ツユクサ。
忙しくて、で、更年期障害が一気に酷くなり、毎日ワケもなく怠く、辛く、明るい話題がない
ワタシ。身体を引きずる様にして朝、オフィスへの
道を歩いていると、道端に懐かしいこの花が。ツユクサだ!何十年振りって感じで、思わず
足を止めてしゃがんで、じっくり見た。東京で
最後に見たのはいつか思い出せない位昔だ。
幼稚園で、この花の蕾を潰して(ちと申し訳なかったが),
出て来る紫色の鮮やかな汁で、お絵描きしたのを
思い出した。じっくり花を観察すると、なんて
繊細で愛らしいのだろう、と胸がいっぱいになった。
ツユクサでもバラでも今が盛りのルピナスもじっくり
見てみると、なぜ自然にこんなにも精巧で繊細で
美しいものが存在するのか、神様って本当に
凄い。。。と、感動のあまり涙が出て来る。
(私の言う神様は、森羅万象を司る大きな存在、という
意味。)
懐かしいといえば、オシロイバナ。東京でみなく
なったなあと思っていたら、五年前にロンドンに
来て、うちのフラットの敷地の花壇に、ワサワサと
咲き誇っているのを発見。なんだかウキウキしたっけ。
日本のものだと思っていた植物をこちらで見つけると、
遠く離れている日本とイギリスだが、結局は同じ
地球上にいて、繋がっているんだなあ、と少し
心が温かくなる。
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