奥津典子の”マクロビオティックと暮らす”

先日は「お母さん塾」あっという間にお申込みありがとうございました。とても楽しみにしています。

さて、東京滞在中、沢山皆さんと料理等して楽しかったです。大事な講義内容も、ここでも、受講生サポートサイトでもポイントはシェアしたいのですが(いつになるやら、遠い目)

それにしても、改めて、不思議な気候でした。体調を崩す人も多いでしょうし、食べものも今までと違う調整がいるなあと思いました。

気候は「何が必要な食か」の大事なポイントです。
マクロビオティックそれ自体は東洋哲学です。
人に大きく影響するのは食だから、食を重視しています。
マクロビオティック食=こころとからだを元気にするおいしいごはんと食べ方
は、「天」「地」「人」の理解と技術がいります。面倒です。ですが、本物には王道はなく、コツコツやるしかありません。「五分で身につく」ものは「五分で去って」いきます。

さておき、
「天」=気候環境、時代、季節、土地柄風土、時間帯など私たちをとりまく環境
「地』=食べもの、です。地面が生み出したもの。お肉もお魚も植物を食べていきてる。
「人」=私たちの体質や体調、性別、先祖の食生活、年齢、幼少期いろいろ。

服選びと同じです
夏なら夏に合わせて、その人のサイズや個性に合わせて決めるじゃないですか。
食べものも同じなんです。法則があるだけで、夏は薄着、冬は厚着とかね。薄着が正しいとかではない。
3つを理解すれば「何を食べたらいいか」は自明です。(できるできないはおいといて)
状況に応じて、「必要な食」「元気になる食」は変わるし、大量生産とひとつひとつつくられたものでは質感が違いますし。

だから、マクロビオティックは<玄米菜食>じゃありません。味わい、音色が大事。作り方が大事。それが一番。そして、必要なものも、すごく寒い地域ではアザラシの内蔵の発酵させたものも食べたがいいでしょうし、砂漠や乾燥地域では乳製品も必要だろうし、日本でも今は完全ビーガンずっとは合わない人が増えていると思います。気候と植物達他が変わってきているから、今すごく。でもベースはやっぱり人間は穀物菜食です。そして、幸せに生きた動植物をいただくのがいいです。酷使された命たちも、せめて、大切に調理してあげることで、影響は本当に変わるんです。

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で、ここまでが例によって長過ぎる前置き。

東京、楽しかったけど不思議でした。雲仙よりぐっとそれがわかりやすかった。
暑いのに、灼熱というぐらい暑いのに、空が重い!
開放感がまるきりない。
夏ってこうではなかったはず。
「あそびまくってやるーーーー!!」という気にならない。
数年前と全然変わってきているんだなあと実感しました。

もう一つ。
めちゃくちゃ湿気があるのに、体は乾燥する!
夏と秋が同時にきたような、へんてこりんな気候でした。
私は雲仙を発つ前から発熱し、毎度8度の熱を出しながら連日授業をさせていただきましたが(強いんだか弱いんだか、見た目は元気一杯)、
声はすっかりガラガラ。私、喉、強いんです。めったにこうならない。鼻水の排出はまあ、産後太りの排出だったかもしれませんが、面白いなあと思いました。
そして、こういう人が多いと思いました。
のど、鼻、皮膚に症状がきて発熱する人。夏なのに秋のような症状。

立秋を過ぎて私はかなりおさまりましたが、立秋から発症する人も。
もしくは、立秋前後に薬膳を取り出したからかもですが。

のどの痛みには、けっこう本葛湯がききます。葛を溶いて火にかけて、透明になってきたら、練りながら4分以上煮るんですが、質のいい果物ジュースを混ぜたり、果物、甘酒などを少し入れて、塩も入れて煮て、最後にショウガ汁なんかたらしてもいいと思います。
果物は本当は喉にはよくないんですが、葛湯そのままで美味しい水は全国的に限られているので。
本葛は、皮膚にもいいです。

それから、喉や皮膚。
いいレンコンが入ってくれば、レンコンのすりおろし汁を生で飲むのもききます。
また、レンコンのすりおろしを、お味噌汁に入れてクツクツ煮たのにだいぶ生き返りました。アクが出ますが、それでも美味しい。

鼻水は、コーレンというものが、自然食品店に売っているから、それ、ききます。全般に甘いものとか、(乳製品、砂糖や甘味料いろいろ)、珈琲、アルコール、じゃがいもなどがよろしくないんですが、私も最終日にはとりました。あはは。
小豆玄米ごはんとごま塩もよくききますよ。

ちなみに、靴下の沢山の重ね履き、冷えとりは最初の3、4ヶ月はいいけど、続けすぎるのは私は大反対です。(鼻や喉や頭やあちこちにきます)

他、ひじきやごぼうの梅煮なんかもいいです。あれば大根菜もぬか漬けも。
発熱と鼻づまりや咳が続いていたら、「第一大根湯」おすすめです。
熱さましには、干し椎茸の煮出し汁もききます。
葛はそれ自体発汗作用があるから、ある程度熱もさまします。お腹も保護。

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東京、いろいろ楽しかったです。仕事もだけど、本屋さんとかオーガニックコスメやかわいい布屋さんや、そういうのはやっぱり都会!魅力的でした。大好きな方々と沢山会えて、生徒さんとも会えてとても嬉しかったです。

でもやっぱり、雲仙の空気と水はすごく魅力的です。もちろん、いろいろ失わないと、これは得られなかったけど、ほんとうに引っ越してよかった。私たちの、新しい時代の扉の開け方でした。だけどやっぱり、雲仙でも空は例年の夏よりどこか重く、湿気&乾燥はありで、でもそれは、東京に行かないとここまで気づかされなかったです。ご縁に感謝。

そら



雲仙のレクチャーコースの8回終わりました。撮影は来週撮ります。
今、オンデマンドで配信しています。毎月の季節ごとの食の調整を、ちょっと専門的に紹介しています。「陰陽五行」を使って「天」「地」「人」のお勉強。でも、初心者の方でもついてこれる内容です。繰り返し、初歩的なことも説明しておりますから。もちろん。が、なかなか本格派で面白いと思います。内容は本格的だけど、スマホで気楽に手軽に聞いていただけるので、通勤しながら、掃除しながら、いかがですか。きっと、毎日の献立や、今日が二度とないんだ!というワクワクや、マクロが面白くなってくると思います。会場は刈水庵というところで、とても綺麗な風景です。





みなさまこんにちは
東京ではお世話になりました!ガラガラ声にびっくりなさった方もいらっしゃるでしょう(大笑い)
久しぶりのクラス三昧、ふくしま食堂ヒトト(仮称)のみんなとの合宿研修、撮影、打ち合わせの数々とめちゃくちゃ濃厚な東京ライフを二週間ありがとうございました。クラスには、50代の男性も二人ご参加くださったのはなかなかニュース!
それにしても、多くの方にクラスにご参加いただき、15日朝から、ヒトト×カタネベーカリ1DAYカフェにきていただいたり、娘に優しくしていただいたり、沢山の沢山の方のご厚情をいただきました。
遠くの方も、近くの方も本当にありがとうございました。

講義の中心だった「時代の変化による食の変化の必要」は、「サポートサイト」にまとめ、いずれこちらのブログにも書こうかと思っていますが、いつになるやら、仕事はそれでもてんこもりで、てんてこまいです。昨日の雲仙でのクラスを終え、とりあえず、Facebookの「はじめるコースコミュニティ」にはたった今まとめてアップしました。オンデマンド講義ではもちろん、収録して、配信いたします。テストの寸評も、15年末は集中して多くの方から申込みがあったため遅れていますが、やっていますから、もうちょっとお待ちくださいね。

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さてさて、今日は別のお知らせです。前置きが長い。
9月から、今度は長崎県内の諫早市で、お母さんのためのショートコースを開催いたします。お母さん有志によって実現したので、定員枠の残りがあと3名です(合計16名)が、よかったらご検討のうえ、お申込みください。

<奥津典子のお母さん塾コース>

|日程 9月3日、10月1日、11月5日、12月3日 (全4回、毎月第一土曜日)
|内容 9,11月=調理実習 10,12月=レクチャートーク
|時間 13時半〜16時
|場所 小栗ふれあい会館
    (諫早市小川町1222番地 0957-21-1296)
|定員 15〜16名(残り2、3名)
|持ち物 エプロン、三角巾、布巾、包丁、筆記用具
|料金 10000円(全4回分)

*お申込みは、名前、連絡先(電話及びメール)、年齢、動機やきっかけなどを明記の上
chikashi@organic-base.comまで


 ☆申込は閉め切りました

(主催:ちえのわ)


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長崎県での初の料理を含んだコースです。とても楽しみです。「塾」と題していますが、わいわい、楽しいサークルというか、そういうイメージですから気楽にいらしてください。
ただかけがえのない「育児」という今を、大事な仕事を、少しでも楽しんでいただきたいのです。そして子ども達の笑顔が増えたらなあと思います。
今私が思うのは、お母さん達が外に手段を求め過ぎだということ。
何か問題があったとき、情報を探す、お医者さんをさがす、特別な治療法や、訓練法や教育法や塾を探す、本を探すetcetc・・・
もちろん、他者の意見を求める柔軟性も専門性もとても大事です。

だけど、まず、子ども達を見つめましょう。インターネットを検索するよりうんと大事なこと。観察するんじゃない、分析するんじゃない、ただ、子ども達をあるがままみつめて受けとめること。
子育てとは、お金と頭を動かすことだけではないと思うのです。大事なのは、まず、お母さんの力。そして、周りの協力。お母さんがまず自分のパワーを信じましょう。そのうえの、外部の情報や専門家の力だと思うのです。
だから、子ども達に、手間と時間を注ぎましょう。お母さんが、周りの大人が、こころと手を、からだを、子ども達のために動かすことが必要なのです。もちろん、大変です。でもだから、面白いのです。やり終えたときの達成感と誇りと、そして将来かえってくるものは、お金にかえられない、かけがえのない財産としてあなたを満たすでしょう。

とはいえ、現実は、忙しくてできない、そんなこといっぱいありますね。いいんです、完璧でなくて。できていないことを責めるより、一個できることを増やしましょう。その一個を続けたら、数年後すごい力になる。かけた時間は必ずかえってきます。かけなかった時間も、多分かえってきてしまうんです。思うに子ども達は親から、もしくはその代わりの人からの絶対時間量を必要としているから。個人と社会の幸福の基盤は常に台所です。

それともう一つ、そこまでがんばってもやっぱり、子ども達には「コンビニのおむすびがいいよー」と言われちゃう事もあるのです。そこで、私たちは、自分達がいいと思うものが結局エゴなのかもなあとか学びます。それぞれの正義があって、それでいいのです。
子ども達から学べることが素敵だと思います。

さておき、ただ、「元気になる」には感情論だけでは無理。道理に沿った食やライフスタイルをととのえていこう!大丈夫、大事なことは本当はみんな潜在意識が知っています。失敗は財産。あるがままで、子育てに体当たりしましょう!
また、料金が格安ですが、特例ですので、ご理解くださいませ。

こちらでのお母さん達との笑いあり涙あり?の学びの時間を楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いします。


妊娠をきっかけに、東京や大阪への出張を控えて、ほぼ2年がたちました。
そんな中、この8月、久しぶりに家族で上京します。クラスと、そして、新しい福島ヒトトのみんなとの合宿研修のために、約2週間。

やりたいクラスはもっともっとありましたが!! 日程上、下記に絞ってみました。
ご興味あられるクラス、あるでしょうか。久しぶりの東京・アトリエ間間(まんま)。あの空間でお会いできたらとても嬉しいです。(06のみ、会場が異なります)

どのクラスでも、時代や気候の変化に合わせて、何が必要なのか、変わったのか、私なりの提案、そして、初心者の方のために基本の一部など、ますます面白いマクロビオティックをお伝えしたいと思っています。

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詳細は、下記のHPヘ。

01|奥津典子のお母さん塾
02|奥津典子のお母さん塾 妊婦さん編
03|高校生のお弁当と食事の2DAYS
04|男性の料理をがんばろう!
05|味噌汁から始めるマクロビオティック
06|公開講座「新しいマクロビオティック」
 
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 ★詳細&申込↓
 オーガニックベースHP
 優先申込期間 7月14日(木)~7月18日(月)
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クラスに行けないよーという方は、オンデマンド講座はいかがですか?

奥津典子のオンデマンドレクチャー

お手元のスマホが、「台所から元気!」のお助けになりますように。(もちろん、パソコンでも)
オンデマンドって、私も良く知らなかったけど、便利なんですね。今、他にも、面白いテーマの動画を見れるように準備をしています。お楽しみに!

マクロビオティックはじめるコース」受講生・卒業生の皆さん、理解と実践の助けになる、今の時代に必要なこと、メニューバリエーション、体質の見方など面白い内容がありますので、特に卒業生の方にはおすすめします。
理想通りに暮らせないのはみんな同じ。でも、今日は今日だけ。楽しくまじめに、愉快にいきましょう。

<卒乳を終えて>

先月、末の娘が卒乳しました。私にとってもおそらく、最後の卒乳。感慨深かったです。そして、私の胸は、これから「さあ!」と言わんばかりに猛スピードで「垂乳根の母」になることでしょう。胸って、服をかっこよく着こなすためではなく、ただただ、次世代、赤ちゃんのための「ごはん」なんだなあと、毎度思わせられますね(笑)
その点着物は、垂乳根の母も美しく見せてくれる装いだと思うのですが、夢は現実とならず、未だ気楽な洋服暮らしです。続きを読む

Facebookで見つけた記事です。私はこちらの団体の皆さんと面識はありませんが、記事の内容に共感したので、シェアします。(写真は胸が痛むものですが、私たちの社会がなしている行為として直視ししませんか。)

鶏の生と死


彼らはどうして、こんなにも惨めで苦しい生を強制されなければならなかったのでしょうか。
他にも、大規模畜産の様々な問題や、ペットショップ繁殖の裏、動物園の飼育の仕方など、様々な問題提起をしてくださっています。

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私たちも時々卵はいただきます。特に旬の春。そして秋。
平飼いで、限られた数の産卵飼育をなさっておられる方達から購入しています。

卵に限らず生き物達の尊厳ある生と死とともに、私たちの暮らしを成り立たせられないでしょうか。こんなシステムの上に、子供達に「いのちを大切に」だとか「弱いものいじめをするな」「自分の都合で相手の苦しみを利用してはいけない」などと教育しても、何の説得力もないと思うのです。
めぐりめぐって、結局経済のために、私たちの人生を必要以上にすり減らしたり、「さらに弱いものをたたく」社会を、自らの不幸を招く社会を私たち大人は構築していないでしょうか。

卵に限らず動物性食品は、とても貴重で強いタンパク源、エネルギーです。大量の常食は、必ず肝臓腎臓心臓生殖器その他傷め、アレルギーや慢性疾患の原因にもなります。子供達の発育にも問題が生じます。

反対に、植物性素材にはない栄養素や力も持っています。
私たちは日本の気候ではまずは菜食をベースにし、体質などに応じて魚と卵をおすすめしています。国内でも特殊気候他、その限りではありませんし、また必ず良質の味噌や玄米など必要など、長くなるので略。

「悪い」たべものではなく、「とても大きな力を持っているすばらしいもの」だからこそ、たべ「もの」でなく彼らの「命」だからこそ、少しでいいのです。値段も養鶏家が、ちゃんと鶏達を暮らさせられる価格であるべきです。
そしたら、動物たちも人間も健康に環境汚染も少なく、暮らしていけます。お金もかえってかかりません。医療費や美容費や様々な問題への対症療法費用が不要になるからです。

加工食材の原材料にかかれている「卵」や「乳由来」といった様々な言葉の裏にある生と死にも、思いを馳せて、少しずつシフトさせていきませんか。

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今買っている人や、誰かを弾劾したいわけではないのです。
だけど、マクロビオティックを知った時は嬉しかったなあ!直接加害者にならずにちゃんと栄養は足りるんだ、それどころかそのほうがいいなんて、人間は地球と共生できるのかもしれないと希望に胸を膨らませました。
いざ意識すると、自分の食生活を変えるのは簡単ではありませんでしたが、いつかできるようになると思うと、それだけで気は楽で、案外楽観的にやれたように思います。

そうしていつからか、我が家では、大規模畜産の肉や卵などや、それらをもとにした加工品などは勿論、一切食卓にのぼっていません。生活用品も同様です。

同時にだんだんと、心ある飼育家や農家、猟師、食材の生産、製造をなさっている方達に出会えるようになりました。「自然食品」業界は、プロダクツ化と値段の高騰が進み、内実は、結局大量生産と似たような問題が発生したりもしていますが、その外で、全国、沢山の方が小さくも確か、心強い試みをなさっています。とてもありがたいことで、励まされます。

・・・・

さて、今はもう、そんな苦しみから生まれた卵などを購入しない私は、加害者側(あえて強い表現をしてみます)でないかといえば、そんなことはありせん。やはり文明社会の上にしか、生きられないし、それは、いろんな人の力のおかげで暮らしているということです。そしてこれからも、文明社会で生きていきたいと思っています。

「まだまだ」の例として、例えば、猫のえさ。自分で狩りしてつくってはやれません。できるだけいいものを購入したり、魚で手作りしたりはしていますが、それでも一部には、こういう飼育方法の鶏たちや何かが混ざっている可能性があります。

材料への共感は半々でも、丁寧に料理しておられる方が好きでその方がつくったお菓子はいただきたいなと思ったり、場の空気を乱すのが嫌で、周りに合わせたり。合わせたりというより、そのときはもうそうしたいんです。好きなんですよね、今出会っている人達が。仕事でもプライベートでも。

みんな、それぞれ、自分の認識の範囲で、よしと思ったり妥協しながら、それぞれの事情の上にがんばって生きている。私だって、できることしかしていません。元々凄惨な動物実験を行なった商品や薬やその経済で守られてきた人生ですし、等等、きりがありません。

・・・

そんなわけで、私自身が今も、矛盾をはらんだ「加害者」であり、それこそ、生き物たちにしたら「害獣」そのものだよなっていつも思います。ゴミもまだまだ沢山でます。

でも、一人が完璧な暮らしを構築するより、みんなが少しずつ変わったほうが大きな力になると思うのです。そしてそれがめぐりめぐって、人間社会を幸福にしないでしょうか。

また、すごく自分勝手な発想ですが、丁寧にお料理することは、供養に近づくと思ってもいます。大事に同化して、彼らの生を取り込んで共に生きる。ビーガンにこだわりすぎて、加工食材ばかり輸入食材ばかりになるのもどうかと思う。

「自分が絶対正しい」とはけして思えない。でも、だからこそ、言いたい。つまりは自分の問題だからです。

このような飼育による利益システムはなくなるべきです。彼らの苦しみを、無駄にしないためにも。そもそも、こんな風に飼育されて心身ともに苦しんだであろう生命を食べても人は健康になれません。健康は健康な食べもの(命)から生まれます。

私たちは肉食はしないファミリーですが、しかし、きちんとした解体技術、肉の加工保存技術などは、伝承されるべきだと思っています。ライオンがシマウマを殺して食べるのを、非難する人はいないでしょう。同じように、人間も気候風土やあるいは特別なときに、肉食の必要があれば、それは、のびのびと生きた生を、きちんと殺め、神聖な食べものとしていただけるのなら、理想的だと思うんです。


できることから、少しずつ、シフトしていきましょう。
まずは、消費者が実態を知ることも大きな前進です。消費者が要求すれば、販売者も飼育者も加工業者も変わらざるを得ないでしょう。
こういった飼育を禁止する実効力がある条例や法律もどんどん整備されるといいなと思います。また、単に追いつめるだけでなく、改善意思をもった業者が、もっと健全な飼育に変えられるよう、資金、エネルギーを注げないでしょうか。メーカーは調査報告を。優れた養鶏家さんは、指導者としても力を発揮なされるように。正直に告白した業者には、転換への助成を、など。

尊厳ある生と死を。
幸福な命とお金の循環を、次世代に。

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