沖縄の彫刻家 与那嶺 勝正


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沖縄には、彫刻家と呼ばれる人が、あまりいません。その理由をご説明する前に、彫刻家と呼ばれる人とは、主に二種類の彫刻家がいます。

一つは、アートとして、表現する彫刻、モダンなアートなど、少し、変わった彫刻、作品としまして、アートとして、作品として、表現する彫刻です。 もう一つは、職人としまして、お寺、神社などの装飾を施す彫刻です。

与那嶺勝正氏は、沖縄でも、珍しい職人としての彫刻家です。

沖縄に彫刻家が少ない原因は、もともと、沖縄は、台風が多く、そのため、 木造家屋も少なく、彫刻を依頼する人は、ほとんどいません。

彫刻の文化というのは、古代、日本では、神社、お寺関係の彫刻が多く、その時代から、伝わる、師弟関係が、今日にでも、受け継がれているものです。

沖縄では、神社、お寺というのは、近年広がってきたものです。そのため、古来より伝わる、伝える、彫刻という技法が、沖縄では、伝える彫刻というものがないのが現実といえます。

そのため、近年でも、彫刻家と呼ばれる、彫刻師が沖縄には、あまり、みかけません。

求める需要が少ないというのも、原因の一つといえます

彫刻家の与那嶺勝正氏は、18歳で大阪に上京、大阪の彫刻家である、後藤星更氏に弟子入りをし、そこで、修業をつみ、独立をし、大阪の地で、たくさんの彫刻を施されてきました

近年、沖縄でも神社、お寺が増えつつ、また、お仏壇の回りを飾る 欄間などを始め、多様に求める人が増えてきた事、沖縄の文化にあった、彫刻を施す事ができるという事で、与那嶺勝正氏は、沖縄に帰省をし活躍されています。

その中でいくつか、沖縄の彫刻家である与那嶺勝正氏の作品を三つご紹介したいと思います。

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仁王像です。若い時に、一時、沖縄に帰省をしていまして、その時に、沖展に出展するために、彫刻を施したものです。入賞は逃しましたが、入選はいたしました。

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魚の彫刻です。今にも動きだしそうな表現をみごとに、彫刻としまして、施しています。

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この獅子舞?は、作品として、彫刻を施したものではなく、仕事としまして、だんじりと呼ばれる、お神輿(おみこし)などに使用するものを、彫刻としまして施したものです。


与那嶺勝正氏は、大阪では、だんじり、神社、お寺、時には、建設会社大林組などの、お仕事を中心に行っていました。

沖縄では、個人向けに、お仏壇の周りを着飾る、欄間、その他の装飾などを中心に活躍されています。

お仏壇関係以外でも、彫刻を施せるものならば、種類を問わす、お仕事をさせていただいています。沖縄ならではの、三線にかかわるものも、数多く、お仕事をさせていただいています。

沖縄在住の方で、沖縄の彫刻家、与那嶺勝正氏にご興味のある方は、足を運ばれてみてください。

公式ホームページより、住所、連絡先は、

  • 電話番号 098-947-6256
  • 住所/沖縄県南城市佐敷字津波古14
    ご来訪になられる場合、予め、電話予約をお願いします。また、お車でこられる際は、駐車場がございますので、ご安心ください。

 
 

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