宜野座上空のオスプレイ 004 米軍輸送機オスプレイが1129日、鹿児島県屋久島沖で墜落事故を起こし、沖縄県はもちろんのこと日本政府も安全が確認されるまでオスプレイの飛行停止を米軍に求めているが、その後も沖縄県内で飛行が続く。今日(12月6日)夕方、那覇市上空を普天間基地に向けてオスプレイが飛ぶ姿を見かけた。報道によれば、米軍側は「公式の飛行停止要請を受けていない」と主張するとともに、「安全性に問題はない」と答えているという。米軍機が日頃から飛び交い米軍の対応を見聞きしている沖縄では、ある程度予想された反応ではあるが、政府の対応には失望を感じないではいられない。

 日本政府は飛行停止を要請したと発表しているが、どの程度本気で「要請」したのか疑わしい。米軍側が「公式の要請」という言葉を使っているところに、政府が及び腰で「要請」したのではないかと思いたくなる。米軍が気分を害することのないように忖度したともいえよう。だが、このような忖度があるとすれば、どの程度の意味があるのだろうか。そもそも、日本国民の声に耳を傾けない米軍が日本の利益を尊重するとは思えず、米国政府高官は、日本を守るために米軍が駐留することも否定している。米軍が日本を守るとは勝手に日本側が抱いている幻想に過ぎない。