コロナ禍で学生生活が多大な影響を受けているという方も少なくないことと思います。
うちの息子もその一人です。

まずは、アメリカの大学の合格発表が行われた3月末。
本来なら、出願したいくつかの学校をもう一度見学しに各キャンパスを訪ねたかったのですが、キャンパスツアーはどこも閉鎖。幸いうちは主要なところはすでにざーっとは見学していたのでまだよかったのですが、これから4年間の「学食住」の場所を実際に見ることなくオンラインの情報だけで進学先を決めなくてはいけない学生も多かったのではないでしょうか。


息子の第一志望校発表の日は、家族全員で(パリ留学が急遽コロナで中断し家に戻っていた娘も自宅勤務になっていたパパも)パソコンの画面の前で緊張の面持ち。
幸い/奇跡的に/マジかっ?の第一志望合格をいただき、家族揃って大喜びしました。


パパなんか早速にネットで息子の大学のジャージやペナントをオーダーする喜びぶり。
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4人のコーヒーカップまで記念写真。(左から息子、娘、私、パパ)

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通常ならば、大学の合格をもらったらもう後は楽しいばかりの高校生活ラストステージ。
シニアオプションというシニア生(高校3年生)の特権のようなプログラムで、インターンシップや課外活動に目一杯時間を費やすことができる時期なのですが、それも今年は無し。普通に授業(しかもオンライン)を毎日受けていました。

卒業前のプロム(ダンスパーティー)も無し。
まあ、パーティーなどはもともと苦手な息子は「べつに、、、」という感じでしたが。これが娘の時だったらもうがっっっくり、でしょうね。

高校側も気を遣ってか、卒業生にはこんな庭看板 yard sign を用意してくれました。CLASS of 2020 というのは、2020年の卒業生 という意味です。
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友達と会うこともできず、ずーっと家でオンライン授業とパソコンでのゲームの毎日。


卒業式も、6月末の開催は見送られ7月に延期になりました。
ガウンとキャップは学校事務の方が(マスクをして)各家庭に配布してくださいました。

指定された日の学校敷地内でのスナップ撮影は許可されたけど、校舎への立ち入りは禁止。毎日のように通っていた学校に足を踏み入れる機会ももう無さそうです。寂しいですね。

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撮影日は晴天に恵まれ、家族での写真撮影を楽しみました。外出してマスクを外したのも久しぶりでした。( ↓ パパと息子)
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そしてこのまま夏休み突入。
卒業式も結局、7月後半に屋外で家族無し生徒だけ出席でソーシャルディスタンスをとって開催するという計画だったのですが、直前に高校三年生のグループに感染の疑いがあったとかなんとかで、やむなくオンライン開催となりました。あーあ。


夏休み、すること無し、、、
ボランティアも、アルバイトも、サマーキャンプも、インターンシップも、

コロナ禍では全てが中止

唯一やることといえば、後回しにし続けてきた運転免許試験を受けること。仮免はすでに筆記試験を受けて取ってあるので、運転免許を持っている人が助手席に座っていれば自家用車での公道での練習もできます。
なので、私が助手席に座り、暑い夏の日に空いている駐車場などでひたすら練習。(そして親子ゲンカ)
郵便局やスーパーマーケットなどに行く時にも息子に運転してもらいました。
道路走行は問題ないんだけど、駐車のセンスはあまり無いみたい、、、

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まあこれでも、無事に実技試験にもパスして8月には免許を取得することができました
運転免許講習会に初めて参加したのが高1の夏休みでしたから、実に2年越しでのやっとの免許取得です。日本の祖父母たちまで喜んでくれて本人もちょっと達成感はあったみたいです。


さあそして引っ越し。
8月になってもまだ、大学からは今後のプランや入寮の日程などがなかなか知らされません。大学側も日々変わるコロナ感染者の情報や世間の動向に調整を重ねる日々だったことでしょう。
オンラインでのテレビ会議形式の説明会が何度もありました。


ようやく待ちわびた頃に8月24日に入寮との知らせが来ました、が、その前に引っ越しがある!

8月15日に5年半住んでいたWestchesterの家から、マンハッタンのアパートメントへと引っ越しました。

この直前にハリケーンISAIAの影響で、家と近隣一帯が停電。10日以上にもわたる停電の中、引っ越し作業をするという不測の事態に!!
8月7日には新居の鍵をもらうことができていたので、一時期は停電の家と、何も無い(でも電気とお湯はある)マンハッタンの新居とを車で行き来して生活していました。
これ ↓ は1日だけアパートメントに仮泊した時の息子。エアウィーヴのマットレスがベッド代わりです。まあお泊まり会で寝袋 sleeping bag に寝る感じ?まだ冷房とお湯と電気があるだけ嬉しかったらしいです。
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引っ越しが無事終了してほっとしたのも束の間。

あっという間に、入寮の日がやってきました。

息子の大学のあるNY州北部のイサカという街までは、車で片道4時間半。
持参する荷物は、スーツケース2つとリュックサック という制限あり。
例年ならば家族総出で入寮の支度を手伝って、布団やら何やらを寮の部屋に持ち込んでセットアップするのが習わしというか一大イベントなのですが

今年はまず大学キャンパスに入る前に、コロナの検査を受けなくてはなりません。そしてその検査結果が判明するまでは寮の部屋から出てはいけない。家族が寮の建物内に入るのは禁止。ということで、本人が運べる分量だけの荷物に限定されているのです。

大学に行く前に指定された場所でのコロナ検査。
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そして大学に着いたら、家族は車から離れることなくもうそこで息子とお別れです。
荷物を下ろすのを手伝うパパ ↓
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息子が自分でガラガラとスーツケースを引っ張って指定場所まで
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このあとまる1日分のお弁当を受け取って、寮の部屋に入ったら丸一日外出禁止です。
なんとも言えない大学生活の始まりですね〜〜

寮は一人部屋。
写真を送ってきてくれました。まだ荷物を開いただけって感じかな。
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検査の結果は陰性で、なんだかんだの大学生活も無事始まりました。

1週間後の週末にはまたパパが片道4時間半の道のりを運転して、息子に扇風機と小型冷蔵庫を届けました。おやつやレトルトカレーも。
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マスクして、友達と広〜いキャンパスを歩き回ったりしているそうです。

昨日から急に気温の下がったニューヨーク。
マンハッタンは朝15度ぐらい、息子のいる北西部のイサカはなんと朝の気温が6度Cと出ていました。

あったかくしてるかなぁと早速心配する親たち。。
週一回はfacetimeで会話していますから様子はわかるのですが、まず一番心配なのはコロナの感染が広がっていないかどうか。

全米各地の大学で、学生の感染者が急増していると報道されています。
大学ごとに対策も異なっていれば学生の動向も様々。息子の大学はたぶんかなり感染対策もルールも厳しい方だと思います。

娘の通うマンハッタン市内の大学でも授業は一部を除いてほぼオンライン。
娘も今学期は全部オンライン授業を選択しました。音楽実技系の授業は昨年度までに終了していたので大きな影響は無いのですが、実技の多い専攻の学生たちは大変だろうと思います。

娘も学期開始前にコロナ検査。自宅から通う(オンラインのみの)学生にも、数週間ごとのコロナ検査が義務付けされています。数日前には、大学のキャンパスの一部であるWashington Sq.公園で夜に若者の大規模の集会があったということで、この中には娘の大学の学生もいたらしくすでに数十名が停学処分になったということも聞いています。

厳しく対処しても、若い学生たちに「友達と会うな、生活を制限しろ」と徹底させるのもなかなか難しい様です。でも自覚を持って行動してくれないと、きちんとルールを守って我慢している大多数の学生たちや先生、スタッフの苦労が水の泡となってしまう。


11月のサンクスギビングの祝日には、息子も寮から帰ってきます。
例年ならば休暇後はまた寮に戻るのですが、今年はそのまま学生たちは寮に戻らずに学期末を迎えます。次に大学に戻るのは来年の2月。
果たしてその時にコロナはどういう状況になっているのか??
ワクチンが広く行き渡るぐらい供給されているのか?
さらに被害が拡大しているのか?

先の見えないコロナ禍での大学生活が続きます。皆様もどうぞお気をつけて。