Ola!
ケは学生の頃、ワンダーフォーゲル部に所属し、日本全国の山に登っていました。まぁ、最近はずっと山らしい山には登っていませんが・・・。そんなケですので、自然や歩く事、高い所は大好きなのです。

今回のポルトガル旅行でBussaco ブサコの宮殿ホテルに泊まりました。ホテルはポルトガル国王がブサコの森に建てた離宮を改修したものです。この場所は、元々はカルメル派の修道院が有り、修道士達は庭園に熱帯の木を植えたり、キリストが十字架を背負って歩いた道行きを表現した聖なる道が再現されていたりして、俗世を離れた生活をしていたそうです。そんな人里離れたブサコの森は今はブサコ国立公園となっています。この公園も素晴らしいと聞いていたので、ホテルで貰った「ウォーキングコース ブサコ森林公園(なんと日本語!)」を頼りに散策に出発しました。

<宮殿ホテル:パレス・ホテル・ドブサコ>
ポルトガル旅行記:ブサコ

目指すは、Cruz Alta クルス・アルタ展望台。パンフには『1648年に完成した標高551mに位置する展望台から、大西洋をバックにコインブラからアヴェイロまで続く絶景をお楽しみ下さい。』とあるから、楽しみです。コースは約1時間40分の周遊路のようです。

ところがこのパンフレット、日本語なのは良いのですが親切度がイマイチ。ホテルを出てからいきなり分かりにくい。おまけに、ホテルでパンフレットを配っているにも拘らず、道の案内板も少ない割に分岐が結構有ったりと、これまた不親切。いきなり少し迷いながらも、どうにか最初の目印、小さな礼拝堂が立ち並ぶ一帯に無事到着。礼拝堂の先には、ブサコの森の最古の木とされる荘厳なサン・ジョゼ杉があり、『是非、杉を一回りして、そのボリュームと並はずれた直径をご覧下さい』とありましたが、屋久島の縄文杉を見たケからすると、「ふ~ん・・・」と言う感じ(帰国して確認すると、写真も撮ってなかった)。『次に礼拝堂に戻り~』と書いていましたので、礼拝堂に戻りました。

<宮殿ホテルでも貰ったパンフレットの地図>
パレス・ホテル・ド・ブサコ(ポルトガル)の歩き方
パンフの説明を読むと礼拝堂(上の地図で言うと、ホテルから真っすぐに下に進んで鋭角に曲がる辺り)からは、『ピラトのベランダ(Varanda de Pilato)から奥へ入り~』と有りますが、パンフの地図上にはベランダの記載は無し。地図からすると鋭角に曲がった後、礼拝堂群のある道を進み、「Fonte do Carregal」から進行方向に向かって右に曲がる様です(上記地図の『27』の場所)。

ブサコの戦い(ナポレオンvsウェリントン将軍)
これが礼拝堂群(左右の建物)と道。この道を写真右下から左上方向に向かって歩いて行きます。目印となるFonte:泉を目指して真っすぐ進んだのですが、泉が見当たらないまま、T字路に出てしまいました。地図からすると行き過ぎている様ですが、展望台を経由してぐるりと周るコースなので、右に曲がると周遊路を逆周りで展望台には行けそうです。左に曲がるとホテルの方向ですし。と言う事で、右に曲がり、道なりに歩いて行きました。この夏のポルトガルは天候が不順、道なりに30分弱歩いていると、ガス(霧)が出てきました。まだ着かないのか?と思いつつ歩いていると、何故かブサコ国立公園の外周をぐるりと囲んでいる塀に着いてしまいました。「おかしい・・・。塀に着く前につづら折りの階段が有って展望台に着く筈なのに・・・。」
現在地が分からなくなったので、少しだけこの壁に沿って道を進むとその先にゲートがあり、そこから塀を出ると駐車場がありました。その駐車場側からゲートを見ると、「Sula Gate」の文字が。すると相棒が「スーラ・ゲート?!・・・。皆さまに衝撃のお知らせがありあます・・・」。相棒は直前に立ち寄ったホテル横の売店で、ポ語の別の地図を貰っていたのですが、その地図でSula Gateの文字を発見したのですが、その場所が!!

<スーラゲートに行ってしまった!!>
ブサコ国立公園:クルス・アルタ展望台への行き方
なんと!目的地とは90°方向がずれた位置に居るではないですか!!(上の地図右上)
なぜこんな事に?!途中、道で迷いそうだったのはT字路だけだったのに?!と言う事で、ケ組は来た道を戻りながら、どこで道を間違えたのか、検証をする事に。

<戻りながら、迷った場所を検証してみよう>
パレス・ホテル・ドブサコ
間違っていそうなのは、前述のT字路(上の地図の分岐(1))。ここを越えたら分岐らしい分岐も無くスーラゲートにたどりついたので。地図上では、分岐(1)からゲートまでに何か所も分岐があるのですが、戻りながら調べても分岐は無し。この道は木の伐採をしているトラクターが通る広い道(実際、行きしなに一台のトラクターとすれ違いましたが、運転手のおっちゃんは何も教えてくれなかった)でした。もしかすると、よ~く見たら、この広い道から小さな道が分岐しているのかもしれませんが、普通に歩いていたので獣道や作業用の道かと思い見落としたのかもしれません。

<分岐(1):T字路の様子>
ブサコの森散策
そしてこれが分岐(1)。礼拝堂(写真手前側)から歩いて来て、このT字路に出て来たトコです。この写真は帰りに撮ったので右側の道は、ゲートらしき物が閉まっていますが、行きに通った時は開いていたのでゲートには気付かず。地図によると礼拝堂から進んで来ると、右に曲がると展望台方面、左に曲がるとホテル側に行くので、ここを右に曲がりました。最悪周遊コースを逆周りで行けると思っていたのすが・・・。

<分岐(1)の標識>
Mata Nacional do Bussaco
分岐(1)にあった標識。確かに標識には右方向は『PORTA de SULA』と書いています。ただ、展望台も進行方向右だし、パンフの地図では、その先にも分岐が有ると思っていたので、ここを右に曲がったんですよね。

では、本来右に曲がるべき分岐(2):十字路を、どうして見過ごしたのか?これも逆戻りしながら確認。
ブサコ森林公園ウォーキングコース地図(迷子に注意)
分岐(2)の目印が、『Fonte do Carregal』。この泉が見つからなかったために、まっすぐ進み分岐(1)のT字路に出てしまいました。帰り道を検証しながら歩いたので、分岐(2)を発見しました。

<分岐(2)の様子>
1810年ブサコの戦いの舞台
これがその分岐。写真手前側(礼拝堂方面)から歩いていくと右に曲がる道がありましたが、この分岐には標識は無し。真っすぐ進む道の方が人も歩いており広い道です。行きしなのケ組は、この分岐に泉が無かったので、このまま真っすぐ行き、分岐(1)のT字路に辿りついたのですが、どうやらここで右に曲がるのが正解だった模様。それでは、泉はどこにあるのか?と分岐(2)周辺を見渡すと、

ポルトガル宮殿ホテル(ブサコ)の庭園
礼拝堂から、まっすぐに進んで行った道(写真手前から奥への道)を少し戻ると、進行方向左側に道から一段下がった場所があり、そこにベンチがありました。そこまで下りてみると!

Bussaco (Fonte do Carregal)
先程のベンチまで降りてくると、そこに泉があるではないですか。
礼拝堂から分岐(1)へと進む、ケ組が通って来た道は、この泉の上を通っている事になります(泉は道の崖に在る)。これでは泉を頼りに歩いても、分からないはず・・・。勿論真っすぐの道から、ここに降りる小道にも標識は無し。

ようやく、正しい道が分かりましたが、途中でガスが出て来て展望台に行っても景色は期待出来なかったので(歩き疲れたし)、ケ組はここからホテルに戻る事に・・・。ホテルに帰ると、ホテルの入り口に古いブサコの森の地図が誇らしげに飾られていたのですが、どうもこのパンフはその古い地図を元に作成された模様・・・。パンフの日本語は正確な日本語なので、日本人の方が訳したと思われますが、原文を訳しただけで実際は歩いていないのか、作成から時間がかなり経過しているのかもしれません。このパンフを頼りにしたら迷っていけないと思う・・・。もう少し分かりやすく、標識を建てるとか、パンフの地図を新しくした方が良いと思いますぞ・・・。すみません、迷った負け犬の独り言です。こうして、ブサコの森散策は目的地に辿り着く事無く、敗退で終了しましたとさ。

    
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