1億円チャレンジプロジェクトが成功して1億円の収入があったとしても、実はその全額が自分のものになるわけではありません。日本国内に住んでいる以上、所得税や住民税が発生するためです。また、収入が大きくなれば保険料も多くなります。保険料には上限が決められていますが、自治体によっては1ヶ月に7万円程度の高額な保険料になることもあります。


1億円チャレンジプロジェクト中でも必ずしなくてはならないのが確定申告です。もし収入があるのに申告をしないと、無申告課税としてさらに高い税率をかけられてしまいます。特に短期間にたくさん稼いだ場合、税率が高くなります。年収が4000万円を超えると45%もの高い税率となります。稼ぎ方がアフィリエイトや海外のFXだった場合は「雑所得」扱いになり、例外なくこの45%が適用されます。国内の株式取引やFXでは申告分離課税となっていますので、一律で20%です。短期間にチャレンジを達成する目標で行う場合は、税率に関してもしっかり考えた上で、稼ぐ手段を見つけなくてはなりません。税金だけで見れば国内の業者を利用した金融商品の取引が一番ロスが少なく済みます。

雑所得扱いの収益方法で手元に1億円を残すためには19000万円近く稼ぐ必要があります。ただしFXや株式では決済しない限り収益とは認められません。場合によっては利益確定をするタイミングを翌年にずらすなどし、1年間あたりの収益を減らしたほうが得をする場合もあります。