ザ・X・ファクター(続き5) Christopher Maloney
セミファイナリスト 4人(組)目は。。。このコンテストの一番の話題提供者。
*Christopher Maloney (クリストファー・マローニー)*

リバプール訛り丸出しの田舎の兄ちゃん34歳。今は大分私もわかるようになったが、最初の頃は、これ、英語か?!と愕然としたくらいだった。声も良いし、歌もうまいのだが、歌の前後の緊張があまりにもひどく(マイクを持つ手が震えちゃう)、ブートキャンプ後の6人から3人へ絞られるときに選考にもれた。しかし、一般視聴者からの強い要望で、ワイルドカードとして参加。そして、本当にワイルドだったのだ、彼は!垢ぬけない雰囲気、歌はうまいのだが一本調子で、審査員からは、「カラオケ・キング。自分の色がない。」とか、80年代のポップスばかり歌うので(というか、Over 28の枠で、そのmentor=責任者が、審査員の一人、Gary Balow - 元Take Thatのメンバーで今ではプロデューサー-で、そのGaryが選曲するから、Christopherの責任じゃないんだけど)「cheesy (古臭い)」とか「creepy(気味悪い)」とか、コテンパンに言われ続けながらも、そういうことをいう審査員に反発する一般視聴者からの絶大な支持に支えられ、まさかまさかのセミファイナル進出!この間、ファイナル進出確実と目されていた女の子などが、一般視聴者の投票が伸び悩み、コンテストから脱落したり、前回アップした、これまた別の意味で人気者だったRylan Clarkも去っていったりしたので、「なんであんなみたいなイモが!」と、一部の厳しい視聴者の冷たい目にさらされてきたのだ。
これが初めてのオーディションのときの彼。
http://www.youtube.com/watch?v=k1T9-I3wx8I&feature=share&list=PLLJQHjmJHb1oX8PfqnPxtV62TPdttTN35
この時の"Rose"は、素晴らしかった。。。リバプール訛りは、日本で言えば、ズーズー弁なのかしらね。誰がこのイモ兄ちゃんがセミファイナルまで残ると思ったでしょう?ここに登場したのが、彼のお祖母さんで、”お祖母さん”の略称であるNan(ばあちゃん、ばばあ。。とでも訳すか?)と呼ばれ、ChristoperイコールNanとなったのだった。このNanとChristopherを見たら、誰でも彼に勝たせてあげたいと思っちゃうわねぇ。審査員の一人、Louia Walshは、Christoperを酷評し続けていたんだけど、昨夜のビデオでは久々に登場したNanが、”あんなLouisなんか、尻蹴っ飛ばしてやる!”とのたまい、Chistopherを応援する人々の喝采を浴びた。
かように、イモだった彼が、Nanと一般視聴者とGaryに支えられ、毎週毎に自信に満ち溢れ、きらきら輝き、歌もまだちょっと抑揚が足りないけどでも更に上手くなっていく様は、暗い今の世の中で一条の光とでもいいたくなるくらい、楽しいし興奮する。人間ってこんなに成長することが出来るんだ!って。それでも彼は、素朴さや素直さは失わないでいて、まるでイギリスの、自らの才能に目覚めちゃった新沼謙治だ。
そしてこれが、8週勝ち抜いて、昨夜のセミファイナルで歌った2曲。
Josh Grobanの"You Raise Me Up"
http://www.youtube.com/watch?v=q0htsmx2a4c&feature=share&list=PLLJQHjmJHb1oX8PfqnPxtV62TPdttTN35
彼にぴったり。初めてLouisにも天敵・Tulisaにもそこそこ褒められていた。
この日は頑張って、割と最近の曲の部類に入るのも歌った。
Michael Bubleの”Haven't Met You Yet” - Michael Buble
http://www.youtube.com/watch?v=95myNuDDEog&feature=share&list=PLLJQHjmJHb1oX8PfqnPxtV62TPdttTN35
でもやっぱり審査員の受けはよくなかったのだ。
私のお気に入りは2週間前のこれ。
Elton Johnの ”I'm Still Standing”
http://www.youtube.com/watch?v=5-ffoXGi2uQ&feature=share&list=PLLJQHjmJHb1rONT8qMNbxbYM--s2f1t1O
この曲を歌うんだとGaryに知らされ、練習を始めたときは目も当てられないほどヘタだったが、たった4日間でここまで仕上げた。やはり才能があるのだ。楽しそうに歌う彼を見ていると幸せになれる!
そう、この私もイギリスの一般視聴者と同じく、このChristopherが大好きなのだ。彼の正しく美しい無理ない歌唱は、聞いていて安心する。カラオケ・キングでもいいじゃない、聞いていてそれが心地よければ。私も一般の人々も、夢見たいのだ。やっぱり“良い人”が、夢を勝ち取るところを見たいんだよね。色々なことに“裏”がある世の中。でも、たまにはおとぎ話みたいなことが起こってもいいじゃない?ねえ?
そして、ファイナル進出者は。。。(続く)


コメント
コメント一覧 (4)
極度の緊張の中で歌った「The Rose」がお気に入りです。
私も彼のような歌い方でこの曲を練習してみようと思いました。
この"The Rose"のYouTube上でのビデオはものすごいヒット数だそうですね。
最初に彼のこの曲を聞いたときは本当に感動しました。
その後、シングルを出すもあまり話題にならなかったのが残念です。
でもリバプールに彼の名前を冠した少年少女向けの音楽学校が出来たそうなんですよ。
あ、ちょっと脱線しました。
もっと活躍しても良い人なのになと思っています。
私も、もっともっと活躍してほしかったと思っています。
彼の愚直さ素朴さ、大好きです。
また、ちょくちょくこのブログ拝見に来ますね。
ありがとうございます!
彼の今時めずらしいそういう所も大衆の、特に年配の方々の好感を勝ち得たのでしょうね。
今後、良い曲に巡り合って、またスポットライトを浴びるといいな。
今後とも、よろしくお願いいたします。