(おき本人があの世に行ってしまってブログを書けないので、代わりに
オットくんが書いています。)

(おきがあの世に旅立ってからしばらく経った5月に行なわれた「放ヤモ式」
の話をお送りします。遅くなって、季節感がずれてしまいましたが、ご容赦を。)

以前書いたように、昨年12月末におきが意識不明になってもう元のような
生活に戻れる可能性は低いと言われた時点で、おきが飼っていたヤモリたちは
全て業者に引き取ってもらっていましたが、そんなヤモリたちのうち、
ニホンヤモリ4匹(通称 ニホンヤモリーズ)は自宅マンション由来なので、
いずれ暖かい季節になったら元いた場所に逃がすことに決めていて、
そのために、返却してもらう予定になっていました。

ニホンヤモリーズというのは、あさいち、ゆうじ、ムラサキ、イブの4匹です。

イブはクリスマスイブに冬眠中のところを偶然見つけて捕まえて、
メスとわかり、おきがめっちゃ大喜びしていたメスです。
その喜びようはハンパなく、おきと出会ってからこれまで一緒に過ごしてきた
20年以上の年月の中でもおそらく五本の指に入るほどの
とんでもない喜びっぷりでした。
そんなに喜ぶおきの姿がもう見納めになってしまったとは!

もうそろそろヤモリを外に放しても生きていけるぐらいに十分暖かく
なったかな…と判断した5/26(日)の午前。
預けた相手からニホンヤモリーズを返してもらいました。

ニホンヤモリーズの4匹はお惣菜売り場で見かけるような透明容器
(内部の底にはキッチンペーパーが敷かれている)に1匹ずつ分けて
入れられた状態で我が家に戻ってきました。
久々の再会!
おお~っ!
みんな元気そうだね~!
おきもあの世から見てるかな~?

ちびっこだったムラサキとイブもちょっと大きくなってました。
あさいち、ゆうじもすっかりたくましくなってました。
かわいいなあ。

のちにわかったのですが、この日は「十分暖かく…」どころか、実は
暑くなりすぎの日で、まだ5月なのに全国各地で猛暑日や真夏日になり、
中でも北海道佐呂間町では39.5℃という、5月の気温の全国最高記録を
更新する暑さになったようです。
ちょっと期待したより暑すぎな気もしましたが、予定通りこの日の晩、
自宅マンションで、ニホンヤモリーズの4匹の「放ヤモ式」が厳かに
執り行われました!

放鳥式ならぬ放ヤモ式です。

元々、自宅近隣にはカラスが多いので、外が暗くなってカラスたちが
活動しなくなる頃を待って、行動開始です。

まず、自宅内にあるおきの祭壇にニホンヤモリーズの4匹を容器ごと
お供えし、彼ら4匹からおきへの分として線香4本を立てて、彼らが
無事元気に帰宅したこと、これから彼らを自然界にかえすことをおきに
報告しました。

おきは彼らを本当にかわいがってたもんなあ~。

この時点でも、透明容器の中で落ち着きなくのたのたと歩き回って
「出して出して~!」と蓋をひっかき続ける好奇心旺盛なゆうじと、
透明容器の底でキッチンペーパーの下に隠れたりたまにちょっと顔を
出して様子をうかがうイブ。そして、キッチンペーパーの下にじっと
隠れて動かず全く出てこようとしない慎重なあさいち…と、それぞれ
対照的でした。

001a-容器内でのたのたゆうじ
容器内でのたのたと動きまわるゆうじ

001b-早く出せ~!と騒ぐゆうじ
早く出せ~!と騒ぐゆうじ

001c-ゆうじ全身
全身見られていても気にしないゆうじ

やっぱり、かわいいなあ。

1匹ずつ、屋外のかつて捕まえた場所の付近に連れていき、そこで
容器の蓋を開けて、自分の足で外へ出て行かせることにしました。

(つづく)