“Bohemian Rhapsody”!!! (編集済)
日本でも大ヒットの様子の映画、”Bohemian Rhapsody”、私も先週水曜日、観てきました!
いやあ、もう~~、良かった〜〜❣️❣️❣️
中高校時代の私の青春リアルタイムで活躍していたバンドですから、クィーンは。
Music Lifeという月刊誌をせっせと買い込み、色々情報を得ていた。
私が洋楽に目覚める前のバック・ナンバーも買い漁っていた。
その頃は、出版社であるシンコー・ミュージックに直に電話して、バックナンバーをオーダーしていたのだが、”えーっと、港区の~”と名乗り終わる前に、先方から、”ああ!xxさんね!”と言われるほど、馴染みになってしまった。
コンサートは行かなかったし、一番好きなバンドというわけではなかったけれど、同じ世代の人なら、ファンか否かは、もはや関係ない。とにかく、曲はいいし、みんなそれぞれかっこいいし、インテリだし。
そういえば、中学2年か3年のある日、朝、学校に行って教室に入ったら2/3の生徒がいない。
どうしたんだろうと思っていたら、友達が、
「今日は、クィーンが帰っちゃうから、みんな空港へ送りに行ったのよ」
と教えてくれた。まあまあお堅いミッション・スクールだったが、規則なんて知ったこっちゃない!というくらい、クィーンの人気は凄かった。
フレディを演じたラミ・マレックは、月並みな表現をだが、フレディの魂が降りてきたのか、と。この人の出世作、テレビシリーズの”Mr.Robot”でも、暗くて謎に満ちたオタクを演じていて物凄く上手い!
ブライアン・メイ役のギリム(でいいのかなあ読み方。。。)・リーも同じく。 この人、普段、大変素敵💕
ジョンを演じたジョセフ・マッツェロ、私、かなり好きでした。地味なジョンをその通り演じてて、仕草とかベースの弾き方、似てたと思う。
ロジャー役の人は、見た目少し残念だと言われているベン・ハーディ、ロジャーのように飛び抜けて美しい男性はいないからねぇ、最初からハンデがあり、気の毒だが、”I Want Break Free”のビデオ取りのシーンの女装の可愛さはロジャーのそれと五分五分であったかと。
本当に、キャスティングの人に脱帽である。よくも、ちゃんと4人見つけて来た。。。と。
そして、フレディーの”Love Of My Life”になる、メアリーを演じたルーシー・ボイントンも、慈愛に満ちた清らかな女性をこの上もなく、素晴らしく演じていて、大変印象に残った。
また、イギリスのドラマに親しんでいる私にとってとても興味深かったのは、脇役のゲイのマネージャー、ポール役のアレン・リーチ!ダウントン・アビーのトム役の俳優である。
(出典 : ASSASSIN'S CREED WIKI)
最初は信じられなかった!さすが俳優! 軽くギラついた感じの演技が良かった。
そして、クィーンの弁護士からマネージャーになった、”マイアミ”・ビーチは、BBCドラマ、”Night Manager”(トム・ヒドルトン主演で大変な視聴率だった)や”Taboo”(トム・ハーディ主演。暗いドラマだった。。)で味ある悪役を演じ、この人がいたからドラマの出来が良くなったくらい大切なポジションにいる俳優、トム・ホランダー。
(出典先 : thenorthernecho.co.uk)
渋い!
そしてそして、ハイライトは、マイク・マイヤーズ!
マイク・マイヤーズは、映画”Wayne’s World”の主演で、映画の中のBohemian Rhapsodyに合わせてのヘッドバンギングが有名。なので、彼の特別出演的登場、しかもBohemian Rhapsodyをボロクソに貶す役での、というのは、本当に笑える。このビデオです
👇またこちらは、”Bhemian Rhapsody"のロンドンはうエンブリー・スタジアムで行われたワールド・プレミアの様子。素顔の俳優たちとブライアン、ロジャー、フレディのお姉さんなどを見ることが出来ます。(日本でも観れるといいんですが、このビデオ)。
フレディーは日本贔屓で、BBCのドキュメンタリーなどで、フレディーの自宅でのインタビューを見ると、日本で新盆に使う、美しい提灯が飾ってあったり、ソファに羽子板などが散らされている日本柄のクッションがあったりしたのだが、映画の中のフレディ宅にもしっかり日本のものが飾ってあった。中でも細かくてびっくりしたのは、ミュンヘンのフレディーが滞在していた家の玄関の内側の壁にどこかの神社のお札が貼ってあったこと。事実に忠実に再現してあったのだ、きっと。
そうだそうだ、あとひとつ。猫キチとしては、フレディの飼い猫達役が割りと頻繁に登場したのが嬉しい。エグゼクティブ・プロデューサーのブライアンとロジャーが猫が大好きだったフレディーを愛しているか伝わってくるようだった。
私は、”Bhemian Rhapsody"のDVDが出たら絶対買います!
特典映像がきっと楽しいに違いない!!
クィーンの4人を演じた俳優達がいかに役作りをしたか、メイクアップとか、衣装選びとか。。。
いつも私の好きな音楽には冷ややかなダンナが、映画見終わった後、”オスカーもんの映画だな”とポツリと言った。なんか嬉しかった。そうそう、ダンナはレストラン業界に居るということもあり、色々なスターとの遭遇話が尽きない。若かりしクィーンとも親しく語り合ったことがあったと。みんな気さくでフツーの若者だったそうだ。まだSNSもない良き昔。。。