2006年11月29日

リジン(lysine)

リジン(Lysine)と名前の似たリシン(Ricin)*有毒











リジンは体内で合成することができません。食品から摂取しなければならない必須アミノ酸の一種です。牛乳から発見されたそうです。

「リシン」と読むこともありますが、ここでは「リジン」と読むことにします。(最後まで読むと理由がわかります)

リジンは豆類以外の植物性蛋白質にはほとんど含まれていないため、効率良く摂取するには魚、ミルク、肉、チーズ、卵などの動物性蛋白質を取る必要があります。

主な働きとしては
・集中力を高める。
・エネルギー産出に必要な脂肪酸を適切に使えるようにする。
・カルシウム吸収を促進させる
・受精能改善の助けをする。
などがあります。

リジンが欠乏するとビタミンB群の1つ、ナイアシン(ビタミンB3)の欠乏症を招くこともあります。ナイアシンはトリプトファンから生合成されるビタミンですが、吸収効率を高めるのにリジンが必要だからです。
ナイアシン欠乏症は別名ペラグラと呼ばれ、皮膚の浮腫性や褐色紅斑がみられ、口内炎や舌炎や神経炎、幻覚や痙攣などの精神障害を惹き起こす怖い疾患です。

また、不足によって血中のコレステロール値が上昇するとも言われています。これはリジンに肝臓の活力増進作用があり、脂肪酸の利用を促進させるためだと言われています。ですから中年以降の男性には積極的に進めるといいかもしれません。

その他リジンには、単純ヘルペスウイルスによってできる疱疹を改善・予防したり脳卒中発症を抑制、健康な髪を維持する効果などがあると言われています
ヘルペスにかかっている人は、リジンを多く含んだ食品に加えリジンのサプリメントを一日に3〜6g程取るとよいと『ビタミンバイブル』には書かれています。

また、似たような名前のリシン(Ricin)というタンパク質がありますが、これはひまし油を採取する植物、トウゴマの種に含まれている猛毒のタンパク質です。なんと青酸カリの1万倍の毒性を持っており、化学兵器として使われるぐらい危険な毒物です。冒頭でlysineを「リジン」と呼ぶと言ったのはRicinと区別するためです。
皆さん。くれぐれも患者さんにRicinを進めないように。。

・・・もっともLysineの1万倍ぐらいは手に入れるのが大変だと思いますが。。


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okuratabihito at 23:03│Comments(0)TrackBack(0)clip!【ら】行 | サプリメント

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