オーガニックベース 奥津典子blog

2016年09月

SDIM5174 のコピー

「気軽に手軽に、本格的なマクロビオティック理論を」

奥津典子のマクロビオティックレクチャー


オンデマンド講座、第15,16回がアップされています。
とても大切な二本です。

 15回は、「陰陽五行の<土>のはたらきについて」
 16回は、「時代の変化と必要な食の変化」



▷オンデマンド講座 16回の”変わる日本と世界”

今、非常なスピードで世の中が変化しています。
頻発する異常気象、日本の亜熱帯化、亜寒帯化。
大地の気脈(と私は呼んでいます)が変化し、
植物達の性質と力も変わっています。

同じ料理をつくったつもりでも、影響力が違う。

本当は、おそらく、2008年頃をピークに、この変化は始まっていたのだと思います。2011年の大震災は、それが原因というより、結果の始まりの一つだったのかもしれませんね。

さておき。

今こそ、本当の「マクロビオティック」が求められています。

固定化した「玄米菜食」ではなくて。2000年代に合った食事では、今の時代は健康を損ねます。冬に夏と同じ格好をしていたら、夏に冬と同じ格好をしていたら、具合が悪くなるようなものですね。

何が必要/不要か、の判断は大変難しいですが、それを、東洋的に包括的に、つまり全体的事実に沿って考えましょうというのがマクロビオティック。できれば、人間、不要なことが実は必要だったりするものさ、というおおらかさとリアリティもあってほしいなと個人的には思っています。

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さておき、そんな変化の時代に合わせての提案がオンデマンド講座の第16回ですので、是非役立ててください。

マクロビオティックはじめるコース」受講生・修了生の方は、サポートサイトにまとめています。(でも、やっぱりオンデマンドの音声おすすめです)FBコミュニティ(受講生・修了生限定)も、皆さんと励まし合ったり、私の投稿が合ったりを是非役立ててくださいね。「時代の変化について」も先日アップしました。


これからますます、例えば、いろいろな組織やルールの、過去の時代に合ったものが、破棄されたり、なくなっていくと思います。お引越や転職なども今年すごく多かったんじゃないかな。新しく私たちは価値を創造しようとしているんですね。


▷血液がよく、全身を巡り、体温が高ければ、気持も楽しい!

大変なときも、血液がよく、体温が適切なら、楽しんだり立ち向かいやすくなります。自分の内側が必要な血液で満ち満ちていると安心できるんですね。逆に、自分の内側がよくないと、外側にもう、何があっても不安と不満がうずきます。満ち足りていないのだから。

これからの時代、ますます、食事と呼吸と運動が大事になると思います。たとえば私は36度4分まで下がると、家の中がてきめんに散らかりだすのですぐ気づきます。血流が悪いと、血管壁に老廃物がたまりますが、呼応するように、家の中やあちこちに汚れがたまるんですよね。不思議でもあり、面白いですね。

できることから、少しずつ。

体温が低い(36度6分にみたない)ときは、お味噌汁を濃くして、黒い伝統製法のごま油と、伝統製法の醤油やお塩気を使った炒め物を増やしましょう。玄米は必須。鉄火味噌もいいですよ。
血液だけじゃなくて「気の流れ」がよくなるのが、幸せの秘訣です。菜食でも、甘い物や珈琲や嗜好品が多かったり、調理法がめちゃくちゃだと乱れます。


食改善、全部は追いつかない!という受講生の方(きっとみんな)は、改めてコチラサポートサイトの「完璧でなくともこれだけは」を確認なさってください。これができていれば、大概大丈夫。
ご覧になれない方は、ともかくお味噌汁やごま塩、何か手作り発酵食を大事になさってくださいませ!味噌は手作りや個人店のつくられたもの推奨です。一日一杯のちゃんとつくられたお味噌汁でずいぶん元気がつくれるんですよ。



▷オンデマンド講座 15回 <土>のクラス

大切な、膵臓・脾臓・胃や晩夏のはたらきについての講義です。

ここで、秋と冬が大きく変わってくるので、今からでもしっかり取り組んでくださいね。膵臓などのケアは、現代人が見落としやすいところです。鶏肉やそのエキス、チーズやパンの摂取が多い、砂糖が多い現代人は、気をつけないといけません。

車の運転やパソコン作業など、目と頭を使う座りっぱなしの状況で陥りやすい「疑似低血糖症」とそれが招く過食衝動などは、ぜひ聞いていただきたい部分です。

ともかく、15回は、相当な濃さで、全24回中、1、2を争います。どうぞ少しずつ、お聞きになってください。

からだは一番身近な大自然。
からだを通じて自然と親しみましょう。


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「気軽に手軽に、本格的なマクロビオティック理論を」

 ▼オンデマンド講座
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お知らせが2点です。

▷種市、3連休、大阪に出展します

「デザインイースト」×「種市」
9月17日土曜日からの三連休。主人が「今年は休!」と宣言のはずだった(大笑い)「種市」が大阪デザインイーストに出展します。
大阪なのにイースト??
そのこころは「世界の東端だから」だそうです
そんな哲学・世界観をお持ちのデザイナー柳原照弘さん達と。

種市が代表するのは。
異常気象異常気象異常気象。
厳しい中、全国の種取り農家、有機農家の皆さんは、日々挑んでおられます。

種取り野菜、古来種野菜とデザインの融合。
関西の皆さん是非おいでになってください。
私はまたまた子供当番で、雲仙ですが、主人と古庄君は(異常気象と端境期で本当に少ない中集まった)種取り野菜達と情熱をいっぱいにのっけて、トラックで夜中旅立ちました。トークにも出演します。
関西で、というのがまた嬉しいです😊

デザインイーストのHPはこちらです。
主人のFacebook上のデザインイースト×種市のコメントも是非。

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二点目。
▷ひまわりてれびに出演「雲仙市の種取り野菜と日々の食卓」

私たちが暮らす雲仙市や島原半島のローカルテレビ局「ひまわりてれび」さんと、雲仙市との企画「雲仙市の種取り野菜と日々の食卓」が始まります。

これは、私奥津と、島原半島が誇る名店pescecoの井上シェフが
岩崎政利さんの種取り野菜と、雲仙市の特産品を組み合わせて料理して行くシリーズです。
第一回と、第四回以降を私奥津が担当します。

第一回は、エタリの塩辛と、岩崎さんのモーウイを。

放映日は
9月16日(金)17時
(デイリーひまわりTIMES”<60分番組>の中で数分)
再放送:
9月16日(金)19時、22時
9月17日(土)07時、10時、12時、23時
9月18日(日)11時、23時

岩崎さんもかっこいいですが、エタリの塩辛をつけておられた三木さんもものすごくかっこよかったです。昭和一桁のお生まれのお年とはとても思えない若々しさ、頑強さ。昔の方は私たちとは根本的に何かが違いますね。若い筈の私たち世代はなんて脆弱なんでしょう!

<エタリの塩辛とは>
エタリの塩辛とは、カタクチイワシの発酵食品です。
地元ではさぞ愛されているのかと思っていましたら、実はお酒飲みさんが大好きで、苦手な人もいっぱいいるそうです!私も最初に食べたときは、しょっぱさにびっくり。だけど、愛好会の竹下さんが連れて行ってくださって、藁の下からでてきた新鮮なそれをいただいて、美しさに感動。そして美味しさに目覚めてしまいました。これはクセになります。

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<発酵食と動物性タンパク質>
発酵食って偉大ですね。動物性食品はそうやっていただくのが一番いいように思います。消化吸収がよくなります。消化器に未消化のものが残ると心身はトラブルになりやすい。(ので過食はなんでも、心身が調子悪くなりますよね)

魚は、モノによって、調理なさる方によって、体が受け付ける/ないがはっきりしている私。でもこの、藁の下からでてきたエタリの塩辛は、高齢出産卒乳後の体にしみわたり、よく血液を濃く、腎のはたらきを助けてくれています。沢山分けていただきました。私も自分で漬けられるようになって、子供達にも伝え残していきたいです。

放送する料理は、発酵の風味を残し、どなたでも食べやすいようにアレンジする手軽なバージョンです。


<種取り野菜>
岩崎さんの野菜は、モーウイという、九州の気候が変化して行くことを先取りして、沖縄から早くに連れてきておられたお野菜です。これが岩崎さんの技術・土の力で、とても美味しい!

切り口がとても滑らかで美しく、美味しく、撮影隊の皆さんも初めての美味しさに感動していました。

野菜はやっぱり、農薬や肥料を出来る限り使っておられない、土を育んで育てておられるものをいただきたいものです。料理が楽しい。美味しい。切るときの音も違えば、体調や肌の調子が明らかにかわっていきます。血液が変わるからです。
種を取るには農薬はまけません。蝶やミツバチが死んだら花は咲かないからです。でもそれだけ長い期間、畑を守らないといけません。有機農家がもっとその存在を地元に認められることを願ってやみません。農薬が地下水脈に浸透しだした地域も増えています。

関西の方は、デザインイーストにも是非。皆さんのお台所と農家・畑とデザインと繫がっていったら素敵です!


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番組では、モーウイが手に入らなかった場合もご紹介しています。
島原半島(と熊本県の一部)の皆さんは、(恥ずかしいけど)よかったらご覧になってください。だって、岩崎さんも三木さん、愛好会/天洋丸の竹下さんも出演なさるんです。雲仙市にはこんなに素敵なものがあります。

遠くの方も・・・・いつの日か是非見ていただけますように。(さりげなく雲仙市とひまわりてれびさんにアピール;笑)

エタリの塩辛

ほんとに美しいです。


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<おまけ>

皆さんも、地元のお魚などの発酵食、是非探してみてはいかがでしょうか。
今は完全ベジタリアンは合わない気候と土になってきていると思います。人のベースは穀物菜食ですが、その人と気候に合わせた魚や卵や貝なども適量とても大事・必要です。悪い食べものはなく、それぞれ影響力があるだけです。

消化吸収されにくい形での動物性タンパク質は心身のマイナスになることが多いです。(彼らがどんな風に生きたか、何を食べたかもとても大事です。幸せだったかということ)食べものは血液を決め、血液は脳のはたらきもきめます。薬を使わず、時間をかけて本当に発酵させることで、動物性タンパク質は消化吸収がよく、良い影響を発揮してくれます。

今、社会と人びとが、とても混乱して、難しい時代になっていると思いますが、いい、元気な血液がぐるぐる轟々と全身を巡って体がぽかぽかとあたたまって、代謝がよくなれば、個人の問題は大概のことが解決します。血液が変わると、自分の外で起きることも変わるんですよ。

それには、伝統の発酵食がいよいよ大事、台所での食べ合わせ調理がいよいよ大事。
お金や効率や便利ではなく、「人の手の力」「必要な不便」「時間をかけて待つこと」をますます見直す時代ですね。全部はもちろん大変ですが、少しずつ、巻き戻していけたら。

台所から、田畑と人と。

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