「趣味は何ですか?」と聞かれたら、ベーキングはもちろんのこと、「英語」「ヨガ」とこたえています。今日はその「ヨガ」について。

ヨガを始めたのは、実は腰痛がきっかけでした。

娘を出産後、だっこもあるし体重も増えたせいか時々腰に疲れを感じる様になっていました。30歳の頃です。
でも、まだこの時は若さが味方してくれて、体の不調というまでには至っていませんでした。

32歳で息子を出産。
子供達二人を、ママチャリの前かご座席と後ろ座席に乗っけて今日は公園、明日は児童館と忙しく子育てをしていた頃。自分では元気いっぱいのつもりでしたが、
自転車

ある日突然!
ぎっくり腰になってしまいました!!

腰痛


その日は家からは自転車で20分強のところにある公園で、お友達親子と一緒に子供達をたっぷりと遊ばせていました。さあ帰りましょう、という時に
子供を持ち上げて自転車の座席に座らせようとしたら腰に激痛が走りました
一気にあぶら汗が出てくる感じ。。。

私は、子供が自力で自転車の座席によじ登って座るという動作がとても危なく見えて(特に親が自転車から目や手を離している時にこれをやると本当に危ないっ!とヒヤヒヤしてしまう)嫌だったので、

うちの子たちは私が「ヨイショっ!」と持ち上げて座らせるということをしていました。
この、「重いものをひねりながら持ち上げる」という動作は、実は腰にはとても良くないのです。



ママ友たちに心配されながらも、自転車にまたがってしまえば腰には体重がかからないので、そのままそろそろ〜と自転車をこいで家に戻りました。でも、とてもこれでは夕食の支度はできないのでフラフラしながらも途中コンビニでお弁当などを買って、その日はそれで間に合わせました。

家に戻って横になっていても、湿布を貼っても、痛みがおさまる気配はなく。ママ友が教えてくれた整体院に電話をして翌朝一番の予約を無理やり受け付けていただいたのでとにかく寝ることに。


翌朝伺った整体院は、子供達のプリスクールが一緒のお父さんが開院されていて、徒歩で行ける距離にあったのが幸い。「ボキボキ先生」「ゴッドハンド」と評判の高い先生の整体院なので、本来は予約はなかなか取れないのですがこの日は特別に早朝の開院前の枠で治療していただけました。(お友達特典)

私の腰を見て院長先生が口をあんぐり。
「これはひどいですねぇ。よく歩いて来られましたね。」と。

実は知らなかったのですが、私は脊柱側湾症 といって、生来背骨が横に曲がっている体だったようです。長年騙し騙しひずみを抑え込んできた腰が、今回は耐えきれず爆発を起こした感じ。腰の周りの筋肉がすっかり強張ってゆがみと痛みの原因になっていました。
脊柱側湾症

元々曲がっている骨は、金属のサポートでも入れない限り治ることはないので、まずはじっくりと筋肉をほぐしてから「ボキッ!!」「バキッ!!」と治療開始。ぐええぇ〜〜〜、とあぶら汗。全身ぐったりです。その日は針治療と湿布もしていただいて、しばらく続けて通院することに。
(注:ボキボキ治療に関しては賛否両論あります。ご自身の症状に合った治療を信頼できる医療機関で受診されるのがベストです。)


この時は「正面から見ると腰が斜めにずれているのがわかる」ぐらいの状態でした。それからこの整体院に通い(保険が効かないのでお財布もアイタタ、、、)自分でもストレッチや「自力整体体操」などして、ようやくようやく普通の生活ができるようになりました。


でも、曲がっている背骨は曲がっている。それを微妙なバランスで使っていき続けるには、腰を支える筋肉と柔軟性が無いとダメ!整体院はあくまで応急処置。自分の体は自分でメンテナンスしなくては。

ぎっくり腰がまた軽く再発した時や、腰の曲がったご高齢者を見るたびに「このままでは腰の曲がったおばあさんになってしまう!」ハイヒールもはけない、おしゃれもできない!!と落ち込みました。どうにかしなくては!


ということで、近所に新しくできたばかりのヨガスタジオに通い始めました。

yoga

ホットヨガの初心者クラスは、筋肉を温めてほぐしながらゆっくりとポーズをとる感じだったのでなんとか大丈夫。自分の体重を負荷にして動くし、個々人がそれぞれできるところまでやればいいので、不安なく始められました。

同じポーズが、通ううちに前よりも少し安定したり、少し深く曲げられたりと実感できるので(なにしろ出発点がゼロでしたから)段々と楽しくなりました。あー、このアーサナ(ポーズ)はここの筋肉を使うんだ!とわかるようになってくるのです。

ホットヨガだと、汗をたくさんかいて代謝も良くなるしお肌の調子もいい感じ。それになにより、終わった後スタジオのシャワーを浴びると「まるで温泉にいったみたい」なさっぱり感でやみつきになりました。


以来、ニューヨークでもヨガはずっと続けています。
年数だけでいえばなんと15年以上。その間、何度か「軽めのぎっくり腰」はありましたが、自分の体とうまく付き合っていくことができるようになりました。

コロナウイルスでスタジオに通うことができなかった間は、オンラインヨガなどもやっていました。
今後もヨガは細く長く続けていこうと思っています。(おばあさんになってもやるよ〜♫)


昔から体が固くて前屈しても床ははるかかなた、という感じだったのですが、今は毎晩寝る前のストレッチが習慣になり
開脚
こんな ↑ ポーズは楽にできるようになったし、座禅の時の様な「蓮華座」パドマーサナ(結跏趺坐)も無理なくできるようになりました。プランクポーズ で体幹を鍛える努力も。

04-3

私のヨガは、健康法や美容のため、運動不足解消もあるけれどむしろ「リハビリ」だと思っています。

ヨガのおかげで自分の体としっかりと向き合って不調をいちはやく感知、修復。ここ数年はほとんど重い腰痛も出なくなりました。


畳一枚分の(=ヨガマット一枚分の)スペースさえあれば、どこででもできるのがヨガのいいところ。

そして体に良かったことの他にもうひとつ、「瞑想 Meditation」に親しむことができたこともとても良かったのです。


体を動かしたあと、最後に座禅を組んで(または楽な姿勢で座って)目を閉じて、静かに呼吸をしながら頭の中を空っぽにします。雑念はできる限り追い払って「無の境地」を目指します。
そうすると心がすーっと落ち着いてきて、小さな悩み事や心配事がゆるゆるとほどけていく感じがします。家族と喧嘩をした時のムカムカした気分も、子供の合格発表をひたすら待っている落ち着かない気持ちも、ふわふわと軽くなります。

メディテーション
そうはいっても、雑念を消すのはなかなか難しい。
なので、私は「感謝」というテーマを決めて、Meditationの時間はいろいろな人やものごとに感謝をする時間にしています。

今日1日、元気に過ごせたことに感謝。
コーヒーを淹れてくれた息子に感謝。
元気でいてくれる実家の母に感謝。
家族に感謝、お仕事に感謝、気持ちのいい季節に感謝、おいしいご飯に感謝。


体と心のメンテナンスに、これからもヨガを生活の一部としていきます。


おまけ:
YouTubeでもヨガを配信しているチャンネルがたくさんあります。
おすすめは Yoga With Adriene 



レベル別、時間別、目的別などたくさんのレッスンメニューがあり、エイドリアンさんの人柄も素敵でとても良いチャンネルです。登録者数が802万人もいる!というのも納得です。

有料配信なら
My YogaWorks

講師の質、レッスンメニューもとてもいいものばかりです。