オーガニックベース 奥津典子blog

カテゴリ:マクロビオティック初心者の方へ

2018年明けましておめでとうございます 
新年

といっても、もう寒の入り、小寒を迎えて早いなあと思っております。

年末は、たくさんの方に「パンとスープと冬野菜」に、福島は食堂ヒトトでも、数々のイベントにお越しくださりほんとうにありがとうございました。
豪雨や寒波や様々に今も大変な方が少なくないなか、なんと書き綴ってよいのかわかりませんが、今年も自分のできることを精一杯やろうと思います。


|異常気象と台所
雲仙に暮らし、京都東京福島とでかけていると、ほんとうに風土の違いをしみじみ感じます。必要な料理も少しずつ違う。
そして、昨今の気象はやはりいつも気になりますね。
年末年始も続いていた太陽黒点0。4日からわずかに数字を見せましたが、やはり、サイクル24は9年で終わってしまったのでしょうか。近年の数多の異常気象はどう関連しているのでしょうか。
200年に一度とも言われる太陽活動の低下は北極と南極の位置を変化させるそうです。ゆえに、地球磁場が変わり、動物達の行動域が変化すること。海流が変わり、魚と海の植物の大量死が相次いでいること。台風のコースが変わること。暦の変化。作物の実り方の変化。私達のからだの大きな変化。
いろんなことが繫がっているように思います。

台所と動植物が示してくれる小さな事実に耳を澄ませながら、2018年も美味しく元気な台所をつくっていけたらと思います。そして、同じようにそれをのぞむ方々のお手伝いができますように。
(しつこいですが、「はじめるコース」受講生・修了生の皆さんは無料配信「動物性を取り入れよう」ご覧くださいませーー)


|1月の初心者向け・単発クラスのご案内

|1月13日@京都ウタリぺ 少人数レクチャー「これならできる台所計画 2018食事改善3つのコツ」
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食事改善、今年こそは今月こそは・・・と思いながら、つい後回しになったり、元に戻ったりしますよね。そこで、新年、ご一緒に、完璧は無理なこと大前提で、これだけは押さえよう!という台所計画を立てませんか。少人数なので、体質の捉え方もご紹介できたらと思います。
特に今、10年前と必要が異なり、動物性の食べものの必要頻度も上がっていますよね。

食事改善は
①完璧をそもそも目指さない
②でもポイントは押さえる
③美味しい
のがコツだと思います。そのうえで、おすすめしたいことがいっぱいあります。(クラスでお伝えするコツは、この3つではなくて、もっと具体的なことです!3つ以上ありますすみません。是非スケジュール帳とお越しください!)

なお
|同じ内容のクラスを1月31日に、表参道の「かぐれ」さんでも開催しますので
首都圏の方はコチラによかったらお越しください!
また、27日には、やはり「かぐれ」さんにて、omoto鈴木智子さんとトーク対談いたします。私がマクロビオティックに出会って得た宝は「何を」食べるかより、必然ただ手を動かす時間が増えたことでした。
手間と時間。その二つでしか得られないものがあり、それこそが幸福に欠かせない何かな気がします。

・・・
もう一つは、ワンデイ集中講座
|1月29日@吉祥寺間間(まんま)
初心者のための花粉症対策 

花粉症の方へ向けた食事改善の1日集中講座です。
2017 新緑

春は喜びの季節なのに、憂鬱な方も多いそうです。
そう言えば私も元は、元花粉症でした。ずいぶん昔、若い頃です。食事ですっかり治り忘れていました。妊娠中再発しかかりましたが、また、組み立て直してすっかり大丈夫に。
多少ケーキやお酒を愉しんでも大丈夫で、ポイントを押さえれば、ちゃんと治ります。
食事改善は、薬と違って症状以外のこともよくなるのがいいですね。
レクチャーとクッキングの両方で、しっかりお伝えできたらと思います。

・・・

|諫早で無料講演会
また、1月21日には、諌早市図書館で講演させていただきます。
テーマは「子どものためにできること」
台所の話中心ではあるのですが、一番は、月並みですが、子どもの心の手を振り払わないこと、しっかり気持を向けてあげることですよね。でも、現代は、育児を軽視する価値観です。理想と現実の狭間で悩むお父さんお母さんの役に立てたらと思っています。
10時半〜12時、諫早市立図書館です。お申込みはschienowa@gmail.comまで、お名前、参加人数、ご連絡先を。

水汲み



|福島 
昨年は共に駆け抜けた(笑)食堂ヒトトでは、今年も19日から素敵なワークショップと展示が始まります(詳細後日)。28日はライブ。昼11時半スタートが定着してきました。今年もお食事に、遊びに、是非いらしてください。今年もますます福島の元気な台所に育っていきますように。

ーーーー

最後に!!もう一つだけ!

|種市の開催決定のお知らせ
2月3、4=節分立春には6回目の種市です。私は根本きこさんとのトークや料理教室で参加しますが、ともかくも、実際に種取り野菜に触れていただけたら、買って料理していただけたら、農家さん達の話を聞いていただけたらとても嬉しいです。詳細は後日またまた。


ではでは、今年も宜しくお願いします。
そして何よりも、昨年も、ほんとうにたくさんの皆様、応援とご理解ありがとうございました。

今年も微力ながら、みなさんの健康と笑顔の役に立てたら
そのことで、焼け石に水と言われようとも!微力でも、少しでも
環境を汚さず、大量消費・大量廃棄でなく、生き物の尊厳ある生死に則れて、真剣な生産者さんの営み、料理人たちの仕事と繫がっていけたら、と願っています。
どうか、みなさまにもより佳き1年でありますように。

こんにちは
いよいよ師走らしく、大忙しになってきましたね。私ももっと日常日記(料理日記とか)書きたいなあと思いながら、インスタやFacebook、Twitterなど時々が精一杯で・・・毎日あたふたしています。
そして、そんなさなかに募集かよ!って自分で突っ込みたくなるんですが(苦笑)、でも、あっという間に1月は来てしまうので、すみません募集です〜〜。

2018年、新たに京都で約半年のきほんのコースを開講します。
東京で12月からはじめたきほんのコースと同じですが、東京と京都では特に近年、西と東では降雨量や日照など全然違うので、内容は若干変ります。)
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◁2017年京都クラス最終回の蒸しリングケーキ。12月なので、ココアとスパイスの簡単クリームを挟んでいます。生徒さんがキャンドルを持って来てくださいました。

さて18年春夏の
<奥津典子のきほんのコース>
です。
・(料理は苦手だけど)、毎日のことだから、美味しくつくれるようになりたい
・不調を改善して、元気に、気持よく愉快に毎日を過ごせるようになりたい!という方
に、小さな台所がどれほど大きな力を持っているかお伝えしたいです

|完璧にストイックなコースではありません。むしろ机上の理想を目指さないことが大切です。自分の今日や軸を大切にする力を身につけます
|食べものはすべて命です。善悪はありません。個性や体質も同じ。評価から理解へ。価格の裏へ。
|やみくもな糖質制限も、気候に合わない完全菜食も負担になります。今・ご自身の今・食材(命)の3つを感じればもっと愉しく


<特徴>
・消化の良い玄米菜食に、いくつか動物性素材も取り入れた、料理と理論のコースです。白砂糖などは用いません。
・単に動物性を取り入れるのではなく、消化のよい調理法や食べ合わせを身につけましょう
・疲れにくく、健康になる料理を学びます。どんな不調が改善されるかお楽しみに。シミや顔色のわるさ、毛穴のたるみなど美容面も変りますよ。
・重要な薬膳も身につけましょう。ちょっとした不調のときに、病院に行かずにすむととてもラクです。排出の春、梅雨、暑さの盛りの夏を過ごしやすく。
・レシピより大事なつくり方、誰もがクセがある包丁の持ち方はじめ、プロセスを一つ一つお直しします。立ち方、目線・・・様々な要素が修正されるので、毎日の身体づかいが変わり、肩こりがなくなったり、血流がよくなってお顔が変わったりします。何より台所仕事が疲れにくく、むしろ元気になる作業に変ります。
・体調診断と毎日の献立のポイントもレクチャー。体質に合わせた判断ができるようにサポートします。
・季節に合わせたバリエーション力をつけましょう。365日、今日は今日だけなのです。お味噌汁だって、夏はバルサミコ酢を加えたり、日々365種類、とびきり美味しく。

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◁これは東京「完全菜食をやめよう」最終回。年末だったので、飾りきりを練習しました。季節ごとに、年ごとに、つくる料理は変えています。同じテーマで、料理は広がる。(写真はアシスタント井上さん)

・・・
|食べたものが血液になり、肌や内蔵や全身に影響します。
血液の状態がよくなれば、お肌はすべすべ、ハリがでますし、顔色も変わります。体温を下げず、血液の状態をよく、血糖値を安定させることで、疲れにくく、肩こりや腰痛や生理痛などがなくなります。冷え、便秘、むくみ、体臭、むだ毛やシミ、鼻水、耳鳴り、不眠、イライラ、不安、花粉症などもなくなるか相当に改善します。風邪もひきにくく。
これから超高齢化社会をむかえます。元気は何よりの財産と味方です。毎日不調に向かうか、元気に向かうかは台所次第。散らかる散らからない、なども実は血液の反映なんですよ!!!

|プロセスをしっかり身につけることで、作業を通じての自分整体の効果が出ます。包丁の持ち方立ち方が身につくと、肩こりなどが直る他、普段の身のこなしも疲れにくく、ナチュラルに。

|毎日、誰もが慌ただしい現代。だからこそ、ごはんやスープ、日々のおかずをきちんと美味しく、かつ、バリエーションがつけられるようになりませんか? 美味しくできると家族に喜ばれるようになり、料理が日々のたのしみ・レクレーションになります。

|旬の平飼い卵や魚は用います。お肉や乳製品は気候と、幸福に生きたそれが手に入るかで、決めます。天気・体調の陰陽に則りきめましょう。春はよい環境の卵はそれは美しい味がします。春夏の旬のお魚も楽しみですね。

|二十四節気や今年の気候に合わせて、油や火入れの増減、その際の味のバランスの調え方などご紹介します。季節感を取り込めば、ワンパタはなくなります。365日、今日は今日だけ!思う存分愉しみましょう。

|先が見えない環境汚染、資源の枯渇、社会負担増。大きなことはできなくても、台所から少しでも、環境とからだをクリーンにする生活を。

・・・

初心者の方大歓迎です。
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◁はじめての方も最後にはちゃんと、包丁が持てるように。自分の足幅、目線の置き方などを見つけました。
私も元は全く家事ができなかったので、できない人の気持がよくわかります。逆に一つずつ身につければいいだけなので、誰でもできるようになります。

前に通ってくださっていた方のご参加もとても嬉しいです。
鉄火味噌

◁これは東京「菜食をやめよう」コース。ほぼ全員かなりの経験者だったので、最後は鉄火味噌の「砂粒のような大きさの立方体のみじんぎり」に挑戦しました。

忙しい毎日、月に一回、教室に通うのはとても大変で贅沢なことだと思います。
でも、日々の土台になることを、未来を切り開くことを学ぶのですから、ご自分のご褒美にいかがでしょうか。これから人口減少・超高齢化社会などどんどん厳しい時代になりますが、台所で健康を育めれば安心です。認知症や床づれなども、食次第で全然違うんですよ。
みんなでわいわい、真面目だけど愉快な集いになりますように。

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◁火入れはみんな、興奮というか、わくわくしますね。わー、いよいよだー、というか。炎の力でしょうか。こんなにたくさんのみじん切り、おうちではとてもできませんよね。みんなでつくる体験は愉しいです。(ここまで三枚同じく写真は井上さん)

・・・

お忙しい中、通ってくださるみなさん。いつもほんとうにありがとうございます。私も楽しみに京都に通います。2018年、果たしてどんな年になるのか。だけどいつだって、台所から、自分の身体から、できることで愉しくかけがえのない毎日に替えていきましょう。
しつこいですが、初心者の方、自信がない方、大歓迎です。教室でのささやかなご質問も大歓迎ですから、ぜひ、いらしてくださいね。

追伸1
実に無駄に長いですが、2年前のブログ、寒い季節に役立つ生姜湿布の過去ログをあげておきます。
年末ご帰省の際、是非おじいちゃまおばあちゃまにしてさしあげてください。絶対とっても喜ばれます。また、ご夫婦で親子でもとっても気持いいから、それどころか、すごく効果があるので是非是非。


追伸2
<はじめるコース>受講生・修了生のみなさま、無料動画「動物性を取り入れよう」是非ご覧になってくださいね。
今の気候に合わせた知恵が満載です。テキストをどう、今の時代に合わせたらいいか、お伝えしています。受講者・合格者だけでなく、修了テストの結果待ちの方もサポートサイトと合わせてご覧いただけますから、どうぞご活用ください。サポートサイトも引き続きお役にたててください。卵やお魚のお料理も少しずつアップしています。

暦の上では立冬をすぎました。
寒くなったり、拍子抜けするほど暖かかったり、そうやって、冬がやってきます。

今年はなんだか、柿のなり方も不思議だったり、日本の九州だけでも
福岡のシンクホール現象や阿蘇山の噴火、熊本大分地震、日照りと日照不足、鹿児島宮崎の台風被害、年始の九州豪雪など、これでもかというほど、異常気象が日常になった一年でした。
いったいどんな冬になるのでしょう。

マクロビオティックに出会って20年になりますが、今は、本当に「中庸」を創造するのが難しく、挑戦しがいがあります。
面白いと思うのは職業病ですかね。



◯冬に向けてオススメ

寒い季節に向けて、しっかり体をあたためましょう。
肺や腎臓を傷めると冷えます。
大量生産の加工食材はできるだけ避けましょう。
甘い物や水分、乳製品など不必要な動物性タンパク、精白炭水化物、生の果物や清涼飲料水、酒、タバコ、カフェインは控えめに、(時々の楽しみに)

しっかり良いミネラルと必要なタンパク質をとりましょう。
消化の良い玄米食は必須ですね。我が家は最近、炒り大豆ご飯が多いです。お醤油も入れます。
そして、一日いっぱい味噌スープはもう絶対。
(有名自然食品ブランドの味噌は質が劣化していますから気をつけて)

良い伝統製法のごま油って本当にありがたいです。炒めるだけでおかずがすごく美味しいしあたたまります。ごま塩や鉄火味噌、
しっかり「火」で煮込むこと、濃い炒め物や、炒め煮。
根菜料理、葛や車麩や乾物は大活躍。
ひじきもたまりません。ひじきはオリーブオイルと合わせるのが好きです。

それと必ず発酵食や、ちょっとした「陰」の料理、茹で青菜だとか非加熱のお漬物などもとりましょう。
干し椎茸、ごぼう、こんにゃくも、活躍します。

「陰」に分類される青菜は、実はミネラル(「陽」)がいっぱいでもあり、大根菜人参菜、おすすめです。種取り農法は間引き菜がいっぱい発生するから、本当はみな「かかりつけ農家」がある時代になるといいのに。
(青菜といっても西洋ほうれん草はあまりすすめません。シュウ酸が多いです。カカオやルバーブもですが。お腹をゆるめるじゃがいもやサツマイモもほどほどに)

必要なときは、消化よく調理したお魚や卵を少し。
ただしケージ飼いやめちゃくちゃな養殖ではなく命の尊厳を守られた彼らを。
伝統製法の鰹節を。

そんなことで、毎日は何倍も楽しくなります。
本当に農家や林業の皆さんに、動植物たちに感謝。

それと、乾布摩擦や足湯、生姜湿布も大助かりのシーズンですよ。
私は、着替えの時にこすること、お風呂でたわしでこするのを習慣にしています😊
電気器具は、冷やしやすいです。



◯マクロビオティック=玄米菜食ではない

マクロビオティック食は、その人に必要な食を取り込むことで、
その人本来「元気ー元の気ー」が開花する土台づくりです。

何度も言っていますが、マクロビオティック=玄米菜食ではありません。

では、その「必要」をどうやって見極めるのか。
マクロビオティックは、「従来の分析科学的視点では、<断片では正解。でも全体としては間違いになりやすい>」という反省に立つものです。特に経済利用されると、破壊力が大きい。

科学の断片的正確さを否定は全くしませんが、それだけに依拠しないで
東洋の包括的世界観(陰陽論)、伝統と歴史、生産の現場、自らの感覚なども盛り込んで判断しよう、というもの。

音なき音をきこう、
「大きく」(マクロ)に全身全方向にとらえてみよう。
そして小さなこと(台所と暮らし)を大事に実行しよう、という生活哲学です。


◯天地人

だから、(私は「天地人」と呼んでいるんですが)
3方向には最低でも学ばないといけません。

「天」は天候気象風土。

「地」は食という環境が生み出した命の特性、影響力。いいも悪いもないのですから。

「人」は食べる人の年齢や体質、性別、これまで食べてきたもの、ご両親の体質や食etc

今、「天」と「地」が大きく変化しています。
「人」はもちろん、変わり続けます。


いったい、今何が必要なのか。

「学ぶ」「考える」だけでは絶対わかりません。
<頭>も大事だけど、それに頼りすぎると怪我します。
食という<身体行為>を通じて、気づかせてもらえることが沢山あるのです。
美しく、美味しいですし、元気になる料理って。



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奥津典子のマクロビオティックレクチャー
オンデマンド配信の第10回、更新です。
よかったら、今からでも是非、聴き始められませんか。一年間見放題で、前の回も勿論遡ってみれます。スマホで通勤時で充分。

今回の主な内容は

*陰陽五行説の「金」を主に、寒くなってくる秋冬に備えて
*対応するからだや望診
*食べもの
*セオリー通りでは通用しない、この気象変化について

これらを、初心者の方もわかるように、くだいてくだいて、
身近なトピックをテーマに、手軽に、笑い話も盛り込みながらレクチャーしています。
”手軽に気楽に、本格的なマクロビオティックを”が合言葉。

365日理想通りでないのは我が家もです。する必要もないと思うし。
でも、できる小さな元気習慣、マシマシは大事だと思うんです。
一食でも大きいですし、
もし積み上げることができたら大きな差になります。



◯季節や人によって、必要は変わる。

オンデマンドのこのコースは、季節や状況の変化にあわせてどう対処したらいいかのヒントがいっぱいです。
はじめるコース」修了生の方も是非受講してください。
元は、修了生向けだったアドバンスレクチャーコースが、
今オンデマンドで配信している奥津典子のレクチャーコースの母体です。

「はじめるコース」も、四季や時間など環境、
男女や人によって必要が変わることを説明していますよね?

ところが、そもそも、あの頃と「四季」が違ってきてしまいました。
それに、2000年代は、いわば「飽食」の病気の時代でした。
でも今、食材も変化して、飽食のつもりでそうでなくなっているんです。
自然食品店も、一見同じ自然ブランド商品は、中身はどんどん変わっています。


マクロビオティックが変わったのではありません。
普遍の法則だからこそ、時代環境が変われば
必要や<中庸>のつくり方は変化するのです。


私も試行錯誤。20年やってきて、一番難しい。
でも、だから面白い。新しい感覚で、経験がそのままは使えないので、
フレッシュで謙虚になれてすごくいいです。

応用とは究極の基本です。



◯時代はほんとうに変わっている

自己流でマクロビオティックを学んできた方にも、
「はじめるコース」じゃなくて
オンデマンドレクチャー」から始められるの、おすすめします。
後でやっぱり基本を踏まえたくなるんじゃないかな。応用→基本というルートです。

なんだか、「オンデマンドきいてください!」の叫びになっていますが(苦笑)
いま、ほんとうに聴いていただきたくて。私にしては珍しく。

何だか最近もう、
修了テストの採点も、
雲仙での生のクラスや「お母さん塾」でも、
福島ヒトトのスタッフ研修でもなんでも・・・
結局私は
「時代はもう本当に変わっているのです」と
「いかに本人自身になってもらうか」
をわかちあうことを朝から晩までやっている気がします。

例えば海藻とかもう、全然無いんですよ。全然とはいわないけど。
本当に、大変(=大きな変化)なことが起きている。

技術者の高齢化、喪失。
世界で起きている異常気象や紛争
動植物に押し付けてきた人類のわがままももう重なりすぎて・・・

私たち、そのツケをどう払ったらいいのでしょうか。
今まで前提とされていたものが存在しない社会が始まっている。
なのに変わらず、社会は原発問題など憂慮すべきことがいっぱいで、変わらず「経済の量」が優先されていて。



◯「今」と向き合うこと

だけど、大きなことは、すぐにはどうすることもできません。
だからやっぱり、
台所や日々の暮らしでできることがあるって救いだなあって思うんです。

子供達を見ていても、ああ、食の力ってほんとにすごい
すると、人間って本当にすごい!面白い!って思えることがいっぱいで。
それは農家さん達のおかげなんですけど。

そんな感動や喜び、「元気」のためには
「今」と正面から向き合うことが大事ですね。
「今」と「今のご自身」にしっかりと目や耳をこらすのを手伝ってくれるのが、マクロビオティックなんだなあと思います。


(おまけ)
「はじめるコース」受講生・卒業生の方は、
Facebookのコミュニティも是非楽しまれてくださいね。(登録が必要です)
サポートサイト」も受講中・テスト申請中/合格者の方はぜひご参照ください。


どなたさまも、時節柄ご自愛ください。


 *
 全24回のオンライン講座
 奥津典子のマクロビオティックレクチャー


  → 詳細



 *


肉食の特徴の一つは熱がこもること。ですから夏、暑い地域、和服には特に不向きです。
育児中も、肉食していると、暑くて赤ちゃんのだっこが辛くなることがあります。せっかくの抱っこの時期、もったいないですよね。育児は楽しみたいものです。(単糖類や極陰性のとりすぎももちろん疲れやすく別の理由で辛くなりやすいです。)

****

肉食で、熱がこもると、しっかりした食事が食べづらくなります。
⇨きゅうりや素麺やところてんばかり
⇨動けないから砂糖やカフェイン(パワードリンクのようなものの主原料)で一時的に興奮刺激
⇨一時的に元気と錯覚するが、血糖値がはねあがっただけで、胃腸は弱る、血糖コントロールが滞り、消化液の分泌がますます悪く、ご飯やお味噌汁が入らない
⇨夏バテや熱中症に

または

冷房でどんどん冷やしたくなる⇨食べられるが代謝は悪く(電気も沢山使う)

の悪循環に。

食は即効性もありますが、血液が変わるのに約3か月かかります。

今から控えれば、残暑には随分しのぎやすく、体を冷やすものを摂りすぎずにすみます。
残暑に摂りすぎると、急に秋が本格化したときに身体がついていけず、疲れやすく発熱や、たんや喉の痛みエトセトラ、また不快現象がおきます。

夏は特に肉食は控えると楽ですよ。
乳製品も、乾燥地域の食べものなので、湿度の高い日本には向かず、湿気をしのぎにくくなります。
ちなみに、甘い物のとりすぎは蚊にさされやすく、怪我もしやすく、肌もかぶれやすく。


3か月しなくても、2週間で随分変わりますから、美味しい野菜をたっぷり(豆腐や味噌や納豆海藻などもしっかりとる)、肉食はできるだけ控えめに。
動物性が欲しかったら、夏はやはりお魚がオススメです。生姜など、しっかり薬味ととりましょう。食べ合わせは、マクロビオティックはじめるコースのテキストをお持ちの方は、中和のページ(P112)をご参照くださいませ。


女性は男性より動物性を控えめがオススメ(だけど、納豆やテンペなどタンパク質はしっかりとってくださいね。また、何年かビーガンだった人には、少々のお魚はプラスになることも増えていきます。)

逆に、男性は女性より、お魚の頻度はあげます。といっても、菜食だけの日ももちろん必要ですよ。現代人はとりすぎですから、減らしてください。でも、菜食中心の人は、女性よりやや多く必要ですよ、という意味です。かつおだしもときには元気になりますし、香りよくとると、とても喜ばれるし、塩分を控える事もできますから、ときには是非、良いかつおぶしで。

男女はごはんやスープなどは共通にしつつ、その濃度を変えたり、おかずに違いをつけることで、共通の結びつきと、陰陽の違いによる惹かれ合いが実現します。(全く同じだと、プラスとプラスのように。)

夏は特に、成人は苦い野菜や酸味も推奨です。
干し椎茸の出汁はお肉のほてりを排出させてくれます。
なお、動物性は、植物性以上に質の違いと影響が大きいです。穫る人、保存販売する人、外食では料理する人。技術と志ある方々の力が本当に大事だなと改めて思う昨今です。


追伸:とある尊敬する猟師で鍛冶屋の方が、国際的に、狩猟の季節は、11月中旬から2月中旬までと決められていると教えてくださいました。マクロビオティックするしないに関係なく、暑い季節は肉は食べないというのは理にかなった普遍の知恵だったんだなと、嬉しくなる教えでした。

我が家は肉食はしていません。寒冷地など必要なときもあるのだろうと思いますし、ちゃんとした解体技術などは残るべきだと思います。召し上がりたい方は自由だと思います。ただ、動物達も尊厳ある生と死がいいと思います。動物を物扱いするような飼育や苦しめると殺には共感できず、無くなる事を願っています。

久しぶりに子どもたちのお弁当記録。いつも、大わらわで、とても写真まで撮れないのですが、数週間前、久しぶりにとれました。
<マクロビオティック>を理解する何かのご参考になれば。

その1 高校2年生男児弁当

圭弁当

・土鍋炊き白米と白ごま塩
・卵焼きwith自家製トマトソース
・たまねぎ、いんげん、厚揚げの濃い味のソテー煮
・きゅうりの浅漬け+かつおぶし、ごま
・飾りのミニトマト(嫌がられる)

など、発育期らしい、タンパク質しっかりのお弁当になりました。

****

彼は、「平日は、朝昼白米夜玄米、休日は二食玄米、これ最高」派です。(なんのこっちゃ)
だから、お弁当はふかふかの白米。

白米には、糠に含まれる脂肪やタンパク質、ビタミンなどがありません。玄米と違い<強陰性>です。
だから、白米が毎日続くなら、適切な動物性(この言い方嫌ですね)の<強陽性>も少し必要です。それか、植物性でもかなりしっかり味噌や油をつかって味つけた厚揚げなどたんぱく質やひじき料理など、<陽性さ>と栄養を+するもの。

高校生は、もう肉体の成長期。

二つの理由から、お弁当には、時々卵や地元のお魚を入れます。
最近の子供は、小学生のときに肉体が発育しすぎてしまうのは、動物性食品のとりすぎです。0にしなくていいけど、あまり多いのも問題です。

白米は、水車の動力で挽いている千々石のお米。精米方法で美味しさが全然違うんですね!湧き水と、少しのお塩で土鍋で炊く幸せをいただいています。それと、息子は朝早いので、15分程度で炊ける白米は正直助かってもおります。

・・・

なお、立夏を過ぎ卵は、春と違う味がして、ちょっと感激しました。鶏母さんたちも夏支度でしょうか。
池松自然農園さんの卵は本当に美しい味がします。私は卵によってはすぐお腹が痛くなってしまう体質であまり食べられなかったのですが、池松さんのとこのは、すーっと体に入ってきて感動しました。

魚も改めて意識すると、本当に旬が豊かです。動物性(本当にロマンのない言い方ですが)の中でもひときわ、季節感が細やかではっきりしている気がします。
雲仙に来て、畑の端境期(野菜がない)には、魚が沢山旬を迎えることがよくわかり、自然の恵みに感動しました。

トマトは<強陰性>で、とりすぎるとむくんだり冷えたり、おっぱいの出が悪くなったりします。力が入らなくなったりね。一方、卵や魚介の分解にはナイスパートナーでもあります。からだがほてって仕方ない時も、トマトは冷えるから、暑いときすごく助かります。
卵はほか、おろしや、玉ねぎとの食べ合わせがおすすめです。

そんな風に、白米が続くなら、少し消化よい動物性のおかずがいるな、
そのときは、トマトもいるな、って<マクロビオティック>は判断していいんですよ。「玄米菜食」は決まりじゃなくて、<中庸>のベース。それを元に、それぞれ、自分たちらしく、足したりひいたり、コンパクトにしたり。それぞれのおうちらしく、食卓を彩って、毎日を楽しくしていただけたらなと思います。

これも、あくまで男児弁当。成人女性だったら、パセリとか苦い青菜をきかせたり、レンズ豆と人参の爽やかなマリネ、ごぼうやバルサミコのおかずなんかもいいですね。

・・・・

(おまけ;はじめるコースオンデマンド講座の生徒さんへ)

時々、タンパク質が足りずにパンやせんべいなどの過食になっている方をみかけます。「意志が弱い」んじゃなくて、①糖質・炭水化物ばっかりだからじゃないか、②食感と五味がワンパタじゃないか、振り返ってみてください。
今の時代は特に、タンパク質が多めに必要な時代かも。標準食よりちょっと増やすことを、最近の私のクラスではおすすめしています。納豆もいいですね。動物性たんぱく質も、久司先生は、白身魚をとおっしゃっていましたが、今は、プラス貝、ときには旬の青魚と卵までひろげることがいいように思います。ただし、食べ合わせはしっかり!胃腸に残留させないように。菜食をベースに、ご自分の体質に合った動物性の頻度、割合を、それぞれ心地よく見つけられてください。


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その2 息子を送り出したあとは長女弁当。小学五年生です。

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・土鍋の湧き水白御飯と白ごま塩
・久々の大豆タンパクから揚げ
・ミニトマトのバルサミコソテー
・ひじきの醤油バルサミコ風味(米飴も)
・かぼちゃ巾着の自家甘夏マーマレード添え
・きゅうりのプレスサラダ、青梅味噌ドレッシング

かぼちゃは、女の子らしく、シナモンをふってやりたかったんですが、なかったので、自家甘夏マーマレードをのせました。彼女は大のきゅうり好きです。みずみずしいのが美味しいの!って。
梅寒天ゼリーをつけたかったけど、みんなの給食メニューにデザートがなかったから却下しました。
あ、息子の弁当とは別の日の撮影です。

きゅうりにのせた、梅ドレッシングは香りもよく、お客様にも人気です。
長女は、お弁当は玄米だったり白米だったり。
この日は白米なので、大豆たんぱくや、ひじきにしっかり味をつけて、血が薄くならないように。でも、オールベジなので、ほてらず、暑い夏日も過ごしやすいかと思います。
ひじきも、ただ醤油味が濃いだけでは食べにくいから、オリーブオイルやバルサミコ、米飴も効かせて、食べやすく、しっかり血を濃くできるようにしています。
長女も勿論、お魚や、彼女が消化できる卵を持って行くときもあります。(私と同じで合わない卵は腹痛など起こしてしまうのです)

久しぶりに買った米飴が900円でびっくりしました。ここまで値上がりしたんですね。これはいよいよ頻繁には買えないなあ、つくらないとなあと思いました。とはいえ、それも大変で、九州に来てからは、質の良い黒砂糖をみつけ、それも時々隠し味に使っています。(間間でも仕入れることにした”黒和糖”です。)

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その3 最期は次女弁当。

一歳四カ月。最近週1~2回、保育園をお試し中です。仕事の都合というより、同世代のお友達が必要かなと思いました。(仕事時間も全然足りていないのですが・・・遠い目)

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犬歯もまだまだ生えていないので、もちろん毎日オールベジです。
彼女も今日は、白米。消化がいいのは白米の本当にいいところですね。一方やっぱり玄米が消化よく食べれるとすごく調子よく、顔も愛らしくなるので、つぶしたり、玄米粥にしたり、一日一回は食べられるように、だけど、しっかり消化できて苦しくないように、に工夫。

まだ、握る⇔離すがうまくできず、がんばるほど、握りしめてしまうので、指先でつまめて、一口で食べられるように、海苔巻は8ミリくらいの厚さ、直径2㎝前後。海苔もあまり多いとのどにひっかけてしまうので。(海苔はあぶって消化よく)
ひじきも食べられる年頃になり、時々、一粒のレーズンを入れてすりつぶして、5ミリくらいにボール状にして入れることも。

・かぼちゃとひじきのミニミニおむすび
・かぼちゃのミニ茶巾(彼女にも自家マーマレードをすこーしまぜました)
・大豆タンパクときゅうりの浅漬け
・蒸しトウモロコシは消化を助ける梅干甘酒ペースト(甘酒はお酒ではないです(^^))

お姉ちゃんのお弁当とほとんど同じだけれど、少し薄味にしつつ、白米(強陰)ベースなので、ある程度塩分や陽性さも取り込みながら。タンパク質は朝お味噌汁とお豆腐でしっかりとれたし、少な目。

トウモロコシは、下を少しカットして、すわりをよくします。
他に、梅シロップの寒天ゼリーとか、ポンセンジャムとか、コロコロパンケーキをおやつに添えてもたせます。
つい、穀物が多くなる娘。ますます凛々しく男らしく(笑)
でも、端境期が終わって野菜増えてきました。野菜、増やしてやりたいと思います。でも、かぼちゃがあまり好きでない赤ちゃんで、びっくりしました。こんな風にみずみずしさを増した食べ方だと、にっこり食べます。

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そんな感じで、なんのへんてつもないお弁当日記でした。が、逆に、こんなのでいいんだ、って励まされていただければ(^^)
ご覧いただいたように、特に難しいことはしていません。母になって16年ですが・・・キャラ弁や世で話題になる素敵なオサレなお弁当をつくれるようにはついになっておりません(笑) でも、まあ、そこは目指さなくていいと思っております。
自分なりに、精一杯つくり続けることが、子供たちのからだとこころの土台になるわけで、それは本当に最高にやりがいのある仕事だと思っています。
寝坊したー!!と、焼きうどんだけとか、おむすびだけの日もありますが、それも大事な毎日の一ページ。雲仙に引越してからは、主人がつくってくれることもあり、本当にありがたいです。産前産後はずっとやり続けてくれました。


(おまけ;はじめるコースオンデマンド講座の生徒さんへ)
家庭料理は、プロのような技術は要らないと思っています。
ただ、消化いいように、きちんと切ることや、食材選びや(自然食品店のがいいとは限りませんので!)、火入れなどの基礎技術はしっかり練習しましょう。すぐにうまくいかなくて当たり前ですから、焦らないでいきましょうね。
すぐにはうまくならなくても、逆にコツコツ台所に立ちさえし続ければ、<元気にする食事+家族が楽しみにする食事>のハーモニーを毎日奏でられるようになります。その技術は、かけがえのない宝物になるでしょう。
私たち夫婦も40歳を過ぎましたが、二人していつも心身共元気で本当に助かっています。そろそろ卒乳ですが、授乳も本当に楽だったし、赤ちゃんの便もきれいでかぶれないし、子供たちも健やかでありがたいです。

それぞれの、おうちらしく、自分たちらしく、やっていきましょうね。どうぞ、佳いお日を。

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