2022年09月27日

カグラコウモリの写真を追加

ブログ告知kagurakoumori-13今週のおきなわカエル商会の更新で、沖縄の動物・植物達の哺乳類にカグラコウモリの写真2枚を追加しました。石垣島、西表島、波照間島、与那国島にのみ分布する固有種です。

Web site 「おきなわカエル商会」は下記のリンクよりジャンプできます。トップページの新着情報What's New ! で追加ページを確認できます。

沖縄の動植物を紹介 おきなわカエル商会 
Two photographs of Bangs' leaf-nosed bat ( Hipposideros turpis ) were added.


okinawakaeru at 16:18|PermalinkComments(0) サイトの新着情報・更新履歴 | 鳥類・哺乳類

2022年09月25日

オキナワムヨウランのその後

*各写真はクリックで拡大表示されます。
8月の下旬と9月の上旬、オキナワムヨウランの開花を確認に行ってきました。

まずは8月の末。まだまだ暑くて熱中症になりかけながらの山歩きでした。
20220830A青空
カゲロウラン、葉の付け根の部分に花芽が出始めていました。秋に花を観察出来るかもしれません。
20220830Aカゲロウラン
光合成を行わない維管束植物であるオキナラムヨランの開花が気になっていました。
20220910AオキナワムヨウランC
数日前に咲く直前かな?と思っていた蕾は咲かずに落ちたようでした。他の株で多くの蕾が膨らんできていました。
20220830AオキナワムヨウランB
これは咲かないタイプの変種である Lecanorchis triloba var. clausa の可能性がありそうです。
20220830AオキナワムヨウランC
日を改めて9月上旬。前回から10日ほど経ってしまいましたがオキナワムヨウランの様子を確認に。少し秋っぽくなり、林道脇ではナンバンギセルが咲いていました。
20220910AナンバンギセルA
ナンバンギセルはススキに寄生する一年草です。日本各地に分布するようです。形が煙草を吸う煙管(きせる)に似ていることからこの名が付いたようです。花の中に黄色く見えているのは、先端が広がった形をしている雌しべです。
20220910AナンバンギセルB
カゲロウランの花芽が少し伸びてきていました。
20220910Aカゲロウラン
昨年から見守っていたヤクシマアカシュスラン。花序を含めた高さが20cm程度あり、ヤクシマアカシュスランとしては立派な株です。
20220910AヤクシマアカシュスランA
蕾がかなり膨らんできており、もうすぐ咲きそうな気配です。これは楽しみ。
20220910AヤクシマアカシュスランB
ヤクシマアカシュスランは、四国、九州、屋久島、奄美大島、徳之島、やんばる、石垣島、台湾などに分布するようです。
20220910AヤクシマアカシュスランC
沖縄県レッドデータブックと環境省レッドリストで絶滅危惧粁爐箸気譴討い泙后
20220910AヤクシマアカシュスランD
山地森林の林床に生育しています。
20220910AヤクシマアカシュスランE
この日も蒸し暑かったので、林床でリュウキュヤマガメに出会いました。
20220910Aリュウキュウヤマガメ
さてオキナワムヨウランですが、やはり咲いていませんでした。
20220910AオキナワムヨウランC
オキナワムヨウランは沖縄島、石垣島、西表島、台湾、タイなどに分布しているいようです。沖縄県レッドデータブックで絶滅危惧粁燹環境省レッドリストで準絶滅危惧とされています。
20220910AオキナワムヨウランA
この状態の花はいくつかあるのですが、やはり開花している花はありませんでした。これは開花しないオキナワムヨウランモドキである可能性が高まってきました。もうしばらく観察してみたいと思います。
20220910AオキナワムヨウランB
1枚目、2枚目、6枚目〜10枚目、14枚目 iPhoneSE2
3枚目、4枚目、32枚目、16枚目 NikonZ6+NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
5枚目、17枚目 NikoZ6+NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
10枚目、11枚目、12枚目、15枚目 NikoZ6+NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR5


okinawakaeru at 21:19|PermalinkComments(0) 花・植物 | ヤンバル

2022年09月24日

赤いキノコとか

*各写真はクリックで拡大表示されます。
8月の下旬、オキナワムヨウランの開花を確認に行った時の話題です。

カゲロウランの生育状況を確認しようとしゃがんだら、すぐ近くにヒメハブが鎮座していました。落ち葉に埋もれていたりするので、ヒメハブには常に要注意です。
202208Dヒメハブ
最近、Nikon Z6にとりあえず付けているのがNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR。
202208D24-200mm
林床に赤いキノコが生えていました。
202208DキノコA
種名はわかりませんが、大きいものは径が5cmほどありました。
202208DキノコB
下の2枚は同じ24mmでもNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sでの撮影です。
202208DキノコC
最短撮影距離が30cmとけっこう被写体に寄れるので、24-200mmと画角が被ったレンズながら手放せません。
202208DキノコD
24-200も良いレンズなのですが、やはりS-Line。24-70mmのf4も使い勝手が良いレンズです。
202208DキノコE
開花時期も終盤ですが、まだ咲いているオナガエビネがありました3枚ともNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRでの撮影です。広角から花のアップまでレンズ交換無しで撮れる便利ズームです。
202208DオナガエビネA
オナガエビネは、ツルランやカツウダケエビネと同じエビネ属のランです。花の高さが50cmほどにもなる大型のランです。山地の森林に生育しています。
202208DオナガエビネB
やんばるでは8月ごろ花を咲かせます。 花の色も美しく見応えがあります。残念なことに園芸目的で盗られる事もあるようです。
202208DオナガエビネC
ハシカンボクも咲き始めていました。この花が咲き始めると夏もそろそろ終わりかなという感じがします。
202208DハシカンボクA
ハシカンボクは高さ1mほどになる低木です。やや湿り気のある林道沿いや沢沿いなどで見かけます。
202208DハシカンボクB
7月下旬に開花が始まった場所で、シロシャクジョウの開花が続いていました。光合成をしない菌従属栄養植物です。
202208DシロシャクジョウC
シロシャクジョウは、近畿以南に分布しています。沖縄県内では久米島、沖縄島、西表島、石垣島に分布するようです。やんばるの森など、山地森林に生育しています。
202208DシロシャクジョウB
高さ3cmほどの小さな植物です。花の大きさは1cmに満たないサイズです。
202208DシロシャクジョウE
ヒリュウシダの根元に生えていました。注意深く観察しながら歩いていないと気がつかない存在です。
202208DシロシャクジョウA
一度に全ての株が開花するのではなく、夏の間に次々と地上部が出て開花が続くようです。
202208DシロシャクジョウD
昨年度から見守っていたオキナワムヨウランの新しい蕾が付いて、膨らんで来ていました。これから開花するかもしれません。
202208DオキナワムヨウランB
オキナワムヨウランも光合成を行わない菌従属栄養植物です。光合成を行わないので葉っぱもありません。
202208DオキナワムヨウランA
過去に咲いて結実したものと、新しい花芽のついた茎がひょろひょろって伸びています。
202208DオキナワムヨウランC
高さ30cmほどあります。1つの蕾の大きさは1cm程度です。
202208DオキナワムヨウランD
オニヘゴが繁茂したやや薄暗い林床に生えています。枯れ枝にしか見えないので、これも注意深い観察者以外には見つけられない植物です。
202208DオキナワムヨウランE
開花しないオキナワムヨウランという変種もあるので、どちらなのか気になるところです。しばらく通うことになりそうです。
202208DオキナワムヨウランF

1枚目、2枚目、11枚目、12枚目、16枚目、19枚目 iPhoneSE2
3枚目、4枚目、8枚目〜10枚目 NikoZ6+NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR5
5枚目〜7枚目、17枚目、22枚目 NikonZ6+NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
13枚目〜15枚目、18枚目、20枚目、21枚目、23枚目 NikoZ6+NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S



okinawakaeru at 23:00|PermalinkComments(0) ヤンバル | 花・植物

2022年09月17日

アカボウズハゼ

*各写真はクリックで拡大表示されます。
8月の下旬、上流の渓流域で撮影した時の話題です。動画もぜひご覧下さい。

8月の下旬、河川の渓流域でハゼ類を探しました。
202208C渓流A
流れの速い瀬や、少し緩やかで深みもある淵がある場所です。
202208C渓流C
淵は一番深い所ではぎりぎり背が立つぐらいです。
202208C渓流D
アカボウズハゼは渓流でも流れの緩やかな場所を好むようです。
202208C渓流B
まずはクロヨシノボリ。最大で全長8cmほどになります。北海道と東北を除く日本と、琉球列島の河川に分布します。主に河川の中流から上流部に生息します。
202208CクロヨシノボリA
渓流でもっとも普通に見かけるハゼです。
202208CクロヨシノボリB
少し流れが緩やかな縁でアカボウズハゼを見つけました。
202208CアカボウズハゼC
アカボウズハゼは全長5cm程度になり、雄では体半分が赤色になります。
202208CアカボウズハゼF
オスと違い、メスは体が半透明で目立ちません。
202208CアカボウズハゼH
種子島、屋久島以南、台湾、広東省、フィリピン、インドネシアなどに広く分布するようです。
202208CアカボウズハゼD
河川の上流に生息しています。渓流の淵で見かけます。河川で繁殖しますが、小さな時に一度海まで下る両側回遊魚という生活形態の魚です。
202208CアカボウズハゼB
河川にダムが建設されると回遊できずに姿を消すことがあるようです。
202208CアカボウズハゼA
この日は複数の雌雄を見かけました。
202208CアカボウズハゼE
沖縄県レッドデータブックで絶滅危惧粁燹環境省レッドリストで絶滅危惧IA類に指定されています。
202208CアカボウズハゼG

1枚目〜4枚目 iPhoneSE2
5枚目〜14枚目 Sony Cyber-shot RX100V(DSC-RX100M5A) 
アンダーウォーターハウジングMPK-URX100A 使用


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