2009年11月18日
俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)著者:青野 春秋
販売元:小学館
発売日:2007-10-30
おすすめ度:
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「俺はまだ本気だしてないだけ」
おもしろいなあ、これ。 久々に電車の中で、笑いを我慢しきれなかったよ。
で、娘がまたいい。
でも、あんまり売れていないみたい。広島では。
2009年11月15日
ひろしまぶっくでいず参加企画 お好み本ひろしま2009
2日目。2009年11月7日(土)本イベントとしての初日である。
今回はその初日の7日金曜日の第二回レポート。BY 財津
北尾トロさんの到着が約1時間ずれ込む!さあ、という時になんと、実行委員加井さんからの、とっぴな提案、財津トーク。
それは無理だろう、いくらなんでも。「え〜、それは・・・」としり込みする私に
その場の人の視線があつまる。湊さんの視線も。ここはなんとしても、最速で解決しなければだめだ。まず、誠意をもってあやまる。そして、私が話しますが、いかかでしょうか?という。こう決めた。しかし、しかしながら、もし激怒するお客さんや、「どうしてお前の話を聞かなくてはいけないんだよ!」とかいわれたら、どうしようか。
そう考えもしたが、懸命にこちらに向かってくれているトロさんにバトンタッチするためにも、道はそれしかなさそうだ。はらはきまった。
時計は2時7,8分だったと思う。
「みなさんにお詫びしなければなりません。北尾さんの到着が遅れます。
いまから約1時間少しあとになります。主催者である私たちの連絡ミスです。
本当に申し訳ございません。深くお詫びいたします。」
本当にそうだからあたりまえだが、心からお詫びした。一時間という長い時間をいただきながら、この事態を招いたのは、別にトロさんのせいではない。私の責任である。痛感したから、そのように話した。
ここで私はびっくりすることになる。
みなさん、本当にあたたかく受け入れてくれたのだ。思い出しても胸が痛いが、それをはるかに凌駕する安堵感もここで生まれた。
「一時間という長い時間ですが、私が独り言のように本についての話をさせていただきます。トろさんの代わりなどということはできませんので、あくまで独り言として話します。ですから、席は自由にお立ち下さって結構ですし、携帯の電源も切る必要はありません。
もし、みなさんが許して下さるのならば、私がお話しすることで、そのあとの北尾トロさんまでの時間をつながせてもらえればと思います。」
深く頭を下げると、みんなが拍手してくれた。
もしかすると、ちょっと涙がでていたかもしれない。
そして、ブッククロッシングの立ち上げや、今回のお好み本ひろしまのスタートなど、思いつくままに話した。というより、語りかけた。
この会場にいるスタッフを含めたみなさんに、語りかけようと思った。
温かくこの事態を受けいれてくれたみんなに感謝しながら話した。
時間は時にこんなにもやさしくながれてくれるのだと改めて感じた。
そして、北尾トロさんが登場した。「すぐに話しましょう!」とトロさんは言ってくれたが、すこしお茶でも、どうぞ、といったのは私が飲みたかったからです。トロさん、すいません。
聞き役として、トロさんの話を引き出せたかな。
やっぱりトロさんの話はおもしろく、あとのアンケートでも
それはあきらかにわかった。また、思いがけないながい前説(笑)もよかったよ、
ブッククロッシングの話も聞けてので、うれしかった、との言葉もいただいた。
本当にうれしい、という言葉は本当に陳腐だけれども、本当にうれしいのだから
使うしかないよなあ。
当日、会場にいた皆様に心から感謝しました。
湊かなえさんにも、「話す予定があったかのように、面白い話でしたよ。」と言っていただいたのも、うれしく思いました。
北尾トロさんの話はほんまにおもしろかった〜。
まだまだ、7日のレポートは続きます!!
2009年11月13日
ひろしまぶっくでいず参加企画 お好み本ひろしま2009
2日目。2009年11月7日(土)本イベントとしての初日である。
今日と明日は前半後半で書く。
一箱古本市は本日27箱の出店。これは人によってはちょっと少ないという見方もあるだろうけど、我々としては予想以上の箱数といえる。
裏とおり活性化委員会の皆さまの協力があってこそここまでできた。
表のセブンイレブン前に出店場所を決めたお店から、移動できないか、と申し出あり。
私としてはここはかなり人目につく場所だと思っていただけに意外だった。聞いてみるとこちらだけが通りからはずれるので、とのこと。
しかしながらすでに配置しているので、ここはよろしくお願いします、ということで納得していただいた。結果、2店のうちひとつは完売となったと聞き、ほっとする。
朝の説明、集合場所への誘導などは助っ人さんが大活躍してくれる。前日に届いていた本も思いのほかあり、その移動にもなかなか苦労する。パイプ椅子と一緒に借りていた大きめの台車が大活躍。借りていてよかった。これは私のファインプレー。誰も言ってくれないので、自分で言っておこう。
店主さんに説明を終えたころ、名古屋から「こんせき本」の古沢さんが登場する。なんでも昨日かったばかりのスーツケースのころころがつぶれたとのこと。大きなバッグをかたげてあるいている。古沢さんにはすまないがちょっと面白い。こんせきほんツアーは参加2名、うち知り合い1名だったそう。お好み本ひろしま2009の集客不足もあっただろうに、まったくめげずにテンションそのままツアーを敢行したときき、さすが!日本古本業界ナンバー1のしゃべり男、とうれしくなる。
今日の夜、この古沢さんの妙なテンションに、湊かなえさんは目をぱちくりし、北尾トロさんは「ほんとよくしゃべるねえ」と感心、南陀楼さんは「うぜえよ〜、笑」といい、岡崎さんは気を失いそうになる。おっと、古沢さんに紙面を使いすぎたぜ。
松本パーキングには蟲文庫さん、岡崎武志さん、南陀楼さん、東京からのドンベーブックスさん(一番の売り頭ときく)、モンガ堂さんなどがあつまっている場所となる。ここを拠点にわりと近い他の箱にもお客さんは流れているみたいで、これは店主担当の藤原さんのファインプレーだったな。
みなさんにパンフレットなども配布してお客さんへの手渡しをお願いする。お昼前ぐらいに一箱の準備が落ち着いて、カフェパコへ。路面電車担当責任者のつくみさんと話す。今日の路面電車はやまだ屋トレインと銘打ち、ゴトウイズミ+アコーディオン、玉城ちはる、野口美紀という3名の女性アーチストの車内ライブである。岡崎さん、南陀楼さんのトーク準備のために参加できないが、どうかうまく進行してほしいと願う。
12時半〜おふたりのトークライブスタート。お二人には企画段階から、ブログで告知していただいたり、アドバイスをいただいたり、エールをいただいたりで、いただいたりのオンパレード。
トークも岡崎さんが一箱や南陀楼さんの新刊「一箱古本市の歩き方」などについて、トスを上げて、南陀楼さんが返す流れが聞いていて楽しい。
あっと、いう間にトークが終わり岡崎さんは岩国に取材に、南陀楼さんは一箱会場に戻られた。私は14時〜の北尾トロさんトークの聞き役として、どんな展開にしようかなあ。
あたりさわりのないことを聞くより、オフレコになる内容がいいよなあ、なんて考えていた。トーク責任者の加井さんが会場を北尾さんように動かし始まる。今回のイベントで終始動いていたのは、私以外の実行委員と助っ人さんたち。私はお飾りでいいから、といわれてのもわかる。わたしが余計なことをいいだすと、場があれるのだ。時折出る大阪弁が思いのほかきつくきこえるらしく、人を不愉快にするのも自覚しているので極力だまっていることにする。
これが良かった。・・、だまっているのが正解だったといえるおれって・・。
そうこうしているうちに、13時半に。湊かなえさんを迎えに行っていた守田さんがもどってくる。湊さんの登場だ。2009本屋大賞受賞、原作「告白」松たかこ主演で映画化、発行部数六〇万部超え。ミリオン100万部は確実だ。そんな湊かなえさんが今回、広島初のブックイベントでのトークショーを引き受けてくれた。感謝。
湊さんの出番は18時からなのだが、その前の14時スタート北尾トロさんトークにも聴衆として参加のため時間を繰り上げての来場となった。このあたりから、私の心臓が微妙にどきどきしてきた。
ちょっとあたまがぼ〜と、つめた〜い汗がじわ〜っと・・。それはなぜか?
そう時計は13時45分をさしているが、北尾トロさんがまだ来ないのである。
ここで本イベント2度目のあれがやってきた。神様ってやつはほんとジョーク好きだぜ!なんていっている余裕はもはや俺にはない。懇願するように右往左往している俺に、加井さんがいう。「携帯に電話して下さい!」
「知らんのよ。」 「・・・え〜!!?」 そういえば、北尾トロさんの携帯電話番号は聞いていない。さあどうするか?そうだ、長野の本の家に電話だ。おお〜、そうだ、店長斉木さんの携帯はしっているから、まずは斉木さんに電話だ!しかし、私の携帯の住所録へどのように登録しているかがわからない。斉木の「さ」か、本の家の「ほ」か、高遠の「た」か?さがせどもさがせどもわからん。
そのうちに「本の家」の番号が判明。電話する。じつにこのお店番の女子がしっかりとしていて、「北尾トロさんの携帯は勝手に教えることはできません」。「うん、うん、そりゃあそうだ。それは正論。でもいま、緊急なんだ。どうかお願い!北尾さんに怒られたらすべて責任は持ちます。」といって教えていただいた。ありがとう!本の家の女の子。きっときりっとした才女だと、声と応対だけを聞いていたわかった。だから、いや、そんなことよりトロさんに電話だ。
控室がそんなパニックになっているのを、湊かなえさんはずっと見さされるはめになった。ごめんなさん、湊さん。でも、湊さんいわく「こんな大変なときに来てしまって・・・」。
おお〜、とんでもない、めっそうもない。いまだから、正直にいえますが、湊さんがここにいる、という事実は結構私を支えてくれていたのです。
こんな至近距離で湊かなえが見ている! あせっていながらもこんなことを感じていたのですよ、実は。フフフ。
で、北尾トロさんに電話だ! 開演14時。私の時計は13時58分。
「ああ、いまカフェパコの下だよ。ぎりぎりでごめんね。タクシーが・・。」「ああ、よかった〜」
そんな会話を夢想しながら電話を握りしめるおれ。神様!お願い!
ガチャ。つながった!!「はい」「あ、北尾さんですか?財津です」
「ああ、どうしたの?」
時計は14時ジャスト。
「いま、どちらですか?」
「うん?今? 新幹線。岡山あたり」
さ〜っと血の気が引いたのを実感し、倒れそうになる。
トロさんも私の雰囲気を察したよう。「15時半には間に合うよ」
「14時、いまからです」
「え〜!!」トロさんもびっくりされたと思う。ごめんなさい。前日に確認をとればよかったです、なんてことを言っている場合ではない。
おおよその広島着時間をお聞きした。15時すぎにつくとのこと。タクシーをとばして15時15分着が見えたが・・・。それでもウエイトは一時間を超える。客席は北尾トロファンでいっぱいだ。
「やばい!まじでやばい!でも逃げられない。」の2度目はそうそうに襲ってきた。
おお〜、神様はどこまでいたずら好きなんだ・・。時計は14時をすでに5分経過。会場は満員。 心配そうに見つめてくれる湊かなえさん。
「とにかく、事情を話して、あやまるわ!」とおれ。
それしかない、それしかない。
謝ることしか思いつかない俺に谷○のおんな加井さんは言った。
「財津さん、代わりに話してださい!1時間!」
・・・・・「?・・え〜!!?」
さあ、どうなる?! 続きは次回!
2009年11月12日
こんにちは。
実行委員のtugumiです。
本日 11月12日(木)の中国新聞朝刊に でっかでかと
「お好み本ひろしま2009」の記事が掲載されました。
ゲストの方々のトーク内の言葉も載っています。
参加できなかった方も、ぜひご一読くださいませ。
ゲストの皆さまは、イベント終わり次第、東京や福岡などに移動され、
精力的に活動されている様子です。
さすが〜!
他の実行委員も、翌日から北海道に飛んだり、東京に移動したり、
順調に仕事に復帰してるというのに
私なんぞ、本業に戻った2日目には、帰り道で鼻血を吹くヘタレっぷりです。(時間をおいて出てくるってのが、中年の証明。)
私も一緒に乗り込んだ「路面電車イベント」も写真入りで紹介されています。
熱唱している玉城ちはるさんの写真、足元は写っていませんが、
この時 靴を脱がれ、力強く歌われてるんですよ〜。
季節感を大事にされているという野口美紀さんの手作りオカリナによる澄んだ演奏と、ヲルガン座の雰囲気そのもののゴトウイズミ+アコーディオンさんの語り口と妖しく楽しい演奏も、皆さんにオススメしていただいた本についても、近々ご紹介いたしますね。
2009年11月11日
ひろしまぶっくでいず参加企画 お好み本ひろしま2009の3日間が終わりました。
私のあいまいな記憶を頼りにして、記録してみたいと思います。
2009年11月6日(金曜日)ついに今日からスタートする。まずは、前夜祭として岡山倉敷の女子の古本屋 蟲文庫の田中さんをお招きしてのトークショー。司会、進行は田中さんを紹介してくれた南陀楼綾繁さんにお願いする。
朝、可能な限り仕事を済ませて3日間に集中すると決意する。昼から二人でレンタル会社ひろかしにパイプ椅子50と台車を引き取りにいく。
先方につくと名古屋の大橋君より電話あり。身内に不幸があり、8日になるとのことだ。
助っ人のまとめ役を期待していただけに痛い。会場に椅子を運び込み、あさ持ってくるのを忘れた薬を自宅へ取りに行く。同時に今日使う顕微鏡も取りに行かなくてはならない。
もどるとすでに椅子が会場に入っている。大阪から参戦した実行委員会の加井さんも到着していた。守田さんとともに会場のレイアウトやその他いろいろを相談。
カフェパコは18時からの貸切だからあくまで一般客としてだが、すでに畳の座敷を占拠するなど、こちらはもう完全にイベント態勢に入る。パコさんにはこのように3日間終始好意的に協力していただいて、随分たすかる。
普段はNPOの事務所として使っておられるバックルームも、トークのゲストの控室として使わせていただいたり。この使い勝手と親切さとでこの値段は真剣に安く、ありがたい。
15時に携帯電話が鳴った瞬間に顔が真っ青になる。
そうです、RCCラジオへの電話出演時間が知らぬ間に来たのだ。
こういうのが、多いのが財津の特徴です。ようするにつめがあまいのだ。
やばい、でも逃げられない。どうにか録音を終えたが、思えばこの「やばい!でも逃げられない!」の連続を3日間繰り返すことになるとは、この時点では思っていない。けれでも、開始前に守田さんと話した言葉「たぶん、アクシデントはある。
でも逃げないでおきましょう」に支えられた感じか。路面電車のお土産の準備や、前夜祭の責任者の加井さんとの打ち合わせであっというまに、18時前。蟲文庫の田中さんが登場し、つづいて南陀楼さんもこられる。
トークが初めてとは思えない田中さんのお話の面白さに驚きつつ、南陀楼さんの聞き役の巧妙さにもいまさらながら感心する。
仙台でのいがらしみきおさんトークの時にも感じたが、今晩も同じように感じる。
来場は30名を軽く超え、南陀楼さんの小粋なアメリカンジョークにバカ受けしてくださった方もいて、終始いい感じだった。「ウエルかめ」、あれって蟲さんで決まりのようだ。
苔の話になると急にトーンがあがり、ボリュームもあがる田中さん、その彼女に好きな男のタイプをしつこくきく岡崎武志さんなどが面白い。
顕微鏡をのぞく人も多く、みなさんが満足してくれたよう。アンケートの帰りもすごくよくって、イベントのスタートとしては力みすぎず、落ち着きすぎずで、出だしは最高だった。
トーク終了後に南陀楼さんが意図的に抑え気味にしてくれたときき、二度びっくりした。
参加費1000円、コンビニのビール、おつまみだけの懇親会も雰囲気がよい。
助っ人さんが有能なひとを必死に集めたがごとく、能力に長けている気がした。先にひろしまぶっくでいず参加企画として5日〜スタートしている「きんさい!安芸の古書祭り」のメンバー 神鳥さんや景雲堂さんもこられる。
前夜祭が田中さん、南陀楼さん、そして、岡崎さんがいてくれたことに感謝して夜を過ごした。

