長野の名ワイナリーから、今年の安旨ワインが出ていました。

なかなかお目にかかれないレアものです。


~以下テイスティングコメント

「小布施ワイナリー ちゃぶ台ワイン 赤 2020 ソガ・ペール・エフィス」
 
【産地】
長野

【品種】
ベリーアリカントA

【価格】
約1,600円

【外観】
淵が明るく、紫がかっている、やや濃いガーネット。
澄んでいて、輝きがある。
涙はさらりと伸びる。
若々しいが、ブドウは成熟している印象。

【香り】
香りは開いており、香りの立ちも良い。
イチゴ、ラズベリーの赤い酸のある果実の香りがしっかり立つ。
スミレや、野ばらの花の香りも豊かで、果実の香りと共に華やかさを持たせる。
加えて、キャンディの香り。
爽やかなハーブ。
リコリスといったスイートスパイスも感じる。
全体的に、とてもフルーティかつフローラルな香りのワイン。

【味わい】
アタックは中程度。
果実の甘い風味があり、また特徴的なのは爽やかさすら感じる酸。
この酸が、甘さと調和、または引き立てるようで、とても心地よい。
タンニンは溶け込んだようで、なめらか。
フレッシュかつフルーティで、流れるような味わいのワイン。

【他印象】
外観は結構濃いめだが、飲んでみると爽やかでフルーティ。
気楽に楽しめる風味な印象だが、果実の風味とそれを引き立てる酸の調和で、満足度を感じさせてくれる。
おいしい。

【適性温度】
14~16度

【アルコール】
12%

【評価(10点満点)】
7

~以上 

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去年、2019ヴィンテージを紹介しました、小布施ワイナリーのちゃぶ台ワイン赤です。

小布施ワイナリーのちゃぶ台ワインは、1本1600円程度。
その手頃さとクオリティから人気うけあいのワインなのですが、これがどうも毎年決まって潤沢に出回ってるわけではなく、時には全然出回らないこともあるそうな。

去年は赤と白両方買えましたが、今年はようやくこの時期になり赤が買えたのみです。
有難くいただきました。


品種は、去年の記事でも紹介しましたが、ベリーアリカントAという、珍しい品種で作られたワイン。
かの川上ブレンドの一つです。

この品種がちゃぶ台ワインに使われている経緯が、ボトルの裏書にありました。
要約しますと、

・以前より、ピノ等欧州品種を色々植えていたが、零下15度の寒さ(!?)に負けて枯れてしまい、何度も植え替えては枯れていた。
・根気も尽き諦めの境地で植えたのが、救世主「ベリーアリカントA」だった。

ということで、厳しい長野の冬でも凍死しない品種だそう。
しかし、長野ってホント寒いんですね、、、


そんなメシアベリーアリカントさんの今年のちゃぶ台ワイン、
飲んでみたところ、これが美味しい。
もしかして、去年より美味しいのでは? 気のせい?

コメント的には、去年も今年も同様で、果実のフルーティさと酸がしっかりしてる、というところですが。
今年は、その風味と酸が良い具合の調和&相乗効果を生んでいて、美味しいと思いました。

これで千円台半ばなのは素晴らしいコスパ。


ご家庭のちゃぶ台でも迎賓館のテーブルでも楽しむのに良いワインです。

合わせる料理ですが、この果実味と酸ならトマト系が合いそうです。トマトソースパスタや、トマト煮のトリッパとか。チーズ&サラミとも。
マグロのタルタルとか合いそうですね。
マスカットベーリーAみたいに、照り焼き系の和食と合わせるのも美味しいと思います。


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