2006年04月04日

3月の成績


 3月の成績は+1.0%でした。フィデックを見切り売りした以外は、ポジション調整の売りしか出していないので、3月は損益確定取引をほとんどせず終いでした。

 ブログ更新が滞っています。この3ヶ月、株や投資の関係の本を沢山読みました。おかげで、以前よりはかなりドッシリ構えて相場を見ていられるようになりました。
 仕事も家庭も状況が激変していまして、ちょっと自分のキャパを超えていますので、今後もブログは気まぐれ更新になるかもしれません。とりあえずこの3ヶ月で分かったのは、この株式市場、しっかり勉強して臨めば、決して分の悪い勝負ではない、ということです。

 日経平均にしろ、これからも、ん?と思うような値動きが沢山出てくると思うんですね。全体状況を把握しておく、というのは結構、大事なことかと思います。政治学の世界ですね、場の状況、つまりプレイヤーと影響力をしっかり見ておくということです。当たり前のことかもしれませんが、上述のような意味での場のウォッチは絶対に欠かしてはならないことだと思うんです。

2006年03月11日

どん詰まっている経済システム

 『日本経済改造論』(野口悠紀雄・東洋経済新報社)をようやく読了しました。
 最近は1日1冊ぐらいのペースで本を読むことが多かったのですが、この本だけは、読み通すのに2週間もかけてしまいました。大事なことばかり書いてあるから飛ばし読みができなかったのです。

 読後感ですが、なんともまぁ、日本の経済システムはどん詰まっているのだなぁ、ということを痛感させられる本です。近頃は、好景気が持続しているという新聞記事をしょっちゅう目にしますから、ついつい少し明るい気持ちにもなるですが、根本的な問題は残ったままなのだという事実を説得的に突きつけられ、冷静になっちゃいました。

 この本によりますと、日本の経済システムを時代に適合したものにしていくために、政治行政に課せられている大きなな課題は

 1) 税制のデザイン(年金課税・相続税・資産課税の強化など)
 2) 規制緩和(&産業保護的政策の縮小・撤廃)
 3) 財政危機、年金財政危機への対処

 といったところにあります。また、これも随分前から言われていることですが、間接金融から直接金融へ、創造力を育む教育といったことの重要性にも触れ、要は氏の長年の主張である「1940年体制からの脱却」が今なお、基本的な命題であると。(説明し始めると大変なので以下割愛。^^ とてもよい本なので、興味ある方はぜひご一読を。)

 この本の中で「デフレ連動国債」という提案が出てきます。デフレ基調の時代、こんな施策が繰り出されるときがくるかもしれませんね。

 さて、昨今の金融緩和策の問題点について、野口氏も「現在の産業構造や企業の構造を温存してしまう」、「金融緩和は、過剰債務企業の金利負担を軽減し、実質的に破綻した企業を延命させているに過ぎない」と指摘しています。
 また、こうも言ってます。

・・・現実の経済がはかばかしくなかったのは、事実である。しかし、その原因は、「デフレ」ではない。日本企業の収益が低下したことだ。
・・・政治の場のみならず、本来は自由な論議が戦わされるべき経済政策論議においても、「デフレ脱却こそが至上命題」という集団ヒステリー状態が支配してしまっている。
・・・集団ヒステリーこそ、国を滅ぼす元凶である。八〇年代の後半に「不動産や株は永遠に値上がりを続ける」と誰もが熱狂したことが、不良債権を生んだのだ。今の日本は、古い経済構造を必死に温存することによって、同じ誤りを犯している。

 当面はゼロ金利が続きますが、いざ日銀が利上げに踏み切ったときには、どんなリアクションがあるのでしょう。
 かなり怖いです。
 金利動向に関しては、市場側は相当ヒステリックな反応をする可能性があるんじゃないかと思います。



2006年03月09日

量的緩和解除

 もはや既成事実のようになってしまいましたね。

 明日の日銀政策委員会・金融政策決定会合で、量的緩和が解除されても、何のサプライズもない、という感じです。(今日の時点で政府側が思わせぶりなコメントを出しているのも、まるでピエロのようです。これで明日、量的緩和の判断を保留したりしたら、逆に日銀は大したものだということかもしれない。ですが、その選択肢はもう既に消えてしまっていると考えるべきでしょう。)

 明日、量的緩和が解除されるとして、この日のために、ガンガン売りを仕掛けてきた勢力がありそうです(中期的に、ドカンドカンと上げ下げを演出しながら、利ざやを沢山とるために。)

 だから明日からは、相場は上がると思います。が、次に売りを仕掛けてくるタイミングかどこか、僕は勘所を掴めずにいます。僕の当面の相場動向予測は、大まかに言えば、^豕い望紊欧董■慣遒覆い沓儀遒頬粛遏↓大した水準訂正のないまま思惑的な上げ下げ繰り返す、という2つのパターンを考えていますが、△慮算が強まってきた感があります。嫌な感じです。分かりやすい相場を望んでも、それは虫が良すぎるというものでしょうか。

2006年03月06日

いかがわしきに近寄るべからず?

 ライブドア事件の教訓に基づき、いかがわしきに近寄るべからず、を座右の銘の一つにしようかどうしようかと考えていたokuchanですが、先月仕込んでいたフィデック(8423)を今日売りました。
 この会社、債権流動化サービスで伸びている新興企業です(といっても、東証一部上場ですが)。PER100倍以上あるものの、優れたビジネスモデル故に今後もしばらく高い評価が続くだろうと思い、買っていたものです。

 ところが、プレジデント3.20号に、なんとフィデックの醜聞が掲載されているではありませんか!

 「追求!木村剛銀行の八億円不明朗融資」というタイトルの記事。日本振興銀行(木村剛会長)が休眠会社に4億円の融資をしていた、フィデックの株式がその担保に入っていたということです。

 圧巻は、フィデック赤岩社長のコメント。「振興銀側から提案され、対中小企業融資の実績づくりとして協力したまで。そのためフィデックでなく休眠会社への融資の形とした。ウチの顧客ターゲットはオーナー会社社長。その紹介が期待できる木村氏とWIN-WINの関係を結ぶのが一番と判断した。資金は手を付けず、一月中旬に返済した。」だそうです。

 まぁ、よくもここまでしゃーしゃーと言ったものです。^^;
 ちょっとガッカリでした。この会社の底の浅さを見せられたような気がしましてですね。利の乗っているうちに売却して、他の銘柄と入れ替えた次第です。新たに買ったのはフジマック(5965)、業績V字回復に期待です。

 フィデックの株価は今年はガンガン騰がる可能性はあるんじゃないかと思います。でも、件の雑誌記事を見た感じでは、あまり長く持つ株ではないような気がいたします。

2006年03月02日

読書生活

 今週は読みまくってます。『サラリーマンが月1回の株で確実に稼ぐ法』(二階堂重人・三笠書房知的生きかた文庫)、『カラ売り勝利の十則』(三木彰・同友館)、『常務 島耕作・3巻』(弘兼憲史・講談社モーニングKC)、『日本は甦るか』(ピーター・タスカ)。どれもよい本でした。

 株本2つは、親切な解説があり、非常の納得できる部分の多い本でした。ただ、この種の本で書かれていることが、自分にとってどの程度有効なのかは、結局体験する中で身にしみて理解できてくるのだろうと思います。いい本だなと思ったものは、本棚に置いて、ときどき読み返して反芻・検証してみようと思います。

 島耕作の話題は割愛します。^^;

 で、最後のピーター・タスカ氏の著作ですが、これが凄いんですわ!
 94年の刊行ですが、のちに実際に起こる事柄を本の中でいくつも予言しているし、日本経済再生のための現実的な処方箋がビシバシ書かれています。
 曰く、商品市況は数年のうちに長期上昇局面に移るだろう、貧富の差が広がるだろう、日本の構造変化は大企業の人員整理と失業者の増加なしでは見えてこないだろう、等々。曰く、日本企業はROEの長期低落傾向にメスを入れなければならない、日本には「デフレ下の戦略」が必要、家庭の貯蓄を低下させよ、等々。

 94年といえば、「朝まで生テレビ」にピーター・タスカ氏が出演していた頃だと思います。当時僕は大学生だったので、たまに夜更かしして見ていましたが、当時は氏の発言も「ふーん」と聞いていただけでした。実はすごいおっさんだったのですね。

 また、第五章「富と成功の条件」の締めの言葉など、僕にはとても耳の痛い内容でした。

・・・きちんと実績を残す投資家がいる。一方には、日々の動き、需給、ケイ線、ムードというようなことだけに集中して、強気から弱気、また強気と、精神分裂的に変わる投資家がいる。その両者を分けるメルクマールは、何もしないことに耐えられる忍耐力である。

 むむむ。。。
 ちなみに、この本、アマゾンの中古で90円で買いました。それだけ広範に読まれた本だったのでしょうね。


2006年03月01日

今月の成績(2006年2月)

 もう先月ですね、2月の成績発表です(受渡日ベース、損益確定分、昨年末比%)。

 結果は、−12.9%。>┼○ バタッ
 惨敗です。。

 1月のプラス分をほぼ食いつぶして終了しました。
 ライブドアショックのときには、総手仕舞いで逃げることができたのですが、今月は下げ局面でしっかりお付き合いしてしまいました。年末からの上昇相場に浮かれてガードが甘くなっていた部分もあったなぁと思います。また、負けると自分の弱点が強烈に自覚できます。(弱点だらけなのですが。笑)

 ともあれ、先週の上昇のおかげで、含み損も解消したことですし、心機一転、3月に臨みます。

 ところで、有名な踏み上げ太郎さんのブログ「いちカイにヤリ」で昨日、さわかみファンドのことが取り上げられていました。なんとも素晴らしい記事でした。お奨めです。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/31550?YEAR=2006&MONTH=2&DAY=28

2006年02月26日

セミナー初参加

 昨日は師匠のお招きにあずかり、カブドットコム証券主催のセミナーに行ってきました。^^
 自社のIRに加えて株式セミナー2本という内容で、計3時間。あっという間に時間が過ぎた感じです。この手のセミナーに参加するのは初めてで、最初はちょっぴり緊張してしまいましたが、初心者向けの分かりやすい内容で、楽しく拝聴しました。

 セミナー以上に勉強になったのが、師匠の手ほどきです。帰りの電車の中でRSIやMACDという指標を教えてもらいました。家に帰ってからTOPIXやJASDAQ指数、東証マザーズ指数などのチャートを、上記の指標と組み合わせて見てみると、どうも、その時々の市場の過熱感や冷え込み具合が把握しやすくなるようです。

 世の投資家さんたちは、こういう指標も見ながら売り買いの判断をされているんですねぇ。基本的なチャートの読み方を勉強することで、高値掴み・狼狽売りのリスクが減りそうです。

 おかげさまで週末は一つ賢くなりました。

 いま投資の勉強のために本を買い込んでいまして、読書が追いつかず「積読」になっているのですが、今週も日々勉強で過ごそうと思います。

 なお、今日は『ロウアー・ミドルの衝撃』(大前研一・講談社)を読了しました。株の本ではありませんが、大前氏の相場観も少し紹介されています。

 ・2005年になって景気が上向いた原因の大半が、中国特需。
  企業業績が伸びたのは、リストラ効果。
 ・しかし、根本的には、構造変化への対応ができていない。
  90年代以降、日本は構造的に「長期衰退期」に突入している。
 ・1万6000円を超えてくると、個人投資家が貯蓄から株式に
  資金を移動することになるだろう。そうなれば株は一気に跳ね
  上がる。そして頃合いを見て、外国人投資家が利益確定の売り
  に回る。そのタイミングは、金利上昇に勢いがつくときだ。

 だそうです。一気に跳ね上がってくれるといいんですけどね(笑)。


新興銘柄が主力になりました

 相場が随分持ち直してくれて、ほっと一息です。
 僕の一週間の取引は、月曜日に指値買いでアセット・マネジャーズ(2337)が買えてしまったのを皮切りに、火・水で銘柄をゴロゴロっと入れ替えました。「冬眠」するつもりだったのですが、相場が底を打ったので急遽、前週までの下落で値ごろ感の出ていた銘柄に切り替えました。
 
 結果、アセットのほかにもダヴィンチ・アドバイザーズ(2337)、そして唯一ナンピンで買い増したプレステージ・インターナショナル(4290)と、ヘラクレス銘柄が僕のポートフォリオの主力選手になっています。

 自分のブログを読み返すと、ここ2週間ぐらいの間に、銘柄選択の考え方が大きくブレているのがわかります。どうにも頂けません。
 問題は、銘柄選択以前に、相場観測の基本ができていないために、上昇局面では浮かれ、下落局面でオロオロしてしまうところにあります。「買い時」「売り時」をしっかり見極められるようになりたいものです。

2006年02月21日

鴨ネギ相場

 今日は上げてくれました。やれやれです。
 皆さんはここまでの相場、乗り切っていらっしゃいますか?僕はしっかりやられてしまいました。。

 信用取引のリスクを身をもって体感した日々でした。(最初は、信用建余力が100%以上もあるし、まだまだOK!とか思ってました。アホですね。笑)
 よく言われることですが、資金管理と信用切りに関してどのような規律を持つか、そしてそれを貫徹できるかというのは、とても大切なことなのですね。いい加減にやっていてはいかんなと猛省。。

 ・・・反省は尽きませんが、ついでに、最近感じたこと(=素人投資家の気づき)を備忘録的に二つほどメモしてみます。

1) 逆が真なり

 週末から月曜日にかけて、いろんなサイトを見て回っていたのですが、アナリストのコメントの内容が、それまでとかなり変わりました。
 「今週は上値を追う展開か」とか「絶好の買い相場到来か」と言っていた人たちが、軒並み悲観的なコメントを出し始めたら、今日の急騰です。逆に、「下げ局面に入るのでは」と予言していた少数派の人たちの中には、月曜日の時点で「反発は近い」と言い始めていた方もありました。

 教訓1:根拠の薄い強気コメントが大勢を占めているときは、危ない
 教訓2:参考になるコメントを出してくれるひとは、ごく少数


2) 私たちはカモ

 私を含め、素人が(あるいはかなり多くの国内個人投資家が)まんまと食い物にされているのだなとぁ思います。
 週末には、「外国人が買い始めない限り、相場は反転しないのではないか」という市場関係者のコメントが新聞記事になる始末でした。実際、今日は久しぶりに外国勢が買い越し、株価急騰を演出しました。
 思惑的な仕掛けで市場全体を動かせる。これぞまさに、やりたい放題です(ホリエモンの比ではない!)。相場は恣意的にどちらにも動かせる状態にあると観念しておかなくてはいけないのだと、強く感じたところです。

 まぁ、日本の株式市場、年内に最低もう一段高はあるでしょうし、そこに素人のマネーを呼び込むことが外資さんの儲けにもつながるでしょうから、当面、コテンパンに売り浴びせてやっつけるところまではしないと思うのですが。彼らはどこまで乱高下の果実をむさぼるんでしょうね。むかっ腹が立ちますが、腹立てているだけでは芸がないので、どう戦うか食い物にされない投資家になることを目指します。
 しかし腹立つなぁ(笑)。ここまで食い物にされていいんですかね。国家的損失ですよ。私のようなカモが葱しょってるからいかんのだ!と闘志が湧いてきました。


2006年02月18日

ポジション調整

 週末の下げも凄かったですね。特に新興市場は惨々たるもので・・・

 さて、僕の今週の取引は、損切りを4つ程。
 それから1つ現物買いしましたが、これは余計な取引だったと反省中です(何も今買うことはなかったかと・・・)。

 来週は冬眠モードに入ります。アナリストいわく、今月中は調整が続くとの見方が多くなってきているようですね。いつ頃反転するのか分かりませんが、ここを乗り切って、意気揚々と上昇相場を迎えたいものです。