奥津典子の”マクロビオティックと暮らす”

食事を変えるメリットの一つ。それは、体臭がなくなること。

今日はそのことについて。


◯体臭は内蔵からのサイン

書いたら問題かもしれませんが、
子供達の友人達が遊びに来てくれると、ときどき彼らの洗剤の匂いがすごく心配になります。

食べものと違って、匂いの粒子は直接、鼻から脳にいきます。
それを役立てているのがアロマテラピーですね。(ゆえに良質のものでないと恐ろしい)

我が家は、基本、無香料。
せいぜい自然な花の香り、草の香り。

ですが、時々一般社会(ヘンな人 全開の書き方ですね)に触れると
こんなに洗剤や香料を吸って大丈夫だろうか? と、本当に心配になります。
心身のトラブルの大きな原因の一つではないでしょうか。

そういえば、私たち夫婦の友人達は、世間的な<マクロビオティック>ではありませんが、洗剤臭が気になったことがほとんどありません。

体臭や汗や分泌物が臭う。
臭いがとれない、こびりつく。
胃腸や内臓の調子が悪いサインです。

根本解決しないで、匂い消しや強い洗剤を用いるを繰り返すことで、害の拡大がちょっと心配。


◯家庭排水のツケは・・・

我が家は、台所でも、手袋を用いません。
それは現代ではレアだそうです!
手袋を用いないといけないくらい強い洗剤が必要な汚れ。
を生み出す料理を食べ続ける。
そして家庭排水で流し続ける。

確かに一見きれいになるのでしょうが、
できるだけ減らしたほうがいいと思うのです。
現代はすでに、生活による環境汚染のツケが十二分に現れつつありますが、今からでも個人の生活は変えられ、勝手ですが個人的メリットは充分に受けられます。


◯強烈に残る洗剤の匂い

柔軟剤やその他の威力は本当にすごいんだなあと思うのは、
子供達の友人達が帰った後、数時間、
家中開け放さなければならないほど、洗剤の匂いが家中充満すること。
すわった椅子もずっと洗剤臭。
その臭いで頭痛がします。

断っておきますが、その子達はいい子達です。私も大好き。
遊びに来てくれるのは嬉しいです。
でも心配です。
そして、集団活動に我が子を向かわせるとき、懸念するのは、化学香料の問題は大きいですね。

たとえば、そういう柔軟剤や洗剤を使用した洗濯物を、うっかり我が家の洗濯機で洗うと、
他のうちの洗濯物に匂いがうつる。
それをとるのに3回くらい洗い直さなければいけません。。。。

こんなにも強烈な香料を吸い続けて、子供達も大人もどうなってしまうのでしょうか?
特に、現代食では、血液・体液が粘性化して、鼻の中もねばねばしています。
埃やら花粉やら吸着しやすくなってしまう状態に、この香料の粒子。

いろんなストレスや不調の潜在要因になっていそうですね。

他にも、歯磨き粉や様々な洗浄剤。
駅弁、清涼飲料水、市販のスナック菓子などの香料ももちろん摂取し続けることになるのでしょうから・・・

個人も、そして排水として流される地球もどうなってしまうのでしょうか。



◯奥津家の台所洗剤

我が家は、台所洗剤は、オーガニックショップの無香料のものに、好きなオーガニックアロマ。
でもこれはポイント使い。きっと、多くの方と同じように、ほとんど、重曹スプレー、クエン酸スプレー。でことすませています。

それと「びわこ」というお湯で汚れがほとんどとれる布。
油汚れはもちろん、できるだけ拭き取ってもやします。
それと、みかんの皮を活用したりしています。

そもそも、食べる物がすっきりしているから、そんなに汚れません。

クエン酸

娘がラベルを書いてくれます。こどもの字が好きです。


その他の場所の掃除も、これらのスプレー&<ふく>、箒、で十二分にきれいになると感じています。
古い家なので、お風呂が一番悩みの種ですが、それでも、特に長女が、よくクエン酸スプレーでピカピカに磨き上げてくれます。
いつか改装したいですが、それまではやっぱり、磨くことが大事なんだなって教えられます。


◯奥津家の洗濯洗剤と全身せっけん

家庭用洗剤は、バジャンというエコ洗剤と重曹を組み合わせて使っています。
洗濯機も汚れないから大助かり。

体も、オーガニックショップのそれで全身洗う。sonettというのを使っていますが、香りがよくて、家族みんなお気に入りです。
sonett


でも、身体自体は、普段はしっかりお湯であったまって、たわしでこすっています。体がネバネバしないから、それで充分。乾布摩擦代わりになって、体温アップ免疫力アップの嬉しいおまけつき。
雲仙は温泉の薬効もありそうですが・・・。

で、香りがよいsonettは、高価なので、体には時々、楽しむ。
髪も洗えるので、それを使って、我が家の女達だけ、オーガニックリンスを別途つけています。男性陣はそのままで平気みたい。
無農薬の柑橘が手に入ると、煮出し汁をお風呂に入れたりして、それも楽しいし、柑橘の成分で油汚れが落ちます。

オレンジオイル

我が家のラベルデザイナーさんに、そろそろ張り替えてもらわないといけません。

というわけで、我が家に余計な匂いのストレスがないのは、
心身が楽なのに相当役立っている気がします。



◯食べもので体臭はなくなる

IN≒OUT
とりいれるもの≒でていくもの。

食を変えると、体がにおわない。
大便小便もにおわない。汗もにおわない。
トイレ掃除も楽ですが、
強い洗剤が要らなくなるんです。

外食もすると、すぐ排泄物の臭いが変わるので、適切だったか不適切だったか、バロメーターになります。

赤ちゃんのおむつの世話も楽。きっと将来の介護も楽。
姑も、良くなる過程ですごく体臭口臭がなくなりました。

ちなみに、猫も同じです。
我が家にやってきたときは、臭かったり、耳あかや鼻水、掻いたり、うんちも臭いがひどかったのですが、うちは猫もマクロビオティック。

もちろん、「玄米菜食」ではなく、「猫にとって何が自然か、必要か、を考えた食」というマクロビオティック本来の意味です。市販の添加物いっぱいのキャットフードなどは食べさせず、手作り&購入品も、適正をよく考えて。(いつか書きます)

そうしたら、
匂いや鼻水、耳あかなど、どんどんなくなり、毛艶つやつやです。
しかも、猫アレルギーのお客さんも多いのですが、うちの猫はわりと平気でよく驚きあいます。
人間の食費はすごく低いのに、猫に食費がかかっています(涙目)


人間にハナシを戻して、体臭0、強い洗剤が不要になるのに、そんなに特別なことはいりません。

食事は、できるだけ添加物を避け、手作りにする。
ビジネスとしての、大量生産の食材加工品を避けるだけで、ずいぶん変わります。

そして、どうせつくるなら、
オススメしたいこと

 ・消化の良いササニシキなどを中心に、消化よく炊いた玄米ごはん
  (時々白米やいいおうどん他)

 ・わかめやいいお野菜の入ったお味噌汁
 
 ・季節の種取り野菜や自然栽培野菜

 ・海藻や、消化の良い豆類やお麩

 ・発酵食品(漬物や納豆、最近はエタリの塩辛も人気)

 ・ごま塩などのコンディメント(重要)

 ・良い調味料

 ・時々、しめ方や調理のよいお魚や平飼いの卵
  (食べ合わせや調理法、体質年齢に合せて。男性は女性より多めなど)


肥料過剰でなく、のびのび育てられた野菜や素材たちは元気で、香りもよく、この香りはいっぱい吸うとどんどん元気になりそうです。調理中の音もきれい。目からも、いきいきした姿を見続けた蓄積が、無意識の判断にすごく役立っている気がします。

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久しぶりの、岩崎政利さんの畑。見事な種取り野菜達。味も多彩、奥行き、濃厚さ、繊細さ・・・素晴らしいです。すごい。今年の悪天候は本当にひどかった。有機農家とつながりましょう。


◯私たちの外食

外食は、マクロビオティックと表しているところは、あまり私たちの思うマクロビオティックではないことが多く・・・

個人店の好きなイタリアン、ホテル、天ぷら屋さんだとか、に、楽しく時々足を運んでいます。シーフードベジタリアン風な食べ方をしています。この辺でしたら、子ども達が大好きなのが北御門さん。(うなぎ割烹他:諌早市)本当に真面目なお店です。雲仙観光ホテル(上杉料理長 とても美味しいです)、PACKさんのこだわりのお菓子(雲仙市小浜)、楽水さんのいけす料理はおすすめです。
お酒やコーヒーや、パン、素敵なお菓子などの嗜好品は、手作りにしたり、時々にして、尊敬している名人たちの素晴らしい作品を、ありがたく楽しんでいます。

そんな楽しい食卓にするだけで、どんどん体臭なくなります。子ども達も、外食・中食の頻度は少なく、でも、時々そんな素敵な外食のせいか、香料が入った安価な市販品・外食は食べたがりません。
生理も楽になります。赤ちゃんも皮膚かぶれや汗疹もないし、涙かぶれも勿論0。
鼻づまりやねばねば、痰、目のシパシパなどもなくなりますよ。

無理なく、経費毒が減らせますし、家庭排水もクリーンになる。疲れにくいし丈夫になるしいいことづくし。

ちなみに夫は月に何度か出張で外食づくしになると、いくらいいところでも、動物性食(魚介類)が毎食になるためか、帰ってくると加齢臭がします。本人もよくわかっていて、しかし、帰ってきて1日か2日ですぐ、なくなります。福島にヒトトがうつって、そこで食べる機会が増えてからは、出張の臭いがほとんどなくなりました。やっぱり、植物性と動物性の割合を気をつけることも大切だなと改めて。


長くなりましたが、あっという間に師走。
大掃除もありますし、内から外から、
負担が減らせたらいいですね!

どうぞ佳いお日を。



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☆☆☆
12月16日に東京でトークをします。
よかったら、どうぞ。楽しい会になりますように。
 
 01|奥津典子「お母さんを楽しもう」
 02|奥津典子「おくつ家の台所 2017年にむけて」 

  詳細&お申込


☆☆☆
12カ月の食べ方、食卓、料理のこと。
陰陽五行入門の講義をオンデマンドで配信しています。

  奥津典子のオンデマンドレクチャー

通信講座「はじめるコース」のQ&Aのサイトに
「異常気象の現代の食事」という記事をアップしました。

サイトはコチラ

この記事は重要だと思いましたので
一般の方も閲覧できるようにしました。

10年前と今とでは、「必要な食」「陰陽・中庸の基準」がどう変わったか
私なりの見解です。

陰陽の変化は、<08年にから傾向が強まり、2013年には明らかに変化が必要なほどすすみ、今年2016年には完全に顕在化した>と私は考えています。気象変化や、社会の変化、暦、生徒さんの身体の変化、農作物の植生の変化などから判断しています。(私個人の見解です)もう少し早く発表するべきだったのに、個人の見解とはいえ、勝手に断定して講義の場で公表することは容易くなく、検証や調査なんだりで、遅れました。すみません。
できれば卒業生の方には、必ず読んでいただきたいです。

今、皆さん、「マクロビオティックがやりづらい」と前より感じていませんか?それは、「マクロビオティック」がずれてきているからかもしれません。

いつも話しておりますように、マクロビオティックは、固定化された玄米菜食では全くありません。仮にもしも、お肉が必要なら!、いただくのがマクロビオティックです。でもその「必要」を導きだすのに、栄養学や科学だけでなくて、東洋の包括的視点や伝統食、歴史、何が自然か?、環境負荷がかからないか、自分の体質はどういうものかetcという視点も交えてみよう、というわけです。
玄米菜食がベースでありますが、「身土不二」というように、環境に合わせて食べます。テキストでも、春夏秋冬・朝昼夜で必要が違うこと、男女や個人差で必要が違うことを学ばれたと思います。

でも、今、その必要が大きく変わっています。なんとなく、体で感じておられること、あられませんか?是非、ご覧いただいて、今のご自身を見つめ直して、必要をとらえてください。


マクロビオティック=宗教ではありません

マクロビオティック食は、<食べる>という命をいただく行為の無駄を削ぎ、必要な命をいただくことで、<元気>=元の気をうもう!という食事です。(もちろん、ある程度の余剰は喜びで誰しも必要だと思います。)
私は、もともと「人は、自分自身を発揮できさえすればよい。でもそれを実現するのは難しい(面白い)。」どうしたらいいんだろう?特別な人しかできないんだろうか?と考えていたので、マクロビオティックにであったときすごく惹かれました。小さなことが大きなことを左右するという世界観に説得力を感じました。環境問題にも身近な暮らしからすぐ貢献できそうで嬉しかったです。料理法も、とても自然で美しく、広く深く、素敵です。


マクロビオティックは、宗教ではないので、「オクツがこう言ったから右へ倣え!」では全くありません。むしろ、「non credo =自分の信じる道をゆけ!」であります。だから、これを読まなくても、皆さんがご自分で必要を導きだせれば、読まれる必要は全然ないです。あるいは、他の食事のアドバイザーの方も沢山います。

でも、自分のことって、案外、自分ではわからなくなるもので、人の意見を聞いて「そういえば、そう薄々感じていた!」てことがよくあると思うんです。
それと、人は、時々、経験で考える失敗をしますよね。経験はもちろん、役立ち、力になりますよね。でも、前の食事でよくなった記憶があると、それに固執することもあると思うんです。食事ではなくても、いろんな運動法とか、仕事、メーク、とかなんでも生活の大から小まで、「よかった!」記憶があると、それに倣いすぎて的外れになってしまうこと。

変化こそが命。
変化こそが人生。

わかっちゃいるけど難しい。よかれと思う程構えすぎたり。
私自身がそういうこと、よくあります。「私も!」という方のお役にたったらなと思って、書いております。

よかったら、これからも通信講座のサポートサイト、コミュニティは、受講生・卒業生の方は無料でご利用できますので、ご活用ください。

また最新のクラス(コース)は、現在、オンデマンドで配信中、コチラです。(これは有料です;笑)あと二回で今期収録も終わりですね。産後から、だんだん、正常に近づいてきた記録みたいにもなっていますが(笑)、変化が大きい時代の五行論になりました。

***
奥津典子の12月の単発レクチャー@吉祥寺

暦の上では立冬をすぎました。
寒くなったり、拍子抜けするほど暖かかったり、そうやって、冬がやってきます。

今年はなんだか、柿のなり方も不思議だったり、日本の九州だけでも
福岡のシンクホール現象や阿蘇山の噴火、熊本大分地震、日照りと日照不足、鹿児島宮崎の台風被害、年始の九州豪雪など、これでもかというほど、異常気象が日常になった一年でした。
いったいどんな冬になるのでしょう。

マクロビオティックに出会って20年になりますが、今は、本当に「中庸」を創造するのが難しく、挑戦しがいがあります。
面白いと思うのは職業病ですかね。



◯冬に向けてオススメ

寒い季節に向けて、しっかり体をあたためましょう。
肺や腎臓を傷めると冷えます。
大量生産の加工食材はできるだけ避けましょう。
甘い物や水分、乳製品など不必要な動物性タンパク、精白炭水化物、生の果物や清涼飲料水、酒、タバコ、カフェインは控えめに、(時々の楽しみに)

しっかり良いミネラルと必要なタンパク質をとりましょう。
消化の良い玄米食は必須ですね。我が家は最近、炒り大豆ご飯が多いです。お醤油も入れます。
そして、一日いっぱい味噌スープはもう絶対。
(有名自然食品ブランドの味噌は質が劣化していますから気をつけて)

良い伝統製法のごま油って本当にありがたいです。炒めるだけでおかずがすごく美味しいしあたたまります。ごま塩や鉄火味噌、
しっかり「火」で煮込むこと、濃い炒め物や、炒め煮。
根菜料理、葛や車麩や乾物は大活躍。
ひじきもたまりません。ひじきはオリーブオイルと合わせるのが好きです。

それと必ず発酵食や、ちょっとした「陰」の料理、茹で青菜だとか非加熱のお漬物などもとりましょう。
干し椎茸、ごぼう、こんにゃくも、活躍します。

「陰」に分類される青菜は、実はミネラル(「陽」)がいっぱいでもあり、大根菜人参菜、おすすめです。種取り農法は間引き菜がいっぱい発生するから、本当はみな「かかりつけ農家」がある時代になるといいのに。
(青菜といっても西洋ほうれん草はあまりすすめません。シュウ酸が多いです。カカオやルバーブもですが。お腹をゆるめるじゃがいもやサツマイモもほどほどに)

必要なときは、消化よく調理したお魚や卵を少し。
ただしケージ飼いやめちゃくちゃな養殖ではなく命の尊厳を守られた彼らを。
伝統製法の鰹節を。

そんなことで、毎日は何倍も楽しくなります。
本当に農家や林業の皆さんに、動植物たちに感謝。

それと、乾布摩擦や足湯、生姜湿布も大助かりのシーズンですよ。
私は、着替えの時にこすること、お風呂でたわしでこするのを習慣にしています😊
電気器具は、冷やしやすいです。



◯マクロビオティック=玄米菜食ではない

マクロビオティック食は、その人に必要な食を取り込むことで、
その人本来「元気ー元の気ー」が開花する土台づくりです。

何度も言っていますが、マクロビオティック=玄米菜食ではありません。

では、その「必要」をどうやって見極めるのか。
マクロビオティックは、「従来の分析科学的視点では、<断片では正解。でも全体としては間違いになりやすい>」という反省に立つものです。特に経済利用されると、破壊力が大きい。

科学の断片的正確さを否定は全くしませんが、それだけに依拠しないで
東洋の包括的世界観(陰陽論)、伝統と歴史、生産の現場、自らの感覚なども盛り込んで判断しよう、というもの。

音なき音をきこう、
「大きく」(マクロ)に全身全方向にとらえてみよう。
そして小さなこと(台所と暮らし)を大事に実行しよう、という生活哲学です。


◯天地人

だから、(私は「天地人」と呼んでいるんですが)
3方向には最低でも学ばないといけません。

「天」は天候気象風土。

「地」は食という環境が生み出した命の特性、影響力。いいも悪いもないのですから。

「人」は食べる人の年齢や体質、性別、これまで食べてきたもの、ご両親の体質や食etc

今、「天」と「地」が大きく変化しています。
「人」はもちろん、変わり続けます。


いったい、今何が必要なのか。

「学ぶ」「考える」だけでは絶対わかりません。
<頭>も大事だけど、それに頼りすぎると怪我します。
食という<身体行為>を通じて、気づかせてもらえることが沢山あるのです。
美しく、美味しいですし、元気になる料理って。



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奥津典子のマクロビオティックレクチャー
オンデマンド配信の第10回、更新です。
よかったら、今からでも是非、聴き始められませんか。一年間見放題で、前の回も勿論遡ってみれます。スマホで通勤時で充分。

今回の主な内容は

*陰陽五行説の「金」を主に、寒くなってくる秋冬に備えて
*対応するからだや望診
*食べもの
*セオリー通りでは通用しない、この気象変化について

これらを、初心者の方もわかるように、くだいてくだいて、
身近なトピックをテーマに、手軽に、笑い話も盛り込みながらレクチャーしています。
”手軽に気楽に、本格的なマクロビオティックを”が合言葉。

365日理想通りでないのは我が家もです。する必要もないと思うし。
でも、できる小さな元気習慣、マシマシは大事だと思うんです。
一食でも大きいですし、
もし積み上げることができたら大きな差になります。



◯季節や人によって、必要は変わる。

オンデマンドのこのコースは、季節や状況の変化にあわせてどう対処したらいいかのヒントがいっぱいです。
はじめるコース」修了生の方も是非受講してください。
元は、修了生向けだったアドバンスレクチャーコースが、
今オンデマンドで配信している奥津典子のレクチャーコースの母体です。

「はじめるコース」も、四季や時間など環境、
男女や人によって必要が変わることを説明していますよね?

ところが、そもそも、あの頃と「四季」が違ってきてしまいました。
それに、2000年代は、いわば「飽食」の病気の時代でした。
でも今、食材も変化して、飽食のつもりでそうでなくなっているんです。
自然食品店も、一見同じ自然ブランド商品は、中身はどんどん変わっています。


マクロビオティックが変わったのではありません。
普遍の法則だからこそ、時代環境が変われば
必要や<中庸>のつくり方は変化するのです。


私も試行錯誤。20年やってきて、一番難しい。
でも、だから面白い。新しい感覚で、経験がそのままは使えないので、
フレッシュで謙虚になれてすごくいいです。

応用とは究極の基本です。



◯時代はほんとうに変わっている

自己流でマクロビオティックを学んできた方にも、
「はじめるコース」じゃなくて
オンデマンドレクチャー」から始められるの、おすすめします。
後でやっぱり基本を踏まえたくなるんじゃないかな。応用→基本というルートです。

なんだか、「オンデマンドきいてください!」の叫びになっていますが(苦笑)
いま、ほんとうに聴いていただきたくて。私にしては珍しく。

何だか最近もう、
修了テストの採点も、
雲仙での生のクラスや「お母さん塾」でも、
福島ヒトトのスタッフ研修でもなんでも・・・
結局私は
「時代はもう本当に変わっているのです」と
「いかに本人自身になってもらうか」
をわかちあうことを朝から晩までやっている気がします。

例えば海藻とかもう、全然無いんですよ。全然とはいわないけど。
本当に、大変(=大きな変化)なことが起きている。

技術者の高齢化、喪失。
世界で起きている異常気象や紛争
動植物に押し付けてきた人類のわがままももう重なりすぎて・・・

私たち、そのツケをどう払ったらいいのでしょうか。
今まで前提とされていたものが存在しない社会が始まっている。
なのに変わらず、社会は原発問題など憂慮すべきことがいっぱいで、変わらず「経済の量」が優先されていて。



◯「今」と向き合うこと

だけど、大きなことは、すぐにはどうすることもできません。
だからやっぱり、
台所や日々の暮らしでできることがあるって救いだなあって思うんです。

子供達を見ていても、ああ、食の力ってほんとにすごい
すると、人間って本当にすごい!面白い!って思えることがいっぱいで。
それは農家さん達のおかげなんですけど。

そんな感動や喜び、「元気」のためには
「今」と正面から向き合うことが大事ですね。
「今」と「今のご自身」にしっかりと目や耳をこらすのを手伝ってくれるのが、マクロビオティックなんだなあと思います。


(おまけ)
「はじめるコース」受講生・卒業生の方は、
Facebookのコミュニティも是非楽しまれてくださいね。(登録が必要です)
サポートサイト」も受講中・テスト申請中/合格者の方はぜひご参照ください。


どなたさまも、時節柄ご自愛ください。


 *
 全24回のオンライン講座
 奥津典子のマクロビオティックレクチャー


  → 詳細



 *


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<日登美×奥津典子> 

私たちの子育て論 
私たちのマクロビオティック


・・・

11月3日(文化の日)

▼昼の部
 時間|13時~15時半
 場所|吉祥寺・アトリエ間間
 定員|18人(定員に達しました)

▼夜の部
 時間|19時~21時半
 場所|武蔵野商工会館 ゼロワンホール
 定員|90人

 司会|天田泉さん

・・・
昼の部は、すでに満員御礼で、かなりの高倍率で抽選になりそうです。夜の部はまだお席があります。夜に振り返ることが出来る方は、そうしていただけますと大変ありがたいです。
夜の部は、より広く社会的な話題にも広げられたらと3人で考えています。

お申込み&詳細はコチラです



◯日登美さんと

親友・日登美さんとの3年ぶりの待ちに待った再会。
離れて3年、会えなくなった私たちは、お互いバカがつくくらい忙しい日も少なくないのに、超が3つくらいつくロングメールをしょっちゅう飛び交わしています。だいたい、私たち、母親になって、16、7年たつのにいまだに1歳児、0歳児に追われているっていうのはどういうこと?とツッコミあいながら。

でもそれだけ、美しいだけでなく、聡明で愉快で忍耐強い彼女とのやり取りは楽しく、私には支えでした。人生の課題に途方にくれたとき、いったいどれほど彼女の存在に助けられたでしょう。

そんな私たち。共に歳の離れた6人と3人の母で、そこに命がけ?ですから、話題は育児が中心になります。一人が食べたいというものを、一人は美味しくないといいますし、マクロビオティックに対しても、両家合せて9人の反応は様々です。個性も違い、同じように育てているつもりでも、性格は全然違ったり。おまけに猫3匹まで、食の好みも必要も違うのには唖然としました。

私自身は、マクロビオティックに感謝しているのは、体温が上がり、心身や肌が丈夫になり、疲れにくいこと。ためか、愛情が湧き出てきたこと。子供達が元気、健やか、明朗で意志がはっきりしていること。ほぼ病院いらずで、親よりしっかりしている子供達は、食に手をかけた分、育児それ自体はかなり楽で楽しいです。
けれど、マクロビオティックがずいぶん誤解されています。そのことも是非語り合いたいと思います。

特に、それぞれ東京を離れてからは、これまでのやり方は通用しなくなり、亜寒帯化・亜熱帯化他の気候と時代もあり、試行錯誤。日登美さんなんて、異国で、それも英語圏外で6人の子育てなんて、そもそもブラジルで洗濯機が壊れての洗濯物の話だけで、私ならお手上げです。


◯育児は社会を育てること
けれど、そんな子育ての話題は女性だけの井戸端会議ではありません。
育児とは、どんな大人を育てるか、すなわち、どんな社会を育てるかという、人類共通の、一番大事な問題だからです。
実際、私たちのやりとりも、子供と台所の問題は、結局社会について論じることになり、文化比較、環境問題、男女の違い、仕事と育児について、歴史、言語、幼少期、天候・・・といつも様々に広がります。

今の社会に問題があるなら、今をつくっている大人達の育て方を、(責めるのではなく)反省すべきということでしょう。育児には、その時代と社会のよきことも悪きことも、濃縮して現れると思うのです。
しかし、育児は究極のプライベートでもあり、おざなりにされがちです。
どんどん即物的になって行く世の中で、育児の本当の喜びややりがい、本当に大事にすべきことが後回しにされている気がしてなりません。そもそも、シンプルに子供を「可愛い」と思うことがまず、難しくなっている社会かもしれない。危機を感じます。


◯大人の都合優先ではなく

育児は、本来、少なくとも12年はその土台の完成にかかる、地味な地味な作業を積み重ねて花開く偉大な仕事です。それでいて、机上の論理やきれいごとが全く通用しません。結果論でもあり、究極何がいいかはわかりません。

親だけで育てられるわけでもありません。社会との関わりの中で、子供達は大きくなっていきます。私我が家は、仕事で出会った皆さんが子供達に向けてくださった多くの愛情と影響に感謝していますが、社会全体は、「大人の都合」「管理しやすさ」優先になりすぎてはいないでしょうか。「大人の理想」を要求することをもって、「教育」とすり替えられてはいないか。

現代は、社会も政治も、身体性にのっとった道理を失い、ものすごく頭でっかちになっていると思います。「待つ」ことと「天然」を忘れた社会で、大人達がそこから生み出す判断と感情に従わざるを得ない子供達はどうなっていくのか。狭間で、私たちはどうしたらいいのか。

育児には、一時停止が利きません。
迷いながら、これがいいと思い切れないまま、私たちの日々は過ぎて行きます。
子供達は偉大な改革者で、私たちの「はず」や「前提」「都合」をあっけなく踏み倒し、私たちの成長を要求します。
そこが育児の面白さでもあるのですが、現実や周囲との狭間で、あるいは自分自身の限界に、途方に暮れるのもしばしばです。すべての本気の仕事もそうですが、ときに孤独に耐えねばなりませんし、しかし育児がまた、仲間や友を、世界を広げてくれます。お母さん仲間との出会いもまた、私には宝物で、社会はこうして守られているのだと、知りました。


◯文化と風土の違いから

日登美さんがブラジル・ドイツに居を移してから、私が雲仙に移ってからは、自然、諸外国と日本の文化比較、都市や都道府県地方と風土の比較論も交えることが増えました。日本はどこへ行こうとしているのか。自然、歴史問題に意識がいくこともあります。風土や環境要因も見逃せません。

幼少期から「人と同じ」が善な日本、「人は違う」が前提のドイツやブラジル。
お金があり、世界中のすべてが買える東京、お金はないけど余白と生産する土地がある地方。
オーガニックが身近なドイツ、有機農家が圧迫される日本。
日本語しか話せなくて普通の日本、3カ国語程度は会話できて当然の諸外国。
ETCETC

公教育、家庭教育。私たちに何ができるのか、できないのか。
本当の日本文化とは何か。私たちは、どんな社会をつくりたいのか、どんな大人達を育みたいのか。


◯男性も独身の方も

つきない話題を、私たちが信頼してやまない、天田泉さん(元「クーヨン」編集部)の司会に託します。食以外の食習慣についても、言及するつもりです。
多くの方のご参加をお待ちしています。女性だけでなく男性の参加も、独身の方も、子供がいないという方もよかったら是非。主体は私たちですが、皆さんと「これから」について分かち合い、励みになったらいいな。ご質問の時間もとりたいと願っています。

どうか、一人でも子供達が幸せになれるように。
それはすなわち、幸福な大人たちが増える社会だから。


 11月3日 日登美×奥津典子トーク


暮らし日記。10月9日
FOLKLORE LIVE @モンネポルト in 波佐見、長崎県

***

小さな子がいると、LIVEなんてそもそも期待もしないものですが、思いがけずプレゼントされるととっても嬉しいですね。

夫・爾は近年、私に、FOLKLORE(haruka nakamuraさん、AOKI,hayatoさん)のLIVEを時々プレゼントしてくれます。曰く、「俺はあちこち飛び回らせてもらって、機会があれば聴いたり、いろんな店にもいけてるから」。
この日も、翌日から福島・東京に発つ主人は、波佐見まで私たちを連れて行って、息子・長女・私の3人にLIVE席をプレゼントして、下の娘と外へ。それはそれで、オーナーさんと沢山お話したり、挨拶できた方がいっぱいで、楽しかったそうですが。
対談中


会場は、焼き物の町、波佐見のモンネポルト。
私たちの暮らす雲仙からは、遠いようで、意外と近かったです。1ドリンクも、工夫されていて、美味しかった! そして、建物が見事でした。1928年に建てられ、ろくろ場として生きてきた舎。どんな響きをききながら、在り続けてきたのでしょうか。その中で、待ち遠しかった、楽しみにしてきた音色が奏でられ始めました。

二時間。
だけど、30分ほどに感じたひととき。
生き返りました。

来る前はぐったりしていたのです。時々のはずの不摂生があれあれと続きすぎて?はたまたさすがに忙しすぎて?
理由はさておき、LIVE後、「顔色まで変わってるぞ」と夫。
本当に、AOKIさんやharukaさんの音楽は、時にどんな食事より、私を息づかせ、からだのすみずみまで、浄化してくれます。お二人の音楽に出会ってそんなに経っていませんが、少しずつの自分の変化に、ものすごく大きいです。だから、どうしても、時々録音だけでなく生で触れたくなります。

この夜は、サックスの内田輝さんもまじえての、トリオでした。そうそう、内田さんからも、この日すごく嬉しいニュースを聞いたのです。でもそれはまだ、私たちのヒミツ(感じ悪いですよね、ムフフ)

モンネポルト



AOKI,hayatoさんは、この日はひときわ、私には現代のバッハ。だと思った。と、書くと、きっとおのおのの「バッハ」のイメージをAOKIさんに期待して聴いちゃうだろうから、そんなの取っ払って、ただあるがまま、触れてください。

AOKIさんの音楽に触れると、私はいつも、いかに自分が騒音だらけか気づきます。頭の中、自意識、余計な音でいっぱい。
ひとつひとつ、消えていって頭が静かになったとき。こころの瞬きが、かすかな星のきらめきのように、音楽の中でひかりだす。少しずつ強くなっていく。

いつも、この感覚でいれたらなあ、と思います。ついつい、頭と自我の騒音でこころを消しちゃうんですよね。だから、定期的にAOKIさんの音楽に触れることは私にはとても大切な時間。

この日はでも、別の感覚でした。
自分の中も、世界も、混沌と、まるで何がS極でN極かわからなくなった世界に、すーっと音の琴線がひかれ、光線がとおっていく。新しい立体交差点・座標軸が浮かび上がってくるような時間でした。無駄がなく、それは美しかった。だから、現代のバッハだ、って突然。

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一方、haruka nakamuraさんは、水。
私には、harukaさんが時々、龍の神様の化身?おつかい?にみえます。といったらずいぶん変な発言?
まあ、私は変な人なのです(笑)
龍は水。
なんだか、どうしようもないほど、汚しすぎてしまった世界を音で清めにおりてきてくれたような音楽。ただ美しいだけでなく、優しいだけでなく、強い、生命が流れている音楽です。だから私たち家族は惹かれるのかな。でもそもそも、美しさとか、優しさってそういうことかしらん。

harukaさんは、本来はピアノの方ですが、ギターを奏でられても、AOKIさんとは全く違う、水の音がして、光が鳴りだします。

私は、音楽が、体の外で鳴っているのを耳で聴くのではなく、自分の中で鳴って響いてしまうほう。日によって、同じ音楽のスピードが違って聴こえてしまう体質。
そんな私に、harukaさんの音楽を浴びることは、何より生き返る時間です。身体中、生命の水の中を泳ぎ回ることを許されるようなひととき。


そんなお二人に、今宵加わった内田さんは風。空気。
内田さんの音は、水の中というより、風にそよぐ音。
だから、お二人のFOLKLOREに内田さんの風の音が加わると、三人は森になる。


あとで、内田さんもharukaさんもお熱があられたとうかがいましたが、私たちは相変わらず、心から癒しと息吹をいただきました。子供達も大好きでとても尊敬、憧れています。お3人とも本当に子供達に優しいですし、音楽と育っていくことは、子供達の成長にとても大切だと感じています。

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この日、皆さんは、大分へのLIVEへと分かれて旅立たれました。

会いたかったいろんな人に会えることができ、場が在ることのすばらしさ、音楽のすばらしさ、人のつながりのありがたさ。いろんなことを感じた夜でした。とても栄養をもらいました。

自分は、頭と目の人なので、もっと音と空間の人になりたいなあと思います。
こころにおんがくを

AOKIさん、harukaさん、内田さん、企画してくださったみなさま、会場の皆さん、ありがとうございました

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