奥久慈の「袋田の滝」が
氷結したと耳にし、訪ねてみた
大子町HP
アイスクライマーが
この氷結した滝にハーケンを打ち込み
氷壁登山ができるほど、完全氷結するには
マイナス10度くらいの酷寒
が、1週間以上続かない完全氷結しないらしい
今年は、暖かい日と酷寒が交互に続く天気なので
「カチカチの完全氷結」
とは、いかないようだが
これはこれで、奥久慈の風物詩でしょう
帰り道に
国道118号から栃原金山に続く
上小川橋から
久慈川をのぞいて見ると
久慈川特有の「シガ」
が流れていた
大子町HP
私が、大子町の中学校に通っていた
昭和30年代は
朝、久慈川の橋を渡ると
固く凍り付いた
「シガ」同士がぶつかり合い
「ガシャガシャ」と音をたて、流れていたほど
酷寒ものでしたが
これも、珍しい大子町の風物詩のようです
茨城県大子町所在の「栃原金山」の
南方の峰
(栃原金山坑口を見て左方向)
は、大子町と隣接する
常陸大宮市との境界
になっている
その峰への山道を登り、下ると
茨城県常陸大宮市久隆地区に入る
(久隆川沿いの道が主要道路です)
その久隆地区に
久隆金山跡
があることは、よく知られている
私も、詳しい資料がないまま
地元の方に教えていただき
2か所の金山跡
を訪ねたことがあった
しかし、今回
地元の郷土史研究会発行の資料をいただき
その資料にある
久隆金山跡分布図から
①
手古屋金山抗
②
手小屋日向金山
③
坂の下金山
④~⑦
前崎北向金山
⑧
滝沢金山
⑨、⑧
西側にある埋め戻されたと思われるズリ山
⑩
鉱山の元長屋跡
⑪~⑫
高谷沢金山
⑬、⑮
左り沢北向金山
⑯
上ノ久保精練所跡
⑰~⑱
2か所の瀧の上金山
などの金山跡、施設跡があり
各金山を訪ねた説明もあって
活発な金山開発が
行われていたことを改めて知った次第です
「久隆地域は、山を挟んだ栃原金山と同様に、地下マグマからの
熱水鉱床を呼び込む隙間が多かったのかな?」
という言い方をしたくなりますが??
リンク追加しました
鉱山情報 茨城県久隆金山
マイ広報誌 久隆金山
本州最後の金鉱山とされた
茨城県大子町の栃原金山(東洋金属 栃原抗)は、
金価格の低落などにより
1999年ころから、操業は休眠状態になっている
この栃原金山で
最後の堀師をした方から
聞き取りしていますが
その内容は
下記のとおり
奥久慈レポートの記事
2015.4.10 栃原金山(1)再掲載
に搭載しています
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
本坑から15メートルずつ下がった、
深さ約45メートルの1番坑、2番坑、3番坑は、
水揚げをしていないことから、水没状態になっている
「栃原金山」のある山には、佐竹時代からの、
むじな穴(古い坑道)がたくさんあり、
「栃原金山」 の坑道は、これらの古い坑道とも交差している
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
以上の
本坑から15メートルずつ下がった、 深さ約45メートルの1番坑、2番坑、3番坑 については、これまで目に触れることもなかったが | ||
HPの日本の金属鉱山
中央立坑
で、初めて下記のとおり栃原金山の立坑を見ることができた
閉山間もない1999年ころの撮影と思われます
Tochihara<栃原金山> - 日本の金属鉱山
下記写真は、私のブログの
2015年12月20日付け
栃原金山見学
に掲載のものになります