間隔、4クラッチ目) →5号
<ーーー
7月29日 有精卵?? 2個(60日間隔、5クラッチ目)
☆ここまで☆


2016シーズンはペアリング無しだったので6クラッチ全て無精卵でした。
このシーズンから、ガゴたんの産卵間隔は温度による変動があり、高温の方がやや間隔が短くなる事がわかりました。
そして産卵の間隔はおおよそ34~51日でした。

2017シーズンはお相手のオス、しんのうさんが育ってきたので、1クラッチ目の無精卵を産んだ後の1月21日と、2クラッチ目の後の3月8日にペアリングをしました。

で、今までのところ4クラッチ目の有精卵までは発生&ハッチしていること、4クラッチと5クラッチの間が60日あいている事から、今回見つけた6号&7号は6月末くらいに産卵された卵からハッチしたものと考えられます。

有精卵になったら、身体の中で丁寧な造りになって、産卵の間隔や回数が変動するのかな~なんて思っていたので5月末で終わりだと勝手に思っていたんですよね。
まさかそんなに多産だとは思いませんでした。。。


さらに、掘り出したまだ産みたてっぽい卵。
これは思い当たる節があります。

8月末にガゴたんが床材を掘っていたので、産卵床を設置しました。
(産卵床は産みそうな気配のある時に設置している。この読みは当たったり外れたり。)
今までは産卵床の中身はバーミキュライトを使っていたのですが、産卵後にガゴたんの口の端が荒れている事が一度あり、鉱物より柔らかい方がいいかと、この時だけミズゴケにしてみました。
掘り返した形跡はあったものの、埋めもどしも卵もなかったので、床材を掘っていたのはガゴたんの気まぐれ?と思っていたのですが、気まぐれじゃなかったみたいですね~。
掘りにくいか埋めにくいか、何かお気に召さず、床材にお産みあそばされたようです。

この8月末くらいに産んだらしい卵は2個とも無精卵だったらしく、早々にカビてしまいました。
管理の問題もあるかもしれませんが、ケージ内放置でも孵化しているので、管理よりも卵の質の方が影響していそうです。
7月末に産んだ卵も一つは発生しているようですが、もう一つはカビていないものの色があやしいので発生していないように思います。


これらの情報をまとめて、ガゴたんの産卵記録を作り直しました。


☆ガゴたんの産卵記録(卵は回収日)☆
○シーズン1
2015年12月4日 スラッグ卵1こ
12月25日 無精卵1こ(1クラッチ目)
2016年2月11日 無精卵2個(49日間隔、2クラッチ目)
3月29日 無精卵2個(48日間隔、3クラッチ目)
5月19日 無精卵2個(51日間隔、4クラッチ目)
6月27日 無精卵2個(41日間隔、5クラッチ目)
7月30日 無精卵2個(34日間隔、6クラッチ目)

○シーズン2
2017年1月7日 無精卵2個
 1月21日 ペアリング(2昼夜)
2月28日 有精卵 2個 (52日間隔、2クラッチ目)
 →1号(6月7日生/99日)&2号(6月9日生/101日)
 3月8日 ペアリング(1昼夜)
4月16日 有精卵 2個(47日間隔、3クラッチ目) 
 →3号(7月4日生/79日)&4号(7月6日生/81日)
5月29日 有精卵 2個(44日間隔、4クラッチ目) 
 →5号(8月2日生/65日)
6月末? 有精卵 2個(5クラッチ目)
 →6号(9月1日発見)&7号(9月2日発見)
7月29日 有精卵?? 2個(6クラッチ目)
8月末? 無精卵 2個(7クラッチ目)
☆ここまで☆

5クラッチ目が6月29日と仮定すると、4クラッチ→5クラッチ→6クラッチの間隔はおよそ30日。
6号と7号はおよそ60日ちょっとで孵化してきた計算になります。
このあたりが夏場の最も短い間隔になりそうです。


今年の産卵傾向を参考に、来2018シーズンを考えておきたいと思います。

(1)ペアリングは12月から始めて、以降1、3、5クラッチの後にペアリングする。
ヤモリは蓄精すると言われていますが、今シーズンの結果から一回のペアリングで有精卵になるのは3クラッチくらいまでで4クラッチからは微妙な様子。
ガゴたんは12~1月くらいから産卵を始めるようなので、お試しとして12月からペアリングを始めて、1クラッチ目の後から2クラッチ毎にペアリングをしていけば、多産なガゴたんでも有精卵がとりやすいのでは。

(2)産卵床はバーミキュライトにする。で、入れっぱなしにしておく。
また床材に産まれたらたまりません。
いきなりベビー出てきてホントにびっくりしたんやで。(゚ロ゚;)

(3)最大7クラッチもあると覚悟せよ。
ガゴたんも来年は4歳におなりあそばされますが、ガーゴとしては気力体力の充分なお年頃ではないでしょうか。
今シーズンのように7クラッチ産むこともアリだと心して給餌しておきます。
最大7クラッチ×2卵=14ベビー なんてことになったら睡眠時間削られるなぁ…
商業ブリーダーさんや多種ブリードされている方たちはいつ寝ておられるんでしょうか?

9月11日にちびっこガーゴたちの体重を測りました。
前回が8月27日だったので、約2週間ぶりです。
9月に湧いて出た6号7号は初めての測定です。
皆さんお食事前です。


〇ちびっこ1号(6月7日生まれ) 13.0g(前回比+2.5g)
IMGP6426s
イエコを持つピンセットを乗り越えてゆくガーゴ。
君はどこを目指して進むのかー 君が足下にしている物はごはんだー。
IMGP6427s
何だか全体的に茶色いヤモリに育ちつつあります。


〇ちびっこ2号(6月9日生まれ) 14.0g(前回比+2.1g)
IMGP6424s
よく食べるよいこ。
1号と同腹なのに、1号と違ってハンドリングも嫌がらない扱いやすいヤモリです、今のところ。
IMGP6425s
そしていつも白い。。。


〇ちびっこ3号(7月4日生まれ) 9.8g(前回比+2.1g)
IMGP6421s
3号も4号もイエコスキーなので、見ただけでかぶりついてくれる給餌が楽なちびっこです。
IMGP6423s


〇ちびっこ4号(7月6日生まれ) 9.4g(前回比+1.9g)
IMGP6419s
4号も給餌が楽。
でも近頃ピンセットを乗り越える事があります。誰に似たのよ。

IMGP6420s


〇ちびっこ5号(8月2日生まれ) 4.5g(前回比+0.8g)
IMGP6417s
ちびっこガーゴは小さいほどぴこぴこ跳ぶのですが、5号はやっと落ち着きはじめました。
IMGP6418s
生まれた時は3号も4号もこんな色合いだったんですけどねぇ…だんだん色が薄れていきますね…。


〇ちびっこ6号(9月1日発見) 2.7g
IMGP6414s
母親ガゴたんのケージからいきなり湧いて出てきた6号。
5号そっくりの色合いです。
IMGP6415s
5号そっくり。
こちらの6号・7号はまだ練り餌です。毎日ちまちまと食べています。


〇ちびっこ7号(9月2日発見) 3.0g
IMGP6411s
こちらも母親ガゴたんのケージから湧いて出た7号。
今回ケージのフタを明けたら飛び出してきました。
IMGP6412s
そしてカップになかなかおさまらなかったので、大好きなヘアカーラーに乗せて量りました。
測定は7号6号…1号の順だったので、他のヤモリのにおいが気になるとかではなく、単にカップに入るのが嫌だったご様子。
IMGP6413s
給餌でケージから取り出して、給餌後にケージに収めようとしてもすんなり入ってくれずにお困りなことはございませんでしょうか?
そんな方には、ケージ内にヘアカーラーを一つ転がしておく事をお勧めします。
ヘアカーラーは小さなヤモリたちのシェルタになるだけでなく、ケージへの帰宅を拒否する自由奔放なヤモリが自分で入ってくれる、お手軽なトラップにもなるのです。
7号もこの後ヘアカーラーごとケージに戻されました。

まぁ、筒好きには個体差もありますけれども、うちのちびっこは好きが多数派です。

抱卵中だったネフ子さんが、スッキリした姿で現れました。IMGP6377s
産んだみたいです。ちょっと前に準備しておいてよかったです。

それでは恒例の埋蔵卵探しです。
IMGP6378s
どこだ~?


IMGP6379s
ありました。結構探したよ?
床材を赤玉土にしていた時は、ちょっと卵の表面が覗くくらい浅く産んでいましたが、細かいヤシガラに変えたら比較的しっかり埋めてあります。
赤玉土よりヤシガラの方が掘りやすいみたいですね。

で、前回もそうでしたが、今回もシェルタにしているジフィーポットの下に産んでいました。
次からはあちこち掘り返さず、初めからポットの下を探すことにしますよ…。


IMGP6380s
9月6日回収の二個卵。今回は床材も湿らせておいたし、前日に産んだ卵を回収できたので、乾燥もへこみも無しです。

IMGP6381s
今回の卵(右)と比べると、前回の卵(左)は倍くらいの大きさに膨らんでいることがわかります。

卵を探している間、ネフさんたちには避難のついでに日干しもしてもらいました。
IMGP6382s
動き回るネフ子さんと、

IMGP6383s
安定の引きこもり、ネフ男さん。

IMGP6384s
ネフ男さんは引きこもりなのに、きっちりペアリングもこなしているとはすばらしい。
見た目に依らずヤル漢です。

卵も回収し終わったので、再びレイアウトしなおしてネフさんにも入ってもらいました。
IMGP6385s


卵を回収した翌日の夜に帰宅すると、前回の卵から孵化していました。
おおきくなってるな~とは思ってたんですが、いきなり出てるとびっくりしますね…。
IMGP6386s
子ネフ3号、9月7日ハッチです。(産卵からおよそ50日)

IMGP6387s
相変わらずの小ささ。かわいらしさ。なのに天井も登る運動能力。
良い壁チョロです。

参考までに、上で挙げた卵の写真は
IMGP6381s
産卵直後の卵と、孵化直前の卵ということでした。たまたまだけど珍しい写真になりました☆

このページのトップヘ