睡眠薬や抗不安薬を多種類長期服用していると副作用が現われ、やめようとすると離脱症状が現われ、大変問題になっています。国も対策にのり出しています。

 実際、米国では、薬の使用は4週間以内に抑え、それの効果がなければ止めて、別の薬に切り換えられています。また、我国の睡眠薬使用量は米国にくらべ、人口1000人あたり6倍にのぼると言われています。

 折りも折り、東京女子医大では、全科の患者さんにパンフレットを配り、上記の弊害をくいとめようとの努力がなされていることを知りました。

 そこで、東京女子医大に手紙を送り、一部送って欲しい旨をお願いしました。すると早速送ってくれたのです。東京女子医大の親切に対し、心から感謝の意を表します。なお、このパンフレットは、平成24年度の厚生労働研究補助金によって作成されたことが明記されています。

 

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薬を断つのにお灸が有効 

 

 このパンフレットによると睡眠薬・抗不安薬を2種類以上飲んでいる人、また薬を6ヶ月以上継続して飲んでいる人を対象にしています。これでも米国基準に較べると随分ゆるいものです。いろいろ注意事項がかいてあり、いかに薬を断つかの方法についても述べられています。

 

 ところで、睡眠薬・抗不安薬・うつ病薬等を断つのにお灸が大変有効な手段であるという事実が広く知られていないのは残念なことです。お灸といっても「熱くない、アトのつかない“八分灸”」ですから怖いものではありません。次回に具体例を示しましょう。


狭山養生鍼灸院 福西佐元
 【上記は地方紙に掲載されたものです】