Ola♪
前回は、7つの丘の街Lisboa リスボンの坂を登るケーブルカー:ビッカ線の紹介でしたが、今回はバイシャ地区とバイロ・アルト地区を垂直に結ぶ、サンタ・ジュスタのエレベータの紹介です。

<Elevador de Santa Justa サンタ・ジュスタのエレベータ>
Elevador de Santa Justa サンタ・ジュスタのエレベーター

サンタ・ジュスタのエレベータはフランス系ポルトガル人の建築家Raoul Mesnier du Ponsard ラウル・メスニエル・デ・ポンサルドによる設計で、1902年に完成しました。完成当時は蒸気動力だったそうです。100周年を迎えた2002年に国の国定記念物に指定されました。建築家のポンサルドはポルトガルで他にも多くのエレベータやケーブルカーの設計をしたそうで、リスボンの3つのケーブルカーやBraga ブラガのボン・ジェズスにある水力のケーブルカーも彼の設計だそうです。

ポルトガル旅行記:サンタ・ジュスタのエレベーター(リスボン)
エレベータの塔の高さは45m。下側のバイシャ地区と上側のバイロ・アルト(シアード)地区の高低差30mをエレベータと連絡橋で結んでいます。鉄骨製のネオ・ゴシック様式で装飾された見事な造形は、Porto ポルトのドン・ルイス1世橋やエッフェル塔を連想しますね。なんでもエッフェルの弟子としてフランスで建築学を学んだのだとか。エレベータの上側(シアード側)で降り、さらに螺旋階段を登ると眺めの良い展望台があります。ここからのリスボン旧市街の眺めが素晴らしいです!ですので、エレベータはいつも観光客で一杯。順番待ちの長い列が出来る事も多いですね 。

バイシャ地区とバイロ・アルト地区を結ぶエレベータ
そんな観光客目当てに、エレベータの乗り口にはこんなコンビも。子犬はチップを入れて貰うためのバケツを加えていました。この絵柄だけだとカワイイ感じですが、背後には操る怪しい大人の姿があるのかもしれません・・・。少し前の映画『スラムドッグ$ミリオネア』の世界が・・・。(出張でよく行っていたインドネシアの色々な話を聞いていましたので、この映画妙にリアルに感じて怖かった)

1902年完成のエレベータ内は木製の内装
話が脱線しましたが元に戻ると、この優雅なエレベータは2台のキャビンがあり、木製の内装も優雅で美しいです。このエレベータの料金も5ユーロ!もしますから、前回も話題に出たViva Viagem ヴィヴァ・ヴィアジェン カードの1日乗り放題券(4.6ユーロ)で利用するのがよろしかろう(檀一雄風)。

Elevador de Santa Justa, Lisboa, Portugal
こちらもキャビン内。黒電話やハンドル式の昇降装置が面白いですね。
長い間、エレベータからバイロ・アルト(バイシャ)へと通じる連絡橋は改修のため閉鎖されていましたが、改修も終わり通行が出来る様になっていますね。

ラウル・メスニエル・デ・ポンサルド設計
エレベータを降りて、螺旋階段を登って更に階上の展望台へ。「おぉ!結構高いですゾ」
展望台にはカフェもあり、この見事な景色を楽しみながら休憩も出来ます。しか~し!この見晴の良い場所にあるサンタ・ジュスタのエレベータのカフェ、値段もエレベータ並みの高さでびっくり!!

ポルトガル旅行記:Ola! Portugal
高さ45m、シアード地区へは歩いて登れるし、何より料金が高いし、観光客がいっぱいのベタな観光スポットなんでしょ?と思われるかと思いますが、  これがどうして見事な絶景が待っているのでお薦めですよ。エレベータの展望台からは周囲の景色を阻む建物がありませんから、リスボンの旧市街が眼下に見え、その先にサン・ジョルジェ城やテージョ川 を眺める事が出来ます。

<展望台から、リスボン旧市街とサン・ジョルジェ城を望む >
Castelo de Sao Jorge サン・ジョルジェ城とリスボン歴史地区

< 展望台から、リスボン旧市街と大聖堂とテージョ川を望む > 
サンタ・ジュスタのエレベータからのリスボンの眺め

< 展望台から、ロシオ広場、フィゲイラ広場方面を望む > 
1755年のリスボン大震災から復興した街並み

< 展望台から、バイシャ地区を望む > 
リスボン、バイシャ地区を見下ろす
この見事なリスボン旧市街の街並みも、1755年のリスボン大震災による建物の崩壊と火災、その後の津波で壊滅的な被害に遭いました。リスボン大地震で壊滅したバイシャ、シアード地区は、政治家セバスティアン・デ・カルヴァーリョ(後のポンバル侯爵)の高い指導力の元(時には独裁的な手法も取りながら)、救命と再建に取り掛かり、一年後にはリスボンからは廃墟は消え、完璧に秩序だった街にする事へこだわりを持って復興を進めたそうです。それが今のリベルダーデ大通りやバイシャ地区の碁盤の目の様な広い通りと、広い広場の広がる美しい街並みとなったそうです。エレベータを降りたバイロ・アルトには、その大地震で倒壊したカルモ教会が屋根が崩れた状態で、遺構として残っています。

<Igreja de Carmo カルモ教会>
リスボン・カルモ教会 Igreja do Carmo
カルモ教会の内部は考古学博物館になっていて、ミイラの展示なんかもありました(ポのミイラじゃないけど・・・)

    
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