ちょっと料理・美酒 寺田屋

ちょっと前まで「寺田屋」と言う小料理屋をやってた元女将の腐女子日記。

2006年09月

昨日嬉しい事がありました。

10時頃、お客様から電話が入り
「11時を回るかも知れないんですが、
 今仕事終わって駆け付けますから開けといて欲しい」
との事です。
寺田屋は普段でも11時に店を閉める事は稀ですし、
このお客様も、11時をまわり、看板の明りを消していても
「まだいけますか〜」と入って来られる常連さんだったので、
「分かりました、お待ちしてます〜」と電話を置いた後
珍しいご予約だなぁと思っておりました。

11時を回り、お越しになったら
早速お食事のご注文でした。
事情を聞くと、本当は今日はご夫妻であるイベントに参加される
予定だったのですが、急遽残業でこの時間になってしまった、
しかもかなりしんどい仕事で疲れ果ててしまった、との事でした。

嬉しかったのは次の一言、

「お腹空いて、とりあえず食事をしたかったんだけど
 ただお腹を満たすだけじゃなく、癒されたかったので
 こちらに電話をしたんです。。。」

すばらしい!(笑)

寺田屋の最もやりたい仕事をさせていただきました、
ありがとうございますm(__)m

これからも寺田屋は、<平成の志士>
前向きに戦い、向上を誓う人を応援します。

昨日は大阪八尾にある「いずみ苑」に行って来ました。

「いずみ苑」は、古きよき大正ロマンの時代、
日本文化華やかなりし頃に京都の宮大工の手により
五年がかりで建てられた文化財的な書院建築です。

ここには、哲学者であった久松真一氏に命名された
『浄泉庵』というすばらしいお茶室があり、
毎月第2土曜日にお茶会が開かれています。

このお茶会にお招きいただきました。

というのも、この「いずみ苑」で生まれ育ち、
お茶会を主催されているIさんが
寺田屋のお客様なので。
ホント、寺田屋にはいろんな方に来ていただきます。。
(シミジミ・・)
 
昨日は9月9日、重陽の節句、また後の雛という事で
お茶室には菊のお軸、床には雛、
その他立派なお道具でお持て成しいただきました。

お茶室は大好きな空間です。

和やかで慎ましい会話(集う人によりますが^^;)に
美味しいお茶、
そして一筋の緊張感・・。
この緊張感が大好きです。

昔お茶の先生に言われました。
「人生の中で何回、良い緊張感を経験するか・・」
それが、豊かさや成長を決めるということでしょう。
久しぶりに良い緊張感を味わいました。
感謝です。

それにしてもお茶の世界には
お持て成しの全てがあるなぁ、
改めて感じました。

明日から、このお茶の心が少しでも寺田屋に生かせたら・・
頑張ろ。

(今回は独り言ゆえ、特にオチはございません・笑)

寺田屋でのお客様とのちょっと話です。

一昨日天皇家に男の子がお生まれになって、
どうも世間では凄い騒ぎになっていたようですね。
普段TVを見る習慣がないのでよく知りませんでした^^;
でもそんな私でも、帝王切開で男子がお生まれになった事ぐらいは
知っていましたからホントに凄い。

いつの時代でも王侯貴族の出産は大変です。

フランスのブルボン王朝最後の女王、
マリー・アントワネットの出産は
貴族の前で公開で行われました。
あまりの事にアントワネットは失神、
(たぶんハプスブルグ家ではそんな習慣なかったんでしょうね)
第2子出産からは非公開になったそうです。

ちなみに中世のスペインでは、
王の結婚初夜は公開だったんですが・・

この後、会話が出産からどんどん脱線しました。

ここからのお客様との会話は非公開にさせていただきます(笑)

すっかり涼しくなりましたねぇ。
9月に入ってエアコンを使う事がなくなりました。
夏もいよいよ終わりです。

そして夏の間寺田屋の食卓にちょくちょく登場していた
だだ茶豆も、今回の入荷で最後となりました。

最終種は「尾浦」。
最盛期のようなぷっくり感はないのですが、
味はまがう事無くだだ茶です。

寺田屋のだだ茶豆は、
山形の木村充さんの作ったものを使っているんですが、
先日早朝のNHKを某おうどん屋さんで見ていると、
(なぜ早朝におうどん屋さんにいたかは置いといて・笑)
出てるじゃありませんか、木村さんが!

TVでは8月下旬頃の収録だったでしょうね、
今が最盛期のような感じでお話されていました。

でも実際の入荷はこれで最後。
だだ茶のナッティな香りは、
去り逝く夏の残り香・・
を、お楽しみ下さいね(^^)

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