2007年02月19日

妹の反乱

実家では大変なことが起こっていました。


うちの妹には彼氏がいるらしいのですが。

まあ朝帰りはいつものことだったのですが。

今回は丸二日音信不通。

うちの親じゃなくても、娘が仕事に行ったっきり二日も帰ってこなくて音信不通なら、心配するのではないでしょうか。

警察の電話番号を調べていた時、上司が妹の彼氏のアパートを教えてくれたそうです。

お父さんがそのアパートに行ったらしいのですが、妹は出てこなかったそうです。

結局仕事もあるので妹は昨日家に帰ってきたわけですが。

お母さんに不満があると言い。

今朝はルンルン気分で仕事に行ったそうです。

妹はアルバイトですが、実家暮しのため、家に生活費を入れています。

そんなこと当たり前のことなのに、お母さんは子供からお金をもらっていることで、逆らえないのです。

お母さんはショックで仕事に行けなくなってしまい、私に電話をかけてきました。


私は妹の気持ちはわかります。

長女の私は妹の何倍も厳しく育てられました。

妹の何倍もいろんなことを我慢しましたが、妹の何倍も親から殴られました。

家を出るまで、私は親を満足させるためだけに生きてきました。

小学校の時に、「明日死ねばいい」と毎日考えながら、親を喜ばせるためだけに勉強しました。

生きたい高校もなりたい職業も、親のために全てあきらめました。

笑いたくもないのに親がほめられるためにどこに行っても作り笑いをして、親に心配をかけたくなくてどんな苦痛にも耐えてきました。

親を不幸にして、自分が幸せになれるわけがないと思ったからです。

親を不幸にして得る幸せは私にとっては幸せではありません。


お父さんもお母さんも、どんなに体が悪くても仕事を休めませんでした。

全て私と妹に、貧しい思いをさせず育てるためです。

どんなに辛かったかわかりません。

お父さんは仕事の愚痴をただの一度も言ったことがありません。

どこにでも迎えにきてくれました。

淋しいと言ったら、毎日留守電にメッセージが入っていました。

お母さんはどんな時でも朝ご飯を作ってくれました。

おいしいご飯をたくさん作ってくれました。

そんなお父さんやお母さんを不幸にして、幸せになることなんてできるのでしょうか。


私はお母さんに言いました。

親に普段悪いところがあるかもしれないし。

たくさんのお金を稼ぐのは立派だけど。

だからって人を傷つける権利なんて誰にもない。

たとえ自分が傷ついたとしても人を傷つける資格なんて誰にもない。

だからちゃんと怒らなきゃダメだって。

でも、相手の男の人の人格を否定する資格なんてこっちにはないから。

自分の子供のことだけちゃんと叱るように言いました。

自分の子供なんだから、親には叱る責任があるんだよって言いました。

自分の子供なんだからって。

するとすっかり弱気になっていたお母さんは、まるで私の生徒のように、「わかった」としっかり返事をしました。


妹が誰かを好きになって、相手にも好かれて、私はうれしいです。

でも、大切なお父さんとお母さんを傷つけるのは、絶対に許しません。

みんなが、幸せになってほしいんです。