オーガニックベース 奥津典子blog

2015年01月

今日の雲仙は大寒・新月とは思えない陽気です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
unyo

食堂ヒトトにて開催中の、「ヒトトと雲与橋」もうお越しいただけたでしょうか。

本当に、農協があげて有機農法を支持しているなんて・・・
移住者も、地元の人も一体となって町となっているなんて
それも創造的に文化的に豊かなんて大分・下郷は理想の土地ですね。
それを見事に発信しているフリーペーパー「雲与橋」。すごいなあ。

私もまだ、下郷は行ったことがなくて。
かつてカフェエイトで働いてらしたシェフがなさっているサッタヤードさんのお料理も、主人曰く「もうすっごく美味しくクリアーだった」そうで、なんとかして私に食べさせてやりたいって思ったって。
ああ、行きたいなあ・・・でも未来の楽しみにします。今はとにかく出産です!!
行かれた方、よかったらお会いしたときに是非ご感想など聞かせてください。

(追伸です。下郷の小麦粉を使ってダンディゾンはあの木村シェフがつくられたパンがだされますが、なんと申しますか、すごいです。是非!)


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<クラスのこと>
先週、産休前最後のクラスをSkypeで無事終えられました。
「はじめるコース」受講生・修了生の方が対象の3回の短いコース。
Skypeでのショートコース、初試みでしたが・・・
想像以上に、濃い役に立つ?授業ができた気がしたのですが、いかがでしょうか。。。
私自身は想像以上に楽しかったのです。
年末年始のお忙しい時に来てくださった生徒さん、本当にありがとうございました。

「玄米菜食」でなく「マクロビオティック」になるのは
美しく豊かなピアノの音色を奏でるように、
美しく豊かな文字を書くように難しいけれど
コツコツと頑張りましょうね。

食・イノチにかけた手間と努力は必ずかえってきます。
ご自分の想像しておられた以上に、
ご自分のお体やお気持ちが素敵な音色を奏でるようになるでしょう。

私自身もまだまだ、まだまだ、目指しているところははるか遠く、でも、そうですね、楽しみでもあります。

****

それはそれと、ショートコースはやってみて、すごくいいなーって思いました。
短いから皆さんも集中しやすいし、通いやすいんじゃないかな?と。お産があけたらまた考えます。
ただ、Skypeクラスは、今、間間と大阪でやっているように、大画面と現地にしっかり機械に強いスタッフが必要ですネ。

味気なくならないように、スタッフが、前日からかなり調えて花を飾ってくれたり、お菓子を提供してもらいました。
だから、すごく生クラス以上に意外と手がいるのですが、受講地域の幅が広がるメリットを活かせたらいいな。


okutu

<修了テスト>
通信講座マクロビオティックはじめるコース受講生・修了生の皆様。
いろいろ、システム変更のお知らせが事務局から行っていると思います。
変更前に、ざっと100人を超える方からお申込みいただき、修了テストの私の寸評書きが、全然追いついていません。すみません。

でも、1人の方に申し込まれようが、100人の方に申し込まれようが
こればっかりは、同じテンションと時間をお1人ずつにかけたいので、お許しください。「こなしたく」ないんです。このテストの寸評は、生徒さんとダイレクトに繋がれる貴重な機会です。こちらには100名でも、生徒さんお1人お1人には、たった一回のこと。同じように、お1人ずつ向き合いたいのです。

ただ、さすがに頭がぼーっとしてきて、もう本当に時間がかかってます。スミマセン。
でも、受講生・修了生用QAサイトはぜひぜひ、ご覧になってくださいね。内容も充実してきています。

前にはまっすぐすすみません。山あり谷ありですから、谷に降りていくときは、悪くなっている気がするかもしれません。でもそれは必ず前に進んでいる。
歩んでいきましょう。大丈夫、答えは自分が本当は知っているものです。

陰性すぎるかなって思ったら、一日だけ極端に陽性にしてみてください。
陽性過ぎるかなって思ったら、一日だけ極端に陰性にしてみてください。
なにより、お料理が美味しくつくれるようになると、もうずーっとすごく楽しいですから。

たとえば
・朝晩は原則としてスープや汁っぽいものから食事を始めること
・食感という重要な食べ物
・澄んだヒビキの料理であることなど
はとても大切です。理屈じゃなく、実際に影響が違うんですよ。

ーー
年が明け、また新しいスタート。
ぜひ、新たな気持ちではじめるコースのテキストを読み直していただきたいなと思います。人って不思議で、今のご自身にぴったりのアドバイス?が、今のタイミングで見つかると思います。


<赤ちゃんのこと>
お腹の赤ちゃんですが、おかげさまで順調です。
いつ産まれてくるのやら、赤ちゃんが決める「誕生日」がすごく楽しみ。
日々って毎日エネルギーが違うなあとますます実感。
ちゃんと、その子の本来の日にこの子が決められるように、私はできるだけ、良い食生活と暮らしをがんばりたいです。「できるだけ」ですが、あははのは。

同じように、名前問題!
やー、久しぶりに、もう相当悩みましたが、やっと、落ち着いてきました。
まるで引っ越し先が雲仙に決まるまでのように(笑)ああでもないこうでもない、必死の旅路でしたが、収まるべきところに収まってきた気がします。

画数も、新字と旧字で全然違いますよね。
例えば奥も、12とみるか、13とみるか。津も9とみるか、10とみるか。
上の子が産まれて15年、ずーっと考えてきましたけど、いろんな親戚も自分たち家族も、生徒さんも見てきて・・・・ああ、文字ってすごいなあと思いました。

ヒビキ・音というか50音の陰陽、意味もすごく強いです。そういうこと、授業でそういえば最近やってないな。
画数同士の陰陽五行もあります。
それこそ、ローマ字で読んだらとかもあるし漢字の意味ももちろん。
時代性もあるし、その子が好きになれる名前かなとか。

私は「典子先生」とか「典子さん、ちゃん」って呼ばれることのほうが「奥津先生」「奥津さん、ちゃん」の何倍も多いタイプです。
ノ・リ・コってヒビキを受けることがそれだけ多いんだなあって思います。
そう思うと改めて、<名を送る>ってまず大きな仕事ですね。
尊敬するある方のように「名前に負けるようならそれまでの人間」って、つける自信はとうていないです。。。あそこまで腹をくくれたらすごい。


<こどもがくれること>
それにしても、子供が親に与えてくれるものってとてつもなく大きいなと改めて思いました。親は一生かけて子供に恩返ししていくんだと思います。
「子育ての苦労」なんてとんでもないですね。小さい小さい、子供が与えてくれるものに比べたら。
産まれる前から、子供が助けてくれている。産まれてからもずっと。飢餓貧困とそれによる盗難や殺人などは他より少ない現代日本だからかもですが、私はそう思います。

とはいえ、特に新生児時代や・・・そうですね、小学校2年生くらいまでは、てんやわんやですね。そこまでの1年が長いこと。そして、今では中3の息子の1年のなんて早いことでしょう!!
小2くらいまでのまたあの慌ただしい日々に突入だなあと思います。
2人の子育てキャリアがあるはずの私は・・・・全然覚えていません!!あはは。

ただ、子供って二つの意味で「限界突破」してくれるのだけは覚えています。
大人だと、理屈が通用して、限界をひけることがありますよね。40度の熱だから休みとか、これだけ働き続けたからもうやすまないと体が持たないとか、お金とかいろいろ。
でも子供はあっけなくそこも踏みたおして求めてくるというか。
「仕事との両立」もよく聞く言葉ですが、我が家は「両倒れ」の記憶しかないでゴザイマス。

子供たちには本当に苦労かけました。
でも、あの日々がなかったら、雲仙に引越そうとは思いきれなかった気がします。


もう一つの「限界突破」は、<かわいい>の限界突破でありますね。
親になる前は、<かわいい>って思うのは3歳くらいがピークなのかなあって思ってたんですけど・・・
どこまで続く、「今日が最高にかわいい」・・・・。

おかしいなあ、もうこれ以上かわいくなれるわけがないと思うのに、子供たちは今のところ毎日毎日「最高にかわいい」を更新してくるのであった!!!

****

本当に、子供が親を育ててくれます。私も素直にまた、育てられようと思っています。
それに、子どもって、1人1人ホントに違う。今回の妊娠も、上の二人とは全然違う体験でした。40歳だからっていうのでは全くなく。
きっと今度の子も、たくさんのこの子ならではのギフトを気づきをくれるんだろうな。


マクロビオティックやってきて本当に本当によかったなあと思います。余計な大変さが減るので、嬉しさが増すし、一方自分が出会うべき困難には集中して向き合って学べるし。
私自身の体もまたずいぶん妊娠を通じて新生というか変えてもらえました。
お産も楽ですし、授乳とかもそうだし、子供たちも全然違いますものね。陣痛も短いんですよ。早くて。
授乳も、コーヒーとかカフェインとかとってすると本当子供が全然寝ないんだよなあ、よっぽど発散しないかぎり。
授乳中は運動不足になりやすいから、余計食べ物の影響がダイレクトですね。卒乳までは、本当繊細に実践しないとなあ。
ちゃんと食を調えていると乳房も硬くならない、痛くはらない。
でも、ピッツアとか、チーズやパンとか食べ過ぎると硬くなりやすく、つまりやすく。
お砂糖とると赤ちゃんがすぐむせたり鼻がつまったり。
顎が絞まりすぎないからかみつかないし、便も臭わないしきれいだし。汗や涙でかぶれないし、虫にも刺されないし。
声質や泣き声も全然違いますよね、耳障りじゃないし、怪我も少ないし。階段も教えなくてもハイハイの頃からちゃんと後ろ向きに降りる。火とかも教えなくても避けますよね。


でも、どうでしょうか、今度はさすがに高齢です。お乳でてくれるかな?
出なかったら、どうするか、また課題と発見ですね。お乳が出ない悩みを抱えている生徒さんと同じ目線に立って悩み進んでいけるなら、それもそれで嬉しい、光栄です。


<お腹の張りと葛>
さて、一つくらい役に立つ話を。
妊娠中、授業をしたり、また特に去年の大気の重さからくる冬は、お腹の張がすごいことがしばしば。(これも食生活もありますが)

そんなとき本当に「本葛」に助けられました。馬鈴薯でんぷんじゃないです。
葛って偉大です・・・しみじみ。
様々な排出力もあるし、整腸作用もあるし、解熱発汗作用もあれば適度に体をあたためてもくれる。
代謝もよくするし。肌にもいい。
妊婦にとっては、お腹の張りも和らげながら、緊張も和らげてくれ、かといって、単に緩めるでもなくて。

一家に本「葛」は必須だなあと改めて思いました。

それと、8年漬けた8年梅干しがものすごく効きました。
美味しさもすごかったけど、もう、肩にも体、目、鼻・・・すごい効果でびっくり!
やっぱり機械生産でないものや長期熟成のものってすごいですね。
8年は私の中では最長記録です。また、いろいろ長い保存食もやってみたいです。

そうそう、これまた、妊娠中見れなかった大橋弘さんの「壺中の天」。
ものすごい保存食とか、発酵食品の宇宙のような美しい写真の数々。
ただいま、湘南蔦屋書店で展示中です。

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それと、2月にはヒトトにて大橋弘写真展「風がつくるもの」が控えています。
風がつくった保存食の写真展。表参道かぐれとオーがニックベースの共催です。
どうぞお楽しみに!

昨年末、12月28日に
マクロビオティックに多大な貢献をなさった久司道夫先生が逝かれました。
88歳であられました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

  The New York Timesの記事
  The Boston Globe の記事
  1999年、米国国会の政治改善委員会の公聴会の動画
  (同年、米国国会下院において久司道夫の業績を公認する決議が行なわれた)

米国フードガイドピラミッドに多大な影響を与えるなど、先生のご功績は事実として本当にすばらしく、沢山の恩恵とご教示をいただきました。特に、先生の望診技術の凄まじさは、忘れられません。

私どもは、改めて初心にかえり、私たちが思う「マクロビオティック」の探求と発信につとめます。それが、社会全般の「マクロビオティック」と一致していくのか、否かも、これから先の自然な時間の流れにお任せしたく存じます。

2015年が始まりました。
皆様のご多幸と新しい創造の時代の幕開けを、心よりお祈り申し上げます。

奥津爾 典子

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