沖縄・米軍基地データ

沖縄の編集・出版社「沖縄探見社」およびオンライン書店「沖本屋」の代表を務める高橋哲朗が運営。ブラジル、オーストラリア、アメリカと移住を繰り返した筆者が、沖縄の米軍基地にまつわるニュースをお伝えします。「沖本屋」のホームページのアドレスはhttp://okihon.comです。

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 地元紙によれば、米軍が普天間基地内で保管していた汚水を8月26日に放出した直後、宜野湾市が基地からの下水を検査したところ、有機フッ素化合物PFOSPFOAの合計値が1リットル当たり670ナノグラムだったことが分かった(9月12日)。米軍は放出した水についてPFOSPFOAの合計値が2.7ナノグラムになるように処理したとして安全性を強調していたが、下水は国の暫定指針値・目標値(50ナノグラム)の13.4倍に達していたという。いずれの物質も人体への有害性が指摘されている。

普天間基地 025 地元紙によれば、在沖縄海兵隊は8月26日、普天間飛行場に保管していた有機フッ素化合物PFOSPFOAを含む汚水を下水に流したと発表した。汚水の処理方法については日米両政府で協議中にもかかわらず、日本側に連絡があったのは30分前。米軍側は「浄化」した上で、ドラム缶320本分に相当する約6万4000リットルを放出したという。PFOSPFOSに関する国内の排出基準が定められてないことにあり、米軍側が一方的に主張する「浄化」の後、見切り発車的に汚水の排出が実施したとみられる。国の事なかれ主義が基準設定を送らせているという指摘もある。

普天間 オスプレイ 087

 地元紙によれば、8月12日夜、米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイが、キャンプ・シュワブとハンセンにまたがる中部訓練場から戻る途中、同機のパネルや機体を覆う部品の一部を落下させていたことが分かった。パネルは約35㎝×約45㎝の大きさで、重さは約1.8キロだが、日本政府への通報は翌日の13日夕だったという。県内では2020年以降、米軍機に関連して主なものだけでも以下のような落下事故が起きている。

2020年1月29日:伊江村でパラシュート訓練中、プラスティック製の重りを提供区域外のサトウキビ畑に落とす

▼同年2月12日:嘉手納基地を離陸したFA18戦闘機が給油カバーを落             下

▼同年2月25日:普天間飛行場所属のCH53Eヘリが読谷村沖で、鉄製の戦車型標的を海上に落とす

▼同年8月4日:嘉手納基地所属のF15戦闘機が重さ約3.6キロの金属製部品を落下

2021年7月13日:普天間飛行場所属のCH53Eヘリが渡名喜島沖で、鉄製コンテナを落下

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