2026年01月01日
2026年もおきなわカエル商会をよろしくお願いします
令和八年元旦
Happy New Year.
Thank you very much for your support over the past year.
This year as well, I will do my best to bring you glimpses of many fascinating living creatures.
I sincerely appreciate your continued support.
New Year’s Day, Reiwa 8 (2026)
2025年08月05日
絶滅したと思っていたものに再会
*各写真はクリックで拡大表示されます。
沖縄島南部の夜を探索してきました。
まずは学生時代であった1980年代の終わり頃から時々訪れている南部の某所。わりとまとまった樹林があります。久しぶりにクロイワトカゲモドキを見たいなぁと思ったからです。
樹林内の小道にはいると林内にオカヤドカリがわらわら動き回っていました。
オカヤドカリは奄美大島以南の琉球列島、南太平洋、インド洋などに広く分布しています。主に海岸線近くの樹林に生息していますが、オカヤドカリ類の中では最も内陸部にまで生息しています。市街地の緑地で見かける事もあります。主に夜行性です。雑食性で、動物の死骸や、アダンの実などを食べています。抱卵した雌は、大潮の日に海へ移動してゾエア幼生を放ちます。幼生は海で浮遊生活を送った後、浜辺にたどり着いて宿貝を探し成長して行きます。海へ移動する際、海岸の道路で轢死する個体も少なくありません。

ムラサキオカヤドカリも混ざっていました。ムラサキオカヤドカリは本州・四国・九州の一部、琉球列島、小笠原、八丈島、太平洋、インド洋などに広く分布しています。主に海岸線近くの樹林、草地、砂浜などに生息しています。オカヤドカリほど内陸深く、山地森林にまで入り込む事はありません。

舗装された路上に外来種のアジアベッコウが沢山這い回っていました。”足の踏み場も無い”状態でした。アジアベッコウは最近、飼育下で他のカタツムリを捕食することが報告されています。現在かなりの数を見かけるので、在来のカタツムリへの影響がどの程度なのか懸念されます。

幸い、この場所では近年沖縄島の南部に定着し、かなり猛威を振るっているヤエヤママドボタルが侵入していません。そのため在来のカタツムリ数種が見られました。
まずは学生時代であった1980年代の終わり頃から時々訪れている南部の某所。わりとまとまった樹林があります。久しぶりにクロイワトカゲモドキを見たいなぁと思ったからです。
樹林内の小道にはいると林内にオカヤドカリがわらわら動き回っていました。
オカヤドカリは奄美大島以南の琉球列島、南太平洋、インド洋などに広く分布しています。主に海岸線近くの樹林に生息していますが、オカヤドカリ類の中では最も内陸部にまで生息しています。市街地の緑地で見かける事もあります。主に夜行性です。雑食性で、動物の死骸や、アダンの実などを食べています。抱卵した雌は、大潮の日に海へ移動してゾエア幼生を放ちます。幼生は海で浮遊生活を送った後、浜辺にたどり着いて宿貝を探し成長して行きます。海へ移動する際、海岸の道路で轢死する個体も少なくありません。

ムラサキオカヤドカリも混ざっていました。ムラサキオカヤドカリは本州・四国・九州の一部、琉球列島、小笠原、八丈島、太平洋、インド洋などに広く分布しています。主に海岸線近くの樹林、草地、砂浜などに生息しています。オカヤドカリほど内陸深く、山地森林にまで入り込む事はありません。

舗装された路上に外来種のアジアベッコウが沢山這い回っていました。”足の踏み場も無い”状態でした。アジアベッコウは最近、飼育下で他のカタツムリを捕食することが報告されています。現在かなりの数を見かけるので、在来のカタツムリへの影響がどの程度なのか懸念されます。

幸い、この場所では近年沖縄島の南部に定着し、かなり猛威を振るっているヤエヤママドボタルが侵入していません。そのため在来のカタツムリ数種が見られました。
ヤエヤママドボタルは幼虫がカタツムリ類を捕食します。沖縄島南部に侵入・定着したためカタツムリ類が激減した場所があるのです。ヤエヤママドボタルは沖縄県希少野生動植物保護条例により「沖縄県指定外来種」に指定。飼育などに制限があり、野外放逐は禁止されています。ヤエヤママドボタルに関する詳しい資料はこちらです。
まずはシュリマイマイ類。沖縄本島の中南部に分布しています。特に石灰岩の林では数多く見かけます。やんばるの森に分布するヤンバルマイマイよりやや小型で、殻径は30mmほどです。平地の林や緑の多い公園などで普通にみられます。

ヤマタニシ類は沖縄諸島に分布しています。殻径25mm程度です。軟体部が殻に隠れると、最後に蓋で塞がるようになっています。また眼が触角の付け根にあるのが特徴です。


殻全体が白っぽい個体。

茶褐色に白っぽい帯が入った個体。

水溜まり周辺でこれまた外来種のシロアゴガエルが数個体集まって鳴いていました。


東南アジア原産の移入種で、1964年に嘉手納町で初めて確認されました。その後分布を広げていき、現在では沖縄島全域で見られます。沖縄島の中部を中心に分布を広げていったため、東南アジアから米軍の軍事物資にまぎれて入ってきたと考えられています。また瀬底島、屋我地島、伊計島、浜比嘉島など沖縄島の周辺諸島や、宮古諸島、石垣島、与論島(鹿児島県)などにも分布を広げています。

残念ながら本来の目的であるクロイワトカゲモドキが見つからないので、近くの別の場所へ移動しました。路上にできた水溜まりのまわりにヌマガエルが数個体集まっていました。ヌマガエルは、体長3cmから5cmほどです。背側は茶褐色でずんぐりとした体型です。本州の中部以西に分布しています。県内では沖縄諸島に分布しています。八重山・宮古諸島には、別種のサキシマヌマガエルが分布しています。荒れ地の水たまり、湿地、水田、田芋畑など主に平地の止水周辺に生息しています。市街地の荒れ地や、埋め立て地の水溜まりなどでも見られます。夏場に繁殖します。 沖縄諸島のヌマガエルは、本土のヌマガエルで見られるような背中に白いラインが入るタイプがいません。

林内の低木に止まっていたオオトモエ。翅を開くと10cm弱ある蛾です。日本各地に分布しており沖縄でも普通に見られます。

クロイワトカゲモドキを探して林床をライトで照らしながら歩いているとき、ふと頭上をライトで照らしたとき「まだいたんか!」と思わず声を出しました。そこにいたのはアマノヤマタカマイマイ。歩いていたポイントでは10年ほど前は比較的容易に見つかったカタツムリでした。数年前からヤエヤママドボタルの猛威によりこのアマノヤマタカマイマイやオキナワヤマタカマイマイ、オキナワギセル、シュリケマイマイといったカタツムリが姿を消した場所でした。もういなくなったと思ったアマノヤマタカマイマイがまだ生き残っていたのです!
アマノヤマタカマイマイは殻径およそ2cm。白く高い殻が特徴で、”ノッポなカタツムリ”という印象です。近縁なオキナワヤマタカマイマイは殻の色にバリエーションがありますが、こちらは乳白色のみです。生息地は沖縄島南部の樹林、その樹上です。もともと沖縄島南部のごく一部に局所的に分布していたアマノヤマタカマイマイ。ヤエヤママドボタルが沖縄島南部に侵入、広がった事で絶滅の危機に瀕しています。
少なくともこの夜歩いた場所では絶滅したと思っていたアマノヤマタカマイマイが一個体だけですが見つかり、嬉しくて大興奮でした。絶望からほんの少しですが希望の光です。1個体では繁殖できないので、少数ですが周囲に複数生息している可能性もあります。ヤエヤママドボタルの対策に取り組んでいる方々もいるので、対策の効果が出始めているとするとまだ希望がありそうですね。
NIkon Z8 まずはシュリマイマイ類。沖縄本島の中南部に分布しています。特に石灰岩の林では数多く見かけます。やんばるの森に分布するヤンバルマイマイよりやや小型で、殻径は30mmほどです。平地の林や緑の多い公園などで普通にみられます。

ヤマタニシ類は沖縄諸島に分布しています。殻径25mm程度です。軟体部が殻に隠れると、最後に蓋で塞がるようになっています。また眼が触角の付け根にあるのが特徴です。

オキナワヤマタカマイマイ( Satsuma eucosmia eucosmia )は、沖縄島、津堅島、浜比嘉島に分布しています。また沖縄島恩納村以北の個体群をヤンバルヤマタカマイマイ ( Satsuma eucosmia ssp.)という別亜種に分ける考えが提唱されています。
オキナワヤマタカマイマイは殻径は25mmほどです。山地から平地の樹林に生息しており、主に樹上で活動します。殻の色には変異があります。この夜は白地に黒い帯、殻全体が白色、茶褐色に白い帯というの3パターンの個体を撮影できました。

殻全体が白っぽい個体。

茶褐色に白っぽい帯が入った個体。

水溜まり周辺でこれまた外来種のシロアゴガエルが数個体集まって鳴いていました。

シロアゴガエルは、海外から持ち込まれた外来種です。沖縄の生態系のバランスを崩す恐れがあります。体長5〜7cm。低木上などで活動します。主に低地の池、湿地、水たまりなど止水で繁殖し、卵塊はクリーム色の泡状です。

東南アジア原産の移入種で、1964年に嘉手納町で初めて確認されました。その後分布を広げていき、現在では沖縄島全域で見られます。沖縄島の中部を中心に分布を広げていったため、東南アジアから米軍の軍事物資にまぎれて入ってきたと考えられています。また瀬底島、屋我地島、伊計島、浜比嘉島など沖縄島の周辺諸島や、宮古諸島、石垣島、与論島(鹿児島県)などにも分布を広げています。

残念ながら本来の目的であるクロイワトカゲモドキが見つからないので、近くの別の場所へ移動しました。路上にできた水溜まりのまわりにヌマガエルが数個体集まっていました。ヌマガエルは、体長3cmから5cmほどです。背側は茶褐色でずんぐりとした体型です。本州の中部以西に分布しています。県内では沖縄諸島に分布しています。八重山・宮古諸島には、別種のサキシマヌマガエルが分布しています。荒れ地の水たまり、湿地、水田、田芋畑など主に平地の止水周辺に生息しています。市街地の荒れ地や、埋め立て地の水溜まりなどでも見られます。夏場に繁殖します。 沖縄諸島のヌマガエルは、本土のヌマガエルで見られるような背中に白いラインが入るタイプがいません。

林内の低木に止まっていたオオトモエ。翅を開くと10cm弱ある蛾です。日本各地に分布しており沖縄でも普通に見られます。

クロイワトカゲモドキを探して林床をライトで照らしながら歩いているとき、ふと頭上をライトで照らしたとき「まだいたんか!」と思わず声を出しました。そこにいたのはアマノヤマタカマイマイ。歩いていたポイントでは10年ほど前は比較的容易に見つかったカタツムリでした。数年前からヤエヤママドボタルの猛威によりこのアマノヤマタカマイマイやオキナワヤマタカマイマイ、オキナワギセル、シュリケマイマイといったカタツムリが姿を消した場所でした。もういなくなったと思ったアマノヤマタカマイマイがまだ生き残っていたのです!
アマノヤマタカマイマイは殻径およそ2cm。白く高い殻が特徴で、”ノッポなカタツムリ”という印象です。近縁なオキナワヤマタカマイマイは殻の色にバリエーションがありますが、こちらは乳白色のみです。生息地は沖縄島南部の樹林、その樹上です。もともと沖縄島南部のごく一部に局所的に分布していたアマノヤマタカマイマイ。ヤエヤママドボタルが沖縄島南部に侵入、広がった事で絶滅の危機に瀕しています。
少なくともこの夜歩いた場所では絶滅したと思っていたアマノヤマタカマイマイが一個体だけですが見つかり、嬉しくて大興奮でした。絶望からほんの少しですが希望の光です。1個体では繁殖できないので、少数ですが周囲に複数生息している可能性もあります。ヤエヤママドボタルの対策に取り組んでいる方々もいるので、対策の効果が出始めているとするとまだ希望がありそうですね。
okinawakaeru at 23:56|Permalink│Comments(0)│
2025年07月22日
ミシシッピアカミミガメ
*各写真はクリックで拡大表示されます。
グリーンアノールに引き続き、実はろくに写真撮っていない別の外来種を撮影に行って来ました。せめてウェブサイト「おきなわカエル商会」に載せる写真ぐらい撮っておかないとダメですね。
ここに行けば必ず甲羅干ししてるよね、という那覇市内のポイントへ。那覇のど真ん中なのでコインパーキングに駐車。すぐ脇の河川を覗くと川底のブロックの上にいました。

視線を感じたのか、3個体ほどいたミシシッピアカミミガメのうち2個体はさっと水の中へ。1個体はうとうとしながら岩の上にじっとしていました。川に降りることはできないので望遠レンズで撮影しました。

ミシシッピアカミミガメはアメリカ南部からメキシコあたりが原産のカメです。日本には1950年代後半から輸入されるようになったようです。現在では日本全国に定着しています。甲羅の長さが最大で30cm弱になります。雑食性です。沖縄でも河川、ダム湖、池、水田などに生息しています。那覇市内の河川でもよく見かけます。
まだあまりしられていないかもしれませんが、ミシシッピアカミミガメについては2023年6月1日より法的な規制が始まっています。現在「条件付特定外来生物」に指定されています。通常の特定外来生物と異なり、捕獲、飼育、無償譲渡は認められています。これは既に多くの方が飼育していたり、野外でも全国各地に定着しているためです。ただし野外への放ったり、販売などには規制があります。何がダメかは環境省のサイトに詳しくまとめられていますのでぞちらをご覧下さい。

今回の使用機材(下のリンクからAmazonへ行けます)
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
2025年07月20日
特定外来種グリーンアノールを探してみました
*各写真はクリックで拡大表示されます。
ウェブサイトの植物の部分をリニューアルする作業が膨大で、このブログを春から放置していました。😅
久々の記事での話題は特定外来種のグリーンアノールです。
いつも時間があると、どうしてもいろんな動植物を観ることができるやんばるへ向かいがちです。気がつけばグリーンアノールの写真を撮っていない事に気がつき、那覇市内で探す事にしました。
まずは漫湖公園で探します。古波蔵側の公園を行ったり来たりして探しました。

公園内にはグリーンアノールを捕らえるためのトラップや啓発活動の看板などががあちこちに設置されていました。この日は公園内ではグリーンアノールは見つかりませんでした。

短時間の探索でグリーンアノールが見つかるとしたら公園外の方だろうと思っていたので、公園周辺の住宅街へ向かいました。道路と河川の間などにある緑地などを探索しました。

するとギンネムの幹にいるグリーンアノールがあっさりと見つかりました。グリーンアノールは明るい林縁などを好むようです。樹上や下草の葉上で活動しています。

グリーンアノールはアメリカ南東部原産の外来種です。小笠原諸島、沖縄島、座間味島に持ち込まれ定着しています。

全長は最大で20cm程度になります。オスがやや大型になるようです。

喉にデュラップという袋状の期間があり、威嚇する場合などに広げるようです。眼のまわりのブルーも特徴的ですね。

グリーンアノールの足指には指下薄板というヤモリト同じような器官があり、つるつるした面も簡単に登れます。手すりなど人工構造物、木の幹、葉の上など自在に素早く移動できるようです。


すぐにその根元にあるゲットウの葉上にいるバッタ類を見つけたようで、するすると移動して襲っていました。グリーンアノールが増えると、その地域の小さな昆虫などがどんどん捕食されてしまいます。
グリーンアノールは自然環境へ大きな影響を与えるため、特定外来種、緊急対策外来種に指定されています。外来生物法で禁止されている事の詳細などは環境省の資料をご覧下さい。

午後から同じ那覇市内にある末吉公園へ移動しました。こちらは公園内だけで無く、公園の外にもトラップが設置されていました。訪れた時間帯が午後のかなり暑い時間になっていた事もあるかもしれませんが、ここではグリーンアノールは見つかりませんでした。

そして嬉しいことに立派なサイズのオキナワキノボリトカゲがいました。緑色で木の幹に止まっている事が多いので、グリーンアノールと混同される事がありそうな在来種のひとつです。
那覇市内でもこのような在来の爬虫類が観察出来るのですから、まとまった緑地が広がっている末吉公園はとても大切な場所ですね。

グリーンアノールと混同されそうな在来種をもうひとつ。写真はやんばるで撮ったものですがアオカナヘビです。アオカナヘビは、宝島、奄美大島、喜界島、沖縄諸島に分布します。全長20cmから28cm程度です。市街地から山地まで広く分布しています。森林の中にも生息するのですが、どちらかと言えば平地の草地や森林の林縁など、やや開けた日当たりの良い場所を好む傾向があるようです。
リンク先の環境省が準備したパンフレットにグリーンアノール、オキナワキノボリトカゲ、アオカナヘビの見かけ方がまとめられていますのでそしらを参考にしてみてください。
環境省のパンフレット 「アノールを知ってますか?」はこちらです。

今回の使用機材(下のリンクからAmazonへ行けます)
NIkon Z8 久々の記事での話題は特定外来種のグリーンアノールです。
いつも時間があると、どうしてもいろんな動植物を観ることができるやんばるへ向かいがちです。気がつけばグリーンアノールの写真を撮っていない事に気がつき、那覇市内で探す事にしました。
まずは漫湖公園で探します。古波蔵側の公園を行ったり来たりして探しました。

公園内にはグリーンアノールを捕らえるためのトラップや啓発活動の看板などががあちこちに設置されていました。この日は公園内ではグリーンアノールは見つかりませんでした。

短時間の探索でグリーンアノールが見つかるとしたら公園外の方だろうと思っていたので、公園周辺の住宅街へ向かいました。道路と河川の間などにある緑地などを探索しました。

するとギンネムの幹にいるグリーンアノールがあっさりと見つかりました。グリーンアノールは明るい林縁などを好むようです。樹上や下草の葉上で活動しています。

グリーンアノールはアメリカ南東部原産の外来種です。小笠原諸島、沖縄島、座間味島に持ち込まれ定着しています。

全長は最大で20cm程度になります。オスがやや大型になるようです。

喉にデュラップという袋状の期間があり、威嚇する場合などに広げるようです。眼のまわりのブルーも特徴的ですね。

グリーンアノールの足指には指下薄板というヤモリト同じような器官があり、つるつるした面も簡単に登れます。手すりなど人工構造物、木の幹、葉の上など自在に素早く移動できるようです。

撮影した個体は道路脇のギンネム、オオバギ、シマグワなどからなる茂みで活動していました。そしてわずか3分ほどの間に2個体のバッタ類を捕らえて食べていました。最初はギンネムの樹上、高さ2mほどの位置でバッタ類を捕らえていました。

すぐにその根元にあるゲットウの葉上にいるバッタ類を見つけたようで、するすると移動して襲っていました。グリーンアノールが増えると、その地域の小さな昆虫などがどんどん捕食されてしまいます。
グリーンアノールは自然環境へ大きな影響を与えるため、特定外来種、緊急対策外来種に指定されています。外来生物法で禁止されている事の詳細などは環境省の資料をご覧下さい。

午後から同じ那覇市内にある末吉公園へ移動しました。こちらは公園内だけで無く、公園の外にもトラップが設置されていました。訪れた時間帯が午後のかなり暑い時間になっていた事もあるかもしれませんが、ここではグリーンアノールは見つかりませんでした。

そして嬉しいことに立派なサイズのオキナワキノボリトカゲがいました。緑色で木の幹に止まっている事が多いので、グリーンアノールと混同される事がありそうな在来種のひとつです。
那覇市内でもこのような在来の爬虫類が観察出来るのですから、まとまった緑地が広がっている末吉公園はとても大切な場所ですね。

グリーンアノールと混同されそうな在来種をもうひとつ。写真はやんばるで撮ったものですがアオカナヘビです。アオカナヘビは、宝島、奄美大島、喜界島、沖縄諸島に分布します。全長20cmから28cm程度です。市街地から山地まで広く分布しています。森林の中にも生息するのですが、どちらかと言えば平地の草地や森林の林縁など、やや開けた日当たりの良い場所を好む傾向があるようです。
リンク先の環境省が準備したパンフレットにグリーンアノール、オキナワキノボリトカゲ、アオカナヘビの見かけ方がまとめられていますのでそしらを参考にしてみてください。
環境省のパンフレット 「アノールを知ってますか?」はこちらです。

今回の使用機材(下のリンクからAmazonへ行けます)
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR



