Ola♪
この数日、普段よりアクセス数が多いな~と思い、アクセス解析で検索キーワードを調べると、「ポルトガル料理」、「ソーニョス」、「カタプラーナ」が多い。

は、は~ん、と思い、事前に情報をキャッチして録画をしていたTV番組、『ぐるナイ』を見てみた。

<『ぐるぐるナインティナイン』の「ゴチになります!」のコーナーにポルトガル料理登場>
「ぐるぐるナインティナイン」のゴチバトルにポルトガル料理登場
今回のバトルは赤坂にあるポルトガル料理のレストラン「ヴィラモウラ」が舞台でした。最近ポルトガル料理のレストランが増えている様ですね。最近東京方面の出張も、すっかり無くなり、新しく出来たポルトガル料理のレストランには行っていないので、このお店も行った事がないです。ケは、東京だと昔あった「海と森」、「マヌエル」、大阪だと「ポルトガリア」位ですね。まだまだ、我が地元愛媛には進出して来ないのが残念です。

さて、このゴチバトルでは、どの様なポルトガル料理が紹介されていたのでしょうか。

<Cataplana カタプラーナ>
ポルトガル料理:Cataplana カタプラーナ
7人の挑戦者の内、一皿目(詳しく紹介されるのは、この一皿目がメイン)にカタプラーナ料理を選んだ挑戦者が3人も居ました(カタプラーナ鍋に入れる具材は違うので、別の料理として登場ですが)。
カタプラーナ鍋はポルトガル南部アルガルベ地方伝統の鍋で、半球状の鍋を2枚貝の様に重ねて使います(冒頭の写真)。伝統的なカタプラーナ鍋は銅鍋で、熱伝導がよく、ふたを閉めて取っ手をひっかけると、ほどよい密閉具合になるので無水鍋として使えますし、あさり等の酒蒸しに使っても良いです。ケはポルトガル土産として買って帰りましたよ。
ただ最近では、銅に出来る錆の問題(諸説あるそうですが)で、ポルトガルのレストランでは使えなくなっているのだとか(なので、リスボンの対岸カシーリャスのレストランでも銅鍋じゃないんですな)。
 Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ : アルガルベ地方の郷土料理とカタプラーナ鍋

<Espetada エスぺターダ>
ポルトガル料理:Espetada エスペターダ
大西洋に浮かぶポルトガル領マデイラ島の名物料理、エスぺターダ(串焼き)が登場。ニンニク、ローリエ、オリーブオイルでマリネして、焼いた物。この写真はマデイラ島ではなく、アレンテージョ地方のエストレモスで食べた時のものです。番組では佐賀牛のサーロイン、霜降り肉を贅沢に使っていましたが、ポルトガルでは勿論、赤身の肉で。シンプルな料理法だけに、ポにない贅沢な霜降り肉を使うと(お値段、なんと5000円!)ポルトガル料理から少し外れてしまいそうな・・・。
牛の霜降り肉はないですが、「イベリコ豚の秘密」と言う名前の料理は、豚肉の霜降り肉と言っても良い様な、美味しい脂が入った部位を使った料理で、ジューシーで香りが良く、美味しゅう御座いました。
 Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ :「イベリコ豚の秘密」と言う名の料理

<アナゴとナスのグリル 黒糖ソース>
ぐるナイのゴチバトルに登場のポルトガル料理:アナゴ
ポルトガル語でアナゴは、Congro でよいのでしょうか?ポルトガルでアナゴは食べた事ないなぁ。
アナゴではありませんが、ポルトガルではウナギはよく食べます。写真はポルトガル北部のウナギの産地アヴェイロで食べたEnguias frites エンギーア・フリッテス(ウナギのフライ)の南蛮漬けです。他に、トマトシチューとしてたべたり、ウナギの缶詰なんかも売っています。ポルトガル人もウナギが大好き。
 Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ :ポルトガル土産のうなぎの缶詰を食べてみた

<Caldeirada カルディラーダ>
ゴチバトル・ポルトガる料理:カルディラーダ
ポルトガル風ブイヤベース。写真はウナギのトマト風味のシチューです。ポルトガルの漁村サンタ・クルスに滞在した作家の檀一雄さんの本の中でも、ポルトガル風のウナギ料理の記述が出てくるほどです。
写真はケ組が今年出版したポルトガル料理満載の、ポルトガルガイド本『レトロな旅時間ポルトガルへ』でも紹介した料理。このウナギが美味しそう~♪ と評判でした。
 Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ :ポルトガルで鰻を食す

<Frango Churrasco フランゴ・シュラスコ>
ポルトガル料理:フランゴ・シュラスコ
チキンのバーベーキュー。番組では、アレンテージョ地方でよく使われる伝統的な調味料 Pimentao ピメンタオ(赤ピーマンのペースト)でマリネしてバーベーキューにしていました。ポルトガルでは豚肉の下味用に使われることが多く、アレンテージョ地方の郷土料理、カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ(豚アサリ)にも使われています。ポルトガルのスーパーで売られているので、日本でポルトガルの味を再現するのに、ポルトガル土産として如何ですか?
 Ola! Portugal与茂駄とれしゅ : なんちゃって豚アサリを作ってみた 

<Francesinha フランセジーニャ>
ポルトガル料理:フランセジーニャ
ポルトガルのB級グルメ。ポートワインの故郷、ポルトガル北部ポルトの郷土料理で、フランスの女の子と言う意味。最近、色々な媒体でフランセジーニャが紹介されるのが増えましたね。基本はパンにハムをのせ、チーズを掛けて焼き、トマトソースを掛けたものですが、番組ではサツマイモを練り込んだパンに、ステーキをのせてました。サツマイモを練り込んだパンはポルトガルの伝統的なパンだそうですが、食べたことないなぁ。しっとりとした食感でサツマイモの風味がするそうで、ちょっと興味深々でした。
 Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ :ポルトのウマイもの

<Bacalhau assado バカリャウ・アサード>
ポルトガル料理:バカリャウ・アサード
ポルトガルの国民食バカリャウ(干しダラ)。365日毎日違うメニューが出せるだとか、1000通りのメニューがあると言われています。どんなレストランに行っても、バカリャウ料理は必ずあるので、ポルトガルに行ったら一度は食べてみてね。その中でもケが好きなのはバカリャウ・ア・ブラス(干しダラと千切りフライドポテトの卵とじ)とバカリャウ・コン・ナタス(干しダラのクリームグラタン)。番組でも干しダラのクリームグラタンはメニューにありましたが、登場せず。残念。
 Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ :バカリャウ(干しダラ)料理大特集号

<Caril de Frango カリール・デ・フランゴ>
ゴチバトル、ポルトガル料理編:ポルトガルチキン
番組では「ポルトガルチキン」と紹介されていました。ココナッツ風味のソースで煮込んだスパイシーなチキンをバターライスで。「カレー風味で・・・」と言っていたのでコレ↑でしょう。ポルトガルでカレー?!と思われるかもしれませんが大航海時代、香辛料を求めて海を渡った人々。インドのゴアも植民地でした。そう言う歴史もあって、リスボンなどにはインド料理レストランがありますし、ポルトガル料理の大衆レストランでもカレーを出している店もあるんですよ。
 Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ :なんちゃってカリール・デ・フランゴを作ってみた 

<Sonhos ソーニョス>
ポルトガル料理(デザート):ソーニョス
番組後半で連呼されていた『ソーニョス』。そして皆さんが検索で探していたのが『ソーニョス』。
写真(右)がポルトガルのカフェで食べた、基本形のソーニョスです。番組の様に、ドライフルーツのポートワイン煮込みにバニラアイスと一緒に・・・と言う食べ方では無かったです。フカフカしっとりした食感の揚げ菓子で、ポルトガル伝来のハワイの郷土菓子マラサダに似ている感じ。エヴォラのケイジャーダも美味しい、このお店のソーニョスはレモンの風味が効いていました。

番組では他に、メニューや写真としてだけですが、タラのクリームグラタン、鴨ご飯、タコご飯、2色のパォン・デ・ローなどもチラリと出て来ました。ポルトガルでは米料理も沢山食べるので、カタプラーナを3品紹介するなら、1品をタコご飯アロース・デ・ポルヴォを紹介してくれても良かったかな(まぁ、料理の紹介番組ではないからね)

番組でも言われていましたが、ポルトガル料理は日本人の味覚によく合う料理です。これを機会にポルトガル料理を食べに、ポルトガルへ行こう!その際には、ケ組が出版した大好評のポルトガルガイド本『レトロな旅時間ポルトガルへ』を一緒に連れて行ってね♪

     
Ola! Portugal ←ポルトガルを訪れる事30回♪ ポルトガル情報満載のHP&ブログ。楽しいよ。
Ola! Portugal : ポルトガル料理食べまくり ←日本人の口に合うポルトガル料理。写真満載♪
Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ: 『レトロな旅時間ポルトガルへ』←ポルトガル料理充実のガイド本

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