福西式お灸・指圧blog

狭山養生鍼灸院

2015年06月

 がん予防に八分灸が大変有効であると状況証拠を示しつつ説明しています。続けます。

 がんは遺伝子(DNA)の損傷により起る老化現象の一つです。
①損傷遺伝子は細胞分裂の際そのままコピーされ次の細胞に引き継がれます。そして一定量たまった時にが  ん細胞が発生します。
②年をとると、損傷遺伝子の修復能力が低下したり、がん細胞発生の初期段階でそれを除去する免疫細胞の能力低下が生じます。
以上①②により、病気としてのがんが発症します。つまり、がんは老化現象なのです。事実、特別ながんを除き、高年齢になるほどがん患者が増えてゆきます。

                 老化を遅らせる

 
従って老化現象を遅らせることが出来たら、そのことががんの予防になります。逆説的に言えば、長生きすればよいのです。この方法こそ八分灸なのです。

 お灸の研究家で自らもずっとお灸をすえ続けた原志免太郎博士は108歳、男性長寿日本一になられました。1991年6月19日の毎日新聞を掲げましょう。ところで、百歳以上の人は1991年は3625人でした。2010年では4万4449人です。当時の108歳は現在とは重みが違います。

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 昔からお灸をすえて長生きする話はわんさとあります。熱くなく、アトも残らない八分灸でがんを予防しつつ、ぼけずに丈夫で長生きして下さい。自分ですえるよう指導します。

狭山養生鍼灸院 福西佐元
  【上記は地方紙に掲載されたものです】 

 がん予防には八分灸が有効であり、それを示す状況証拠が沢山あるという話をしています。続けます。

 がんは遺伝子(DNA)の損傷により、その細胞分裂にストップがかからずいつまでも分裂し続けるものをいいます。これに対する人体の防御機能としては
 ①損傷遺伝子を修復する。
 ②修復不能の場合にはその細胞を自爆させる(アポトーシス)。
 ③それでも発生したがん細胞(1日数千個発生している)を免疫細胞が排除する。
以上の過程を経て、『がん』という病気としてあらわれることを阻止しています。

免疫力を増強
 
 八分灸をすえると、これらの機能、特に免疫機能が増強されます。免疫細胞(主として各種リンパ球)は、いろいろな情報伝達物質を出し合って情報のやりとりをしています。この情報伝達物質を総称としてサイトカインといいます。このサイトカインの量が増えたら免疫力が増強されたものと考えられます。

 前回は動物実験でしたが、今回は人体実験の結果を関西鍼灸大学の笠原由紀・栗林恒一両氏の研究から見てみましょう(全日本鍼灸学会誌VOL52、NO.2)。

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 成人2例に週2回施灸を続け、2ヶ月経過した時点の結果をグラフで示しています。サイトカインの一つであるインターフェロンガンマ(IFN-γ)の量が、2ヶ月後には約5倍に達しています。これだけ免疫機能が増大したと考えられます。

 アトのつかない八分灸の良さは、自分ですえるのでお金のいらないこと、副作用が一切ないことです。

狭山養生鍼灸院 福西佐元
  【上記は地方紙に掲載されたものです】 



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